【新国立劇場】《待望の上演「こどものためのオペラ劇場」ゴールデンウィークはとびきり楽しいオペラを親子で楽しもう!》

新国立劇場(東京都渋谷区)に「こどものためのオペラ劇場」が14年ぶりに待望の登場。イギリスを代表する作曲家ブリテンの、舞台と子どもたちへの愛情がたっぷり詰まった名作『オペラをつくろう!小さなエントツそうじ屋さん』をお届けします。この作品は、オペラ『小さなエントツそうじ屋さん』本編の前に、オペラの世界に誘う短い劇と、劇中で歌う劇中歌を客席みんなで練習する“リハーサル”が付いた作品。舞台には子どもも大人も出演。客席のみんなも一緒に劇中歌を歌って、オペラ『小さなエントツそうじ屋さん』を創り上げます。今年のゴールデンウィークは、新国立劇場でオペラ鑑賞デビューして、特別な思い出をつくりましょう。
新国立劇場で、ワクワクドキドキするオペラを親子で楽しもう!

『オペラをつくろう!小さなエントツそうじ屋さん』は、イギリスを代表する作曲家ブリテンの、舞台と子どもたちへの愛情がたっぷり詰まった名作です。舞台には子どもも大人も出演し、客席のみんなも一緒に劇中歌を歌って、オペラ『小さなエントツそうじ屋さん』を創り上げます。いわば参加型なので、客席の子どもたちも自然とオペラに巻き込まれること間違いありません。
『小さなエントツそうじ屋さん』は、煙突掃除として働かされている男の子サムを助けようと、煙突屋敷の子どもたちが知恵を絞って大人を出し抜く物語。等身大の子どもたちと一緒にドキドキ、ワクワクする趣向なので、「オペラなんて難しいかも」という心配はいりません。ブリテンが子どものために創ったとびきりの歌を一緒に歌って、オペラの世界に飛び込みましょう。
子どもたちに優れた生の舞台芸術を届け、オペラの楽しさを体験する機会を提供する「こどものためのオペラ劇場」の登場は14年ぶり、待望の上演です。子どもたちが生の舞台に入り込み、想像力を目一杯働かせて共感し、親子で感動を共有するかけがえのない時間をお届けします。
さあ、みんなでオペラの扉を開けましょう!ゴールデンウィークは、ご家族と、お友達と、新国立劇場でオペラ鑑賞デビュー!
オペラが初めての子どもたちへ。ブリテンの名作『オペラをつくろう!小さなエントツそうじ屋さん』
オペラは、登場人物の気持ちやせりふを「歌うこと」で表現してストーリーが進行する、演劇と音楽が融合した舞台芸術です。イギリスを代表する作曲家ベンジャミン・ブリテンは、オペラやバレエなど、舞台のための作品も沢山作っていますが、子どものための作品もライフワークとしていました。ブリテンの管弦楽曲『青少年のための管弦楽入門』は、世界中で音楽鑑賞教材として親しまれている名曲です。そのブリテンの愛情がたっぷり詰まった『オペラをつくろう!小さなエントツそうじ屋さん』は、「青少年のためのエンターテインメント」と副題が付けられた、世界中で愛されている名作です。
舞台には大人も子どもも出演。歌って、参加して、自分たちのオペラを体験!

『オペラをつくろう!小さなエントツそうじ屋さん』には、大人のオペラ歌手と一緒に、サム(煙突掃除の男の子)、サムを助けようと奮闘するお屋敷の末っ子ソフィー、双子のいとこヒューとティナとして、4役8名のジュニアキャスト(子役)が出演します。歌い演じる楽しさいっぱいの等身大の子どもたちの演技に、子どもたちもワクワクさせられることでしょう。
さらに、この作品は、客席の子どもたちが歌うためのとびきり洒脱な曲が含まれているのが特徴。子どもたちも自然と、能動的にオペラの世界に入り込んでいく仕掛けになっています。
第1部、「オペラって何?」「私たちにもオペラができるかな」という会話の劇から、この舞台は動き出します。第2部は客席の観客も一緒に歌って参加する、劇中歌の「リハーサル」。そして第3部としていよいよ、皆で創り上げたオペラ『小さなエントツそうじ屋さん』が舞台にかかります。
音楽が物語を語り、声と声があわさって気持ちを共有できるのはオペラならでは。音楽が綴るお芝居に、心動かされること間違いありません。子どもたちも参加しながらスピーディーに進むので、「オペラなんて難しそう」「飽きてしまうかも」という心配はご無用です。
舞台は移動遊園地。カラフルで楽しい舞台が、オペラの世界への扉を開く

舞台は移動遊園地のサーカス小屋のようなイメージで創られます。劇場に足を踏み入れた瞬間から、楽しそうな物語の世界にワクワクすることでしょう。舞台ならではのちょっとノスタルジックでアナログな演出もありそうです。もちろん、美しい歌声や目の前で演奏する2台のピアノと弦楽器、打楽器によるアンサンブルによる色とりどりの音楽も、きっと心に染みることでしょう。
舞台にワクワクドキドキして、帰り道や帰宅後にご家族やお知り合いと「こんな舞台だったよ」と話しあう経験は、きっと一生の思い出になるはず。創り手の想いの詰まった舞台芸術の良さを、ぜひ全身で受け止めてください。
『オペラをつくろう!小さなエントツそうじ屋さん』あらすじ
小さな男の子サムは、乱暴者の男ボブとクレムのもとで、エントツそうじの仕事をさせられている。ある日エントツに入ってそうじをしていたサムは、体がはさまって出られなくなってしまう。エントツから聞こえるさけび声に気づいた、その家の子どもたち――ジュリエット、ソフィー、ゲイ、そしていとこのジョンにヒューとティナ――は、中に男の子がいるのにびっくり。みんなでサムを引っぱり出してボブとクレムに見つからないようにかくし、すすだらけの体をおふろでピカピカにあらい、食べ物を食べさせる。サムからつらい生活の話を聞いた子どもたちは、何とかしてサムをボブとクレムから助け出して家へ帰そうと、サムをにがす作戦を立て始めた…。
公演概要
新国立劇場 こどものためのオペラ劇場2025
オペラをつくろう!小さなエントツそうじ屋さん
【公演日程】2025年5月5日(月・祝)11:00/15:00 5月6日(火・休)11:00/15:00 全4回公演
【会場】新国立劇場 小劇場
【スタッフ】作曲:ベンジャミン・ブリテン/台本:エリック・クロージャー/訳詞・脚色:加藤 直
指揮:冨平恭平/上演台本・演出:澤田康子/美術:長田佳代子
【出演】秋本健/田中雅史、中川誠宏/高橋拓真、浅野友希/加藤岳、立川かずさ/松浦麗、中村麻梨絵/和田しほり、島内菜々子/重田栞、中村彩乃/竹村麻帆、川越未晴/岩本麻里、前川依子/齊藤日向、本村伊吹/小安央十和、漆畑有里菜/鶴丸ソフィー碧以
演奏:新国立劇場こどもオペラ・アンサンブル(東京フィルハーモニー交響楽団メンバーによる)
ピアノ:古瀬安子、下村景
【後援】渋谷区教育委員会、東京都公立小学校長会、東京私立初等学校協会
【特別協賛】京王電鉄株式会社、株式会社 タカラトミー
【協賛】株式会社 小学館、コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社、三菱重工機械システム株式会社
【制作】新国立劇場
【チケット料金】 こども(4歳から小学生)2,750円 ・ 大人(中学生以上)5,500円
【チケットのお求め】新国立劇場ボックスオフィス 03-5352-9999 (10:00~18:00)
WEBボックスオフィス https://nntt.pia.jp/
【アクセス】京王新線(都営新宿線乗入)初台駅中央口直結
公演およびチケットの詳細については、新国立劇場ウェブサイトをご覧ください。
<新国立劇場について>

新国立劇場は、日本唯一の現代舞台芸術のための国立劇場として、オペラ、バレエ、ダンス、演劇の公演の制作・上演や、アーティストの研修などの事業を行っています。施設面では、オペラ、バレエ、ダンス、演劇の上演に特化して設計された3つの劇場と、リハーサル室や情報センターなどがひとつに集まった劇場です。新国立劇場は東京オペラシティビルに隣接しており、観劇前後のお食事やお買い物もあわせてお楽しみいただけます。
新国立劇場が制作する主催公演は年間およそ30演目、250公演に及び、毎年およそ20万人のお客様が来場しています。オペラ、舞踊、演劇3部門の芸術監督がリードする主催公演は世界水準と評価が高く、上演した作品や出演したアーティストが音楽、舞踊、演劇の数々の賞を受賞しています。
新国立劇場では、毎年秋に始まるシーズン公演のほかに、1998年から続く高校生のためのオペラ鑑賞教室をはじめ、こどものためのオペラ劇場/こどものためのバレエ劇場などの青少年のための普及公演も積極的に行ってきました。こどものためのオペラ劇場では、これまでに『ジークフリートの冒険~指環をとりもどせ!』『スペース・トゥーランドット』『パルジファルとふしぎな聖杯』を上演し、子どもたちがオペラのエッセンスを体験する親しみやすい公演を提供してきました。
近年、新国立劇場では、公演記録映像のインターネット配信や、障がいをもつお客様への観劇サポート、劇場のオープンスペースを活用した衣裳展示など、さらに舞台芸術を身近に親しんでいただくための取り組みにも注力しています。


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