【音楽に関する調査】アーティストグッズ購入でより音楽を楽しむ ~広がる「音楽に関連する消費」~
音楽に関わる行動には、CDや楽曲のダウンロード等によって「楽曲を聴く」ことだけではなく、オーディオや室内環境など「視聴するための環境を整える」、コンサートや映像などを「観る」「体験する」、雑誌やグッズといった「関連する商品を購入する」等、さまざまなものがあります。今、生活者の皆さまは音楽に関わるどのような活動を行っているのでしょうか。普段音楽を聴いている全国の16~69歳のT会員の皆さまに、音楽に関わる行動とそれに伴う消費についてお伺いしました。
調査結果概要
●音楽に関連する行動では、「オーディオ類の購入」が約3割、「アーティストグッズなどの購入」が15.5%
●アーティストグッズなどのグッズ購入者の年間利用金額は「1万円~1万5千円未満」が最も多い
●グッズの購入理由は「そのアーティストが好きだから」の他、「公演の記念」や「会場で身につけたい」という
理由が多い。一方で機能面の評価や日常使いの要望も見られる
音楽に関連する行動では、アーティストグッズ購入にお金を使う傾向
「音楽を聴く」こと以外の「音楽に関連する行動」では、「音楽を視聴するためのオーディオ類(ヘッドホン・イヤホン含む)を購入した」が30.3%、「アーティストグッズやフェス・公演のオリジナルグッズを購入した」が15.5%の回答となりました。
音楽に関連する行動に、1年間でどの程度お金をかけているか見ていくと、「音楽を視聴するためのオーディオ類(ヘッドホン・イヤホン含む)を購入」は、「1000円~3000円未満」「3000円~5000円未満」が多くなっていますが「3万~5万円」まで広く分布しています。「アーティストグッズやフェス・公演のオリジナルグッズを購入」は「1万円~1万5千円未満」が最も多く、他の行動と比較すると高額の利用者が多い傾向が見られます。
アーティストグッズに求められることも多様に
「アーティストグッズやフェス・公演のオリジナルグッズ」について、その購入理由を見ていくと「そのアーティストが好きだから」(92.1%)はもちろん、「コンサートやフェス・公演の記念としたいから」(49.3%)、「コンサートやフェス・公演の会場で身につけたり持ちたいから」(41.4%)が高くなりました。
一方で「デザインや機能が良かったから」(24.0%)、「フェス・公演のタイミングに関わらず日常的に使えるものを探していたから」(11.9%)も挙げられており、機能面の評価や日常使いの要望もあるということがわかりました。
CCCマーケティング総研のホームページから本調査のレポートのダウンロードが可能ですのでぜひご覧ください。
本調査詳細データのご案内
CCCマーケティング総研では、本調査の詳細をご紹介するコラムをホームページで公開しています。また、集計表を販売しております。詳しくはこちらのページをご覧ください。
【https://thinktank.cccmk.co.jp/column-75】
■調査データ概要
音楽に関する調査(2023年3月)
調査地域 :全国
調査対象者:普段音楽を聴いている男女16~69歳のT会員(事前調査にて対象者を抽出)
有効回答数:2,443サンプル
調査期間 :2023年3月22日(水)~2023年3月28日(火)
実査機関 :CCCMKホールディングス株式会社
調査方法:インターネット調査(Tリサーチ)
■CCCマーケティング総合研究所の概要
名称:CCCマーケティング総合研究所(CCCマーケティング総研)
URL:https://www.cccmk.co.jp/thinktanks
設立:2020年7月21日
生活者の消費データ、インサイトや心の変化、さらには社会環境や経済情勢などを踏まえ、生活者のみなさまの「ちょっといいな」を実現するために、2020年に発足しました。
我々は『生活者の皆さまと共に歩み、共に考えるシンクタンク』として生活者の意識把握に努め、その声をもとに「データ」×「クリエイティブ」×「コンサルティング」のチカラによって皆さまの未来創造に伴走します。
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