「生まれてきてくれてありがとう」 悪性リンパ腫で「余命半年」の宣告を受けた父親が、愛娘に伝えておきたい“いのちのメッセージ”

著者のがんや愛娘との向き合いは、朝日放送などがニュースに。『お父さんは、君のことが好きだったよ。「余命半年」の父が娘へ残すことば』(扶桑社刊)発売

株式会社扶桑社

患者のさまざまな事情で抗がん治療をやめる人はいる。
著者、加治川健司氏(53歳)もそのひとりだった。

著者は2019年に悪性リンパ腫になり、その後、2回の抗がん剤治療を行うも寛解には至らなかった。

「ステージⅣ」である著者は、前回の治療よりも強い薬を投与されるので、副作用は以前よりも強くなる。さらに、1回目の治療は5年生存率が80%だったが、2回目の抗がん剤治療ではその数値よりも下がり、5年生存率は40%になると言われる。
ならば3回目は何%なのかと聞いたら、10%以下だという。
しかも、家族に会えずに孤独な治療が求められる…。

2020年、悩みぬいた末に3回目の抗がん剤治療を行わない選択をする。そして、告げられた「余命半年」の宣告。

著者は、残りが少ないかもしれない自分の人生を家族と一緒に過ごすということを選んだ。そして、一人娘に在りし日の自分の姿を残そうと、それまで興味のなかったYouTubeを始めた。


 

 本書には、著者、加治川健司氏が愛娘に伝えておきたい“いのちのメッセージ”が収まっています。死を直面して心残りとなる愛娘への想いを語った家族の絆を感じていただければ本望です。

「キミに1番伝えたいことは「生まれてきてくれてありがとう」ということ。
 本当にありがとう。
 キミと過ごした9年間はお父さんの宝物。最高に楽しくて、嬉しい時間でした。
 人生に悔いとかないんだけど、もう少し、ほんのもう少しだけ、キミと一緒の時間を過ごしたかったなぁ。誇るべきことのなかったお父さんの人生はキミとキミのお母さんのおかげで豊かなものになりました。
 ありがとう。何回でも言いたい。生まれてきてくれてありがとう。」

【YouTubeで加治川氏が娘に送ったメッセージの一部】(本書P3掲載)
 

撮影/山田耕司(扶桑社)撮影/山田耕司(扶桑社)

撮影/山田耕司(扶桑社)撮影/山田耕司(扶桑社)



 
  • 内容
第1章 突然のがん告知――。そこから始まった闘病
第2章 自分と靖子が出会って、そして風花が生まれてきてくれた
第3章 2回目のがん告知。抗がん剤治療への苦悩
第4章 2022年2月、YouTubeを始めた理由
第5章 がんになったからこそ、わかったこと、そして伝えたいこと
 
  • 著者プロフィール
加治川健司(かじかわ・けんじ)
1969年、東京都生まれ。1987年に高校卒業後に自転車で日本一周を達成する。1988年には、カナダ・ユーコン川でカヌーツーリング、チリでパタゴニアトレッキングなどを行うなど、世界での生活を送る。帰国後の1990年に就職をするも、1998年に島根県に移住して林業家となる。2001年に結婚、2012年5月に長女が生まれる。2019年6月、結節性リンパ球優位型ホジキンリンパ腫のステージⅣが発覚。2回の抗がん剤治療を行うが、がんが再発。その後、悩みぬいた末に治療をしない決断をする。2022年2月、医師から「余命半年」の宣告を受ける。同月、娘に自分の想いを残すために、YouTube「ジャムミント」(https://www.youtube.com/@user-jam-mint)を始める。
 
  • 書誌情報
タイトル:お父さんは、君のことが好きだったよ。 「余命半年」の父が娘へ残すことば
著者:加治川健司
定価:1,760円(本体1,600円+税)
発売日:2023/02/02
ISBN:978-4-594-09396-9
発売:扶桑社
 
  • 購入サイト
Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/4594093965/
楽天ブックス
https://books.rakuten.co.jp/rb/17386845/
 
  • 著者インタビューなど本書に関するお問い合わせ
株式会社扶桑社 宣伝PR宛
senden@fusosha.co.jp
 

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会社概要

株式会社扶桑社

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URL
http://www.fusosha.co.jp/profile/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都港区海岸1-2-20 汐留ビルディング19F
電話番号
-
代表者名
秋尾弘史
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1984年05月