黒人女性でアジア系初のアメリカ大統領候補の伝記『カマラ・ハリス 未来をあきらめない』を発売
トランプ氏とアメリカ大統領選を闘ったカマラ・ハリスの、選挙結果までを盛りこんだ最新の伝記。
株式会社ポプラ社は、小学校中学年以上を対象とした、カマラ・ハリスの伝記『カマラ・ハリス 未来をあきらめない』を1月16日に発売いたしました。カマラ・ハリスは、ドナルド・トランプ氏と選挙戦を闘い、多くの人を勇気づけた黒人女性でアジア系初のアメリカ大統領候補です。カマラの将来に影響を与えたエピソードはもちろん、アメリカ政治への理解が深まる解説も収録しています。
「最初の一人」として道を切りひらいてきた、カマラの物語
カマラの母親はインド出身、父親はジャマイカ出身。そのようなルーツと見た目を持つ人が、政治家としてナンバー2である副大統領を務め、さらに大統領候補になるのは、アメリカの歴史のなかでも初めてでした。「初めて」ばかりの道をどのように切りひらいてきたのか、その原動力となった思いや出来事を、彼女の生い立ちからひもとく一冊です。すぐに結果が出なかったり、何かをあきらめそうになった時に、子どもたちを勇気づける内容となっています。
小学校中学年から読める工夫がいっぱい
巻頭には、カマラの人生がダイジェストでわかるカラー口絵4ページを収録。さし絵も随所に入っており、小学校4年生以上の漢字にはルビが振ってあります。また巻末には、本文理解の助けとなるよう、カマラの生まれた場所とアメリカ50州の位置がわかる地図、そして「アメリカ議会のしくみ」「アメリカ大統領選挙の流れ」についての解説も掲載しています。
選挙結果を受けたカマラの、心を打つスピーチも収録
「闘いは、ときに時間がかかります。でも、それは勝てないという意味ではありません。
大切なのは、絶対にあきらめないことです。この世界をもっといい場所にするための努力を、
どうかやめないで。あなたたちには力があります。まだ実現されていないからという理由だけで、そんなの無理だと言ってくる人の声には耳を貸さないで」 ──本文より
停滞する日本社会を生きる、子どもたちを力づけるメッセージにあふれた一冊です。
『カマラ・ハリス 未来をあきらめない』
ポプラ社ノンフィクション(48)
黒人女性でアジア系初のアメリカ大統領候補となったカマラ・ハリス。「最初の一人」として道を切りひらいてきた、カマラの物語。
発売年月:2025年1月
定価:1650円(10%税込)
書誌詳細:https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/4047048.html
Amazon:https://x.gd/zU9Xy
著者プロフィール
<作者>
カーステン・アンダーソン (Kirsten Anderson)
ニューヨークシティで愛犬のポメラニアン「サンフラワー」と暮らす作家兼女優。
子ども向けの伝記をいくつか執筆している。
<訳者>
長尾莉紗(ながお・りさ)
早稲田大学政治経済学部卒。英語翻訳者。訳書に、ミシェル・オバマ『マイ・ストーリー』、バラク・オバマ『約束の地』、ピーター・ゼイハン『「世界の終わり」の地政学』(共訳、以上集英社)、ジョー・バイデン『約束してくれないか、父さん』、シーラ・フレンケルほか『フェイスブックの失墜』(共訳、以上早川書房)、アドーラ・スヴィタクほか『声をあげて、世界を変えよう!』(DU BOOKS)などがある。
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