阿部勇樹、イビチャ・オシムに会いに行く。(後編)
本企画の第7弾として、浦和レッズの阿部勇樹選手と元日本代表監督のオシム氏の対談インタビューを公開いたします。お忙しい中、誠に恐縮ではございますが、是非ご覧いただきご掲載いただけますと幸いです。
記事全文はこちら▶ http://news.line.me/issue/premium/9f99403d6021
動画はこちら▶https://www.youtube.com/watch?v=kZqzCxtMRnA
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■恩師、イビチャ・オシムさんをたずねる旅──
2007年11月、オシム氏は代表監督在任中、脳梗塞で倒れた。そして職を辞し、志半ばで日本を去っていた。
しかし、それから10年の間、阿部選手が恩師のことを忘れたことはひと時もなかった。
ジェフユナイテッド時代、そして日本代表選手としてオシム氏と共に戦った阿部選手が、恩師を訪ねサラエボの地へ。
その旅の様子に、LINE NEWS編集部が密着しました。両氏の独占対談インタビューの後編をお届けします。
「それで、君はいつ、監督になるんだ」──
12月23日、サラエボ市内のホテル。10年ぶりの再会を懐かしむ阿部に、オシムさんはこう投げかけた。
「君もいつでも、そういうチェンジができるように、準備をしたほうがいい」
監督になるための「いい準備」──
「子どもへのトレーニングはとても大事だ。それは子どもたちにとってもそうだし、教える側にとってもそうだ。」
「飛びぬけてうまい子どもがいても、それに目がくらんではいけない。サッカーはこれからも、世界全体でスピードアップしていく。現在よりも速いプレースピードに適応できるか。そういう観点で、子どもの適性をはかれるようでないと。」
「毎日の練習や試合でも、今までと違う角度から同僚や相手のプレーを見るようにする。そして『自分が監督なら、今の自分に何を要求するだろうか』と想像しながら練習をすることも、監督になるためのいい準備になる。」
「オシムの戦術」などなかった──
「きちんと次の試合の相手のことを研究して、分析して、対策を準備する。それが監督の最低限の仕事だ。その積み重ねが、戦術のように見える。」
「当時は「オシムの戦術」などという書き方をする新聞記者もいたな。そんなもの、どこかにあったのか?」
いい指導者になれるタイプの主将──
「いい主将だから、必ずいい監督になれると決まっているわけではない。どんなタイプの主将なのかによって、いい指導者になるかが分かれると思う。阿部は主将として、いつも味方のミスを帳消しにするプレーができていた。それが大事なんだ。」
「阿部は監督に向いていると思っている。自分がやっているプレーを、自分のチームの選手にやらせることができれば、いい監督になれる。ジェフやレッズの選手たちは、阿部がいい監督になれると確信しているはずだ。」
「濃密過ぎる時間でしたね」──
「本当に、サラエボに行けてよかったです。また、いい報告をするためにも、がんばらないといけないですよね。遠くからですけど、見ていてくれますから」
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記事全文はこちら▶ http://news.line.me/issue/premium/9f99403d6021
動画はこちら▶https://www.youtube.com/watch?v=kZqzCxtMRnA
本企画では今後も、スポーツや音楽、芸能といった様々な分野で活躍する人物に焦点を当て、LINE NEWS編集部独自の視点でインタビューを実施してまいります。ご期待ください。
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