『エン派遣』ユーザー1800人に聞いた「就業前後のギャップ」調査ー『エン派遣』ユーザーアンケートー

6割以上が就業前後のギャップで「仕事を辞めたことがある」と回答。ギャップが原因で退職した方の理由、トップは「仕事内容」。

エン・ジャパン株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：鈴木孝二）が運営する日本最大級の派遣情報サイト『エン派遣』（https://haken.en-japan.com/）上で「就業前後のギャップ」についてアンケート調査を行ない、1,815名から回答を得ました。以下、概要をご報告します。

結果概要

★　80％が入社前後で「ギャップを感じた経験がある」と回答。ギャップに感じたポイント、

　　トップ3は「仕事内容」「職場の雰囲気」「仕事量」で昨年と同じ結果に。

★　6割以上が就業前後のギャップで「仕事を辞めたことがある」と回答。

　　ギャップが原因で退職した方の理由、トップは「仕事内容」。

★　ギャップが原因で退職した方の就業期間、最多は「1ヵ月以内」。

　　「仕事内容」のギャップが早期退職に繋がりやすい傾向に。

★　44％が入社後にうれしいギャップを感じた経験があると回答。

　　ギャップのない就業をするために「良い面だけでなく悪い面も教えてくれる会社を選ぶ」

　　ことを重要視する方が多数。

■調査結果　詳細

1：80％が入社前後で「ギャップを感じた経験がある」と回答。ギャップに感じたポイント、トップ3は「仕事内容」「職場の雰囲気」「仕事量」で昨年と同じ結果に。（図1～2）

入社前後でギャップを感じた経験があるかを伺うと、「ある」と回答した方は80％でした。入社前後のギャップを感じた経験がある方に、どんなポイントにギャップがあったかを伺うと、トップ3は「仕事内容」（58％）、「職場の雰囲気」（39％）、「仕事量」（33％）で昨年と同じ結果になりました。

※2600人に聞いた「就業前後のギャップ」調査（2023年8月発表）

 （https://corp.en-japan.com/newsrelease/2023/34225.html）

【図1】面談や面接で聞いたこと・求人情報などから想像していたことと状況が違ったなど、入社前後でギャップを感じた経験がありますか？

【図2】就業前後のギャップを感じた経験が「ある」と回答した方に伺います。どんなポイントにギャップがありましたか？（複数回答可）

2：6割以上が就業前後のギャップで「仕事を辞めたことがある」と回答。ギャップが原因で退職した方の理由、トップは「仕事内容」。（図3～4）

就業前後のギャップを感じたことがある方に、ギャップが原因で仕事を辞めたことがあるかを伺うと、61％が「ある」と回答しました。入社前後のギャップが原因で仕事を辞めたことがある方に、退職の原因になった一番のギャップを伺うと、最多は「仕事内容」（28％）でした。退職の原因になったギャップについての具体的なコメントも紹介します。

【図3】就業前後のギャップを感じた経験が「ある」と回答した方に伺います。これまでにギャップが原因で仕事を辞めたことはありますか？

【図4】ギャップが原因で仕事を辞めたことが「ある」と回答した方に伺います。退職の原因になった一番のギャップポイントは何ですか？

Q.退職の原因になったギャップの内容について、具体的に教えてください。

▼「仕事内容」と回答した方

・仕事から学べることが少なく、仕事量も少なかったため時間を持て余してしまった。（20代女性）

・Excelのスキルを活かせる仕事と聞いていたが、実際にはExcelはほぼ使わない業務がメインだった。（30代女性）

・営業の仕事はないと聞いていたが、入社したら結局営業もやることになった。（40代男性）

▼「職場の雰囲気」と回答した方

・優しい雰囲気の職場をイメージしていたが、常に従業員の余裕がなく、ピリピリした空気感が漂っていた。（20代女性）

・アットホームな会社だと聞いていたが、厳しい上下関係、暗黙のルールだらけの職場だった。（30代女性）

・自分と似たタイプの方がおらず、孤立していた。休憩中もあまり気が休まらず、リラックスして仕事に臨めなかった。（40代男性）

3：ギャップが原因で退職した方の就業期間、最多は「1ヵ月以内」。「仕事内容」のギャップが早期退職に繋がりやすい傾向に。（図5～6）

これまでにギャップが原因で仕事を辞めたことがある方に、退職したお仕事での入社から退職までの期間を伺うと、最多は「1ヵ月以内」で29％、次いで「2～3ヵ月以内」（25％）、「4～6ヵ月以内」（17％）が続きます。就業前後にギャップを感じた方は、入社半年以内の離職が多いことがわかりました。

退職原因別で見ると、半年以内の退職は「仕事内容」にギャップを感じた方が多いことが分かります。一方「残業時間」や「仕事量」を退職理由に挙げる方は、就業期間「2年目～」に多いことが分かりました。

【図5】ギャップが原因で仕事を辞めたことが「ある」と回答した方へ、退職したお仕事について伺います。入社から退職までの期間を教えてください。
※ギャップが原因で退職した経験が複数回ある方は「最短」で退職されたお仕事について教えてください。

【図6】ギャップが原因で仕事を辞めたことが「ある」と回答した方へ、退職したお仕事について伺います。入社から退職までの期間を教えてください。（退職原因別）

4：44％が入社後にうれしいギャップを感じた経験があると回答。ギャップのない就業をするために「良い面だけでなく悪い面も教えてくれる会社を選ぶ」ことを重要視する方が多数。（図7～8）

ギャップのない就業をするために有効だと思うのはどんなことか伺うと、上位は「良い面だけでなく悪い面も教えてくれる会社を選ぶ」（65％）、「疑問・不安な点は入社前に必ず確認する」（61％）でした。

また、44％が入社後に「良いギャップ」「うれしいギャップ」を感じた経験があると回答しています。具体的なエピソードもあわせて紹介します。

【図7】ギャップのない就業をするために有効だと思うのはどんなことですか？（複数選択可）

【図8】入社後に「良いギャップ」「うれしいギャップ」を感じた経験はありますか？

Q.入社後に「良いギャップ」「うれしいギャップ」を感じた経験があれば、具体的に教えてください。

・年上の方が多い職場だったが、フレンドリーに接してもらえて、業務上で頼ってもらえることもあり、嬉しかった。（20代女性）

・直属の上司の方がとても優しく、いつも気にかけてくれてとても嬉しかった。（20代女性）

・改善したほうが良いことを言いやすい環境で、意見を柔軟に受け入れてすぐに対応してくれた。（30代女性）

・募集時の業務内容だけではなく、過去の経験も踏まえて業務を任せてもらえた。（30代女性）

・スキル習得の時間を用意してもらえ、新しい分野の仕事も担当させてもらえた。（40代男性）

・業務に励んだ結果、自分のスキルアップにつながる別業務も任せてもらえるようになった。（40代男性）

【調査概要】
■調査方法：インターネットによるアンケート
■調査対象：『エン派遣（http://haken.en-japan.com/）』を利用するユーザー
■有効回答数：1,815名
■調査期間：2024年10月1日～10月31日

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▼プレスリリース　ダウンロード

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エン・ジャパン株式会社

広報担当：清水、高田、齊藤、高田（竜）、國島
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