成田空港「エアポートシティ」構想実現に向けた取組第1弾 NRT(ナリタ)エリアデザインセンターと京成電鉄株式会社との特別パートナーシップ協定の締結について
~空港と各拠点を結ぶ効率的な地域公共交通ネットワークの実現に向けて~

NRTエリアデザインセンター(センター長:石田 東生(筑波大学名誉教授)、以下「NADC」)と京成電鉄株式会社(社長:天野 貴夫、以下「京成電鉄」)は、 “成田空港「エアポートシティ」構想” の実現に必要な事項について、共に検討することを目的とし、本日特別パートナーシップ協定を締結しました。今回の取組は、NADCと民間事業者との取組の第1弾であり、本協定の締結を契機として、成田空港「エアポートシティ」構想の実現に向けた空港と各拠点を結ぶ効率的な地域公共交通ネットワークの実現等に向けた検討を進めてまいります。
■協定締結の目的
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NADCは、成田空港第2の開港プロジェクトによる効果を空港のみならず、周辺地域にも最大限波及させるとともに、国際的な産業拠点の形成やそれを支える地域づくりの取組により、更なる航空需要の創出や我が国の経済発展、国際競争力の強化に寄与することを目指しており、本年6月に成田空港「エアポートシティ」構想を策定しました。
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京成電鉄は、本年5月に公表した中期経営計画 D2プランにおいて、「空港アクセス強化の推進(事業エリアの活性化)」の取組の1つとして「エアポートシティ」の実現へ寄与していくことを掲げました。
このような状況のもと、両者では成田空港「エアポートシティ」構想の実現に向けて、次に掲げる 項目について連携していくことを目的としています。
■主な連携事項
成田空港「エアポートシティ」構想の実現に向けた
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空港周辺の地域公共交通や新たな交通モードの検討に関すること
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産業拠点形成及び居住地整備(商業施設等含む)に向けた取組と地域公共交通の一体的な検討に関すること
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空港周辺地域の観光振興に関すること
~空港と各拠点を結ぶ効率的な地域公共交通ネットワークの実現~
エアポートシティ構想では”誰もが輝き、世界と響き合う「フラッグシップ・エアポートシティ」“の実現を目指し、世界の活力を取り込んで国際的な産業拠点を形成するとともに、日本で最も国際的なまちとして、誰もが心身ともに豊かに働き、学び、暮らせるグローバルでウェルビーイングな環境の実現を目指しています。


<参考>NRTエリアデザインセンターとは
2025年4月1日に千葉県(知事:熊谷 俊人)と成田国際空港株式会社(代表取締役社長:藤井 直樹)において設立した組織であり、成田空港第2の開港プロジェクトによる効果を周辺地域にも最大限波及させることを目的としています。
(NRTエリアデザインセンターについて)
https://www.narita-airport.jp/ja/company/airport-operation/nrt-areadesigncenter/
(成田空港「エアポートシティ」構想について)
https://www.pref.chiba.lg.jp/kuushin/narita/kousoukouhyou.html
(成田空港「第2の開港」について)
https://www.pref.chiba.lg.jp/kuushin/narita/dai2nokaiko.html
(京成電鉄 中期経営計画 D2プラン)
https://www.keisei.co.jp/keisei/ir/library/dl/presentation/2025_d2-plan.pdf
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