緒方数馬・山瀬まゆみによる「Lefthanded Eyesclosed Drawings By ZIMBO PRESS」を、10月1日（火）より渋谷サクラステージ 4F re-searchにて開催。

概要

渋谷サクラステージ 4Fのアートコミュニティスペース 「re-search」。10月の展示は、コンセプチュアルな作品を制作するアーティスト、緒方数馬とペインターの山瀬まゆみによる作品をご紹介します。展示するのは、二人が行うサイドプロジェクト「ZIMBO PRESS」より創刊したZINE「Lefthanded Eyesclosed Drawings」をもとに制作されたリトグラフ作品などの数々。いずれも作家が目を閉じ、利き手でない手（左手）で描いた文字やオブジェクトとなっています。その制作過程のドキュメント映像も会場にて公開します。

アーティストステートメント

アイマスクをし、手探りで道具を探り、キャンバスへと向かう。

これらは当然として目の前に広がる世界、正確に反応する身体を改めて確認する行為とも言える。意図的に視覚を制限することは、強制的に意識そのものと向き合うアシストとなり、行動を制限することで脳から手へと送られる信号の伝達過程をもその（意識の）中に含まれる行為と化す。頭の中にある対象はなんの不満もなく目一杯キャンバスへと描かれる。目を開ける前までは……。

真っ暗な中、手探りで制作された作品をご鑑賞いただければと思います。

山瀬まゆみ　緒方数馬

プロフィール

緒方数馬

緒方数馬

福岡県生まれ、現在は東京を拠点に活動する。 日用品を使った立体や積み上げていくインスタレーション作品のシリーズを始め、スニーカーの痕跡で描いたキャンバス作品など、多様なメディアを使い制作する。

山瀬まゆみ

山瀬まゆみ

東京都生まれ。幼少期をアメリカで過ごし、高校卒業と同時に渡英。 ロンドン芸術大学、チェルシー・カレッジ・オブ・アーツ＆デザインにてファインアート学科を専攻。現在は東京を拠点に活動する。抽象的なペインティングとソフトスカルプチャーを主に、相対するリアリティ (肉体)と目に見えないファンタジーや想像をコンセプトに制作する。

販売について

会場展示作品は10月1日（火）から10月31日（木）まで販売。併設のTSUTAYA BOOKSTOREレジカウンターにお声かけください。SHARE LOUNGE前平台にて、ZINEの特別販売もいたします。

展示詳細

緒方数馬・山瀬まゆみ「Lefthanded Eyesclosed Drawings By ZIMBO PRESS」
会期｜10月1日（火）～10月31日（木）
時間｜8：00～23：00
会場｜shibuya Sakura Stage4F re-search（TSUTAYA BOOKSTORE 前）

映像協力｜Riyo Nemeth
サクラステージ公式サイト　https://www.shibuya-sakura-stage.com/

re-search

アートの力で渋谷を盛り上げる「re-search」は、CCC アートラボが手がける、アートコミュニティスペースです。次世代アーティストを応援する企画やイベントを通じて、渋⾕をアートの力で盛り上げていきます。

CCCアートラボ

CCCアートラボは、企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の中で「アートがある生活」の提案をする企画集団です。わたしたちは「アートがある生活」の提案を通じて、アートを身近にし、誰かの人生をより幸せにすること、より良い社会をつくることに貢献したいと考えています。これまで行ってきた、店舗企画やアートメディア、商品開発やイベントプロデュースなど、長年の実業経験を通して培った知見をもとに、わたしたちだからできるアプローチで企画提案をします。
https://www.ccc-artlab.jp/