91歳の五木寛之さんが説く、「よろこび上手」のすすめ。『人生のレシピ 日々の歓びの見つけ方』7月10日発売!
人生百年時代を豊かにする必読ガイド、第9弾!
NHK「ラジオ深夜便」の語りから選り抜いたエピソードから、人生を彩り豊かなものにするためのヒントを得る――。累計15万部を超えた作家・五木寛之さんによる「人生のレシピ」シリーズ。その最新刊となる『人生のレシピ 日々の歓びの見つけ方』が7月10日に発売されます。
今回のテーマは「趣味・娯楽・嗜好」。
「よろこび上手こそ、苦しい世に生きていく知恵です。」
「毎日がとてもしんどく感じられたころのこと。一日に一回、どんなことがあってもよろこぶ。そう決心しました」と語る五木さん。引き揚げ時に口ずさんだというセンチメンタルな昔の歌から、極貧生活に活力を与えたロシア民謡や和製シャンソン、作詞家・原作者として携わった歌謡界と映画界、さらには知る人ぞ知る、無類の犬好きの側面まで、日々生きていく糧になったという趣味・娯楽の思い出の数々を披歴する。91歳になった「生き方の先輩」が贈る人気シリーズ、第9弾!
内容
【「はじめに」より】
――〈よろこび上手〉には、生まれながらの素質というものもあるでしょう。家庭の家風もあるだろうし、本人の性格もあります。しかし、人は多少なりとも慣れることができます。うれしいことがたくさんあり、よろこぶ回数が多くなればなるほど、やがて〈よろこび上手〉に変わらないとも限りません。要は、積極的によろこぼう、という姿勢がまず第一歩のような気がするのです。―――
シリーズ第1弾から今回の最新作まで、
特別抜粋記事を「NHK出版デジタルマガジン」で公開中
【目次】
第1章 「戦後を生き抜く力をくれた昭和歌謡」
第2章 「ロシア民謡と私」
第3章 「シャンソンと私」
第4章 「映画原作者のひそかな願い」
第5章 「忘れがたき映画監督たち」
第6章 「私とペットとの関係」
著者紹介
五木寛之(いつき・ひろゆき)
1932年、福岡県生まれ。朝鮮半島で幼少期を送り、引き揚げ後、52年に上京して早稲田大学文学部露文科に入学。57年に中退後、編集者、ルポライターなどを経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門 筑豊篇』ほかで吉川英治文学賞、2010年『親鸞』で毎日出版文化賞特別賞など受賞多数。ほかの代表作に『風の王国』『大河の一滴』『蓮如』『下山の思想』『百寺巡礼』『生きるヒント』『孤独のすすめ』など。日本芸術院会員。
商品情報
書名:人生のレシピ 日々の歓びの見つけ方
著者:五木寛之
出版社:NHK出版
発売日:2024年7月10日
定価:935円(税込)
判型:A5判並製
ページ数:112ページ
ISBN:978-4-14-407317-5
「人生のレシピ」シリーズ
下記「人生のレシピ」シリーズが、全国の書店で展開中です。
詳細や特別公開記事は、下記の「NHK出版デジタルマガジン」でお読みいただけます。
Vol.1『人生百年時代の歩き方』
Vol.2『孤独を越える生き方』
Vol.3『健やかな体の作り方』
Vol.4『疲れた心の癒し方』
Vol.5『幸せになる聞き方・話し方』
Vol.6『新しい自分の見つけ方』
Vol.7『本を友とする生き方』
Vol.8『異国文化の楽しみ方・味わい方』
すべての画像