親は子どもにどの段階まで進学してほしい? 1位は「大学卒業まで(59.7%)」
子どもに身につけてほしい力は、1位「コミュニケーション力」、2位「表現力」
株式会社⼩学館集英社プロダクションは、全国の未就学〜⼩学⽣の⼦どもをもつ男⼥209名を対象に、お⼦さんの教育に関するアンケート調査を実施しました(※1)。
お子さんに望む進学のイメージや、将来に向けてお子さんに身につけてほしい力について伺いました。
※1<アンケート調査概要>
表題題:「お⼦さんの教育に関するアンケート」
調査対象:未就学〜⼩学⽣のお⼦さんをもつ⽅
調査⽅法:インターネット調査
調査期間:2023年6⽉16⽇〜6⽉18⽇
有効回答数:209名
調査エリア:全国
子どもの進学について親として何らかの希望あり「68.9%」
1位は「大学卒業まで」で59.7%
全体の7割近く(68.9%)の親が、子どもの進学について希望が「ある」と回答する結果となりました。
どの段階までの進学を希望しているかは、1位「大学卒業まで(59.7%)」、2位「高校卒業まで(23.6%)」、3位「短大卒業まで(9.0%)」、4位「大学院まで進学してほしい(4.9%)」、5位「中学卒業まで(2.1%)」となり、約6割(59.7%)の親が「大学卒業まで」を希望していることがわかりました。
身につけてほしい力は1位「コミュニケーション力」、2位「表現力」、3位「論理力」
子どもに身につけてほしい力は、「コミュニケーション力」がダントツ1位、次いで2位「表現力」、3位「論理力」、4位「言語力」、5位「読解力」、6位「直感力」となりました。
調査を終えて
学歴重視・競争重視といった社会の風潮は変わりつつあり、進学先も仕事も多様な選択が可能な時代になってきたと言われています。しかしながら、こと我が子の進学においては「大学卒業まで進学してほしい」という声が最多となり、まだまだ堅実な考えをもつ方が多いことがわかりました。
子どもに身につけてほしい力については、「コミュニケーション力」「表現力」が上位となり、テストで点をとるためだけの力ではなく、人間関係の構築や他者理解、自分の考えを相手に伝えるなど、対人において発揮される力を重視されている方が多いことがわかりました。
「表現力」に関しては、近年の大学入試において、作文や記述式の問題も増えていますので、対人においても重要、学力面においても重要な力と言えそうです。
学校や家庭での学習はもちろんのこと、読書習慣をつけたり、習い事等で他人とコミュニケーションをとる経験をさせたりと、限られた時間のなかではありますが、子どもの可能性を拡げ、力を伸ばしていく取り組みをさせてあげられたらいいですね。
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