ベネッセとコドモンが共同開発 園向けICTサービス「保育ドキュメンテーション」が販売開始 1年半で導入施設2000園を突破
コロナ禍による園と保護者のコミュニケーション不足を解消
株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山県岡山市、代表取締役社長:小林仁、以下:ベネッセ)が、保育ICTシステムを提供する株式会社コドモン(本社:東京都港区、代表取締役:小池義則、以下:コドモン)と共同開発したサービス「保育ドキュメンテーション」が、販売開始1年半で、導入施設数2000園を突破しましたことを、お知らせいたします。
「保育ドキュメンテーション」は、保育の質の向上を目的として、保育士が毎日の保育を写真付きで「記録、振り返り、予想、計画」するものです。ベネッセとコドモンは、多忙な園でも使いやすい「保育ドキュメンテーション」サービスを共同開発し、園長や保育士の日々の業務負担軽減を目的とした保育業ICTシステム「CoDMON(コドモン)」の一機能として、2020年4月より提供を開始しました。
サービス開始以来、多くの園に導入いただいておりましたが、とくにこのコロナ禍で導入を検討する園が増加しました。コドモンが2021年8月に行った調査では「保護者に施設での子どもの様子や行事等を直接見てもらう機会が減少した 78.7%」※1、またベネッセの調査では、「コロナ禍で園と保護者のコミュニケーション量が減っている 61%」、「園での園児の様子を保護者に見てもらう機会が減っている 83.4%」※2との結果が出ています。「保育ドキュメンテーション」は、写真とコメントで園での様子を記録し、さらに園での様子を園内掲示物や、保護者への連絡帳に配信するなど、さまざまな形で保護者に伝えることが可能です。コロナ禍での保護者とのコミュ二ケーション不足の解決につながるとの声をいただいております。
今後もベネッセでは、保育ドキュメンテーションを利用した、保育の質向上、園の業務省力化、そして働きやすい職場の実現に向けた取り組みを推進してまいります。
※1新型コロナウイルスにおける保育所運営への影響について 2021年8月 コドモン調べ インターネット調査
https://newscast.jp/news/2689720
※2ベネッセ調べ 時期:2021/6/18-21 対象:保育園・幼稚園で0~5歳児を担当している先生 1,110名 形式:インターネット調査
CoDMON 保育ドキュメンテーション
「保育ドキュメンテーション」は、保育の質の向上、業務の省力化を実現するサービスです。「日々の記録」の画面に、園児の様子を入力することで「日誌」「掲示物」「週日案」「連絡帳(保護者アプリへの活動記録の配信)」が作成でき、園と保護者との関係づくりや、保育の質向上、園スタッフの業務省力化をはかります。
「保育ドキュメンテーション」で実現できること~保育の質の向上とは?~
フォーマットの流れに沿って入力をしていくことで、無理なく「子どもの姿を、次の日の保育に活かすサイクル」を回せます。事前に立てた計画に沿って保育をするのではなく、日々の子どもの姿と保育の振り返りから、次の日の保育計画を考える流れができるので、自然と「子ども主体の保育」が実現できます。
■保育ドキュメンテーション監修 大豆生田啓友先生(玉川大学教授)より
ドキュメンテーションは子ども主体の保育の実現にとても有効なものだと考えていますが、日本においては保護者向けの掲示物として活用されることが多いのが現実です。実はこれは、ドキュメンテーションの一つの側面でしかありません。
ドキュメンテーションは、子どもの夢中な姿や学びの瞬間を、写真を使って記録することで、子どもを取り巻く人たちの対話を生み出すことができる素晴らしいツールです。その対話を通して、「今日の子どもの姿から、次の保育で何をしよう」とつながることで、「子ども主体の保育」が実現されるのです。
昨年から、新型コロナウイルス感染症の流行により、園の行事が中止や縮小を余儀なくされたり、送迎の際の保護者との対話も今までのようにはいかないという、厳しい状況の中で保育をされている園もあるかと思います。しかし、その厳しい状況の中でも、ドキュメンテーションを活用することで保護者に「子どもたちは日々の遊びから多くのことを経験し、学んでいる」ということがリアリティをもって伝わる、という声も多く聞きます。もちろん、このように園での経験や学びを伝えていくということは、感染症の流行などがあってもなくても変わらず、とても大事なことなのではないかと思っています。
■導入園の声
◆みどりの森みらい保育園 (広島県 広島市)
「園庭で全身を使って泥遊びをすることが多いのですが、例年、『服が汚れて困ります』という声を保護者からいただくことがありました。しかし、ドキュメンテーションで遊びの様子を伝えたところ、やめてほしいという声は出てこず、逆に『ここまでさせてくれてありがとうございます』という声をいただくようになりました。きっと、子どもが泥や水の感触を楽しみ、そこから様々な思いをもって遊んでいることが伝わったのだと思います。」
◆名古屋市立荒子幼稚園 (愛知県 名古屋市)
「感染症が流行った時期に長期で休んだ子がいましたが、園の様子をドキュメンテーションで配信していたところ、『子どもが、園の様子が分かって安心したようです。』というお声をいただけ、久しぶりの登園も際も安心して登園してもらうことができました。」
【保育ICTシステム 「CoDMON」概要】 https://www.codmon.com/
こども施設職員の労働環境を整え、保育・教育の質向上を支える子育てインフラとしての保育ICTシステムです。ICT化によって指導案や日誌の作成、園児毎の登降園管理や保育料計算、請求管理、さらには保護者連絡まで、一貫してサポートしています。
<参考>ベネッセとコドモン、これまでの取り組みについて
■プレスリリース
・株式会社コドモンとの資本提携について~業務提携に続き、資本提携で保育所領域の事業を強化~
https://blog.benesse.ne.jp/bh/ja/news/20190227_release.pdf
・ベネッセと(株)コドモンが業務提携 2019 年度より保育所・保護者向け支援とコンテンツ提供を開始
https://blog.benesse.ne.jp/bh/ja/news/20181213release.pdf
サービス開始以来、多くの園に導入いただいておりましたが、とくにこのコロナ禍で導入を検討する園が増加しました。コドモンが2021年8月に行った調査では「保護者に施設での子どもの様子や行事等を直接見てもらう機会が減少した 78.7%」※1、またベネッセの調査では、「コロナ禍で園と保護者のコミュニケーション量が減っている 61%」、「園での園児の様子を保護者に見てもらう機会が減っている 83.4%」※2との結果が出ています。「保育ドキュメンテーション」は、写真とコメントで園での様子を記録し、さらに園での様子を園内掲示物や、保護者への連絡帳に配信するなど、さまざまな形で保護者に伝えることが可能です。コロナ禍での保護者とのコミュ二ケーション不足の解決につながるとの声をいただいております。
今後もベネッセでは、保育ドキュメンテーションを利用した、保育の質向上、園の業務省力化、そして働きやすい職場の実現に向けた取り組みを推進してまいります。
※1新型コロナウイルスにおける保育所運営への影響について 2021年8月 コドモン調べ インターネット調査
https://newscast.jp/news/2689720
※2ベネッセ調べ 時期:2021/6/18-21 対象:保育園・幼稚園で0~5歳児を担当している先生 1,110名 形式:インターネット調査
CoDMON 保育ドキュメンテーション
【保育ドキュメンテーション特徴】
「保育ドキュメンテーション」は、保育の質の向上、業務の省力化を実現するサービスです。「日々の記録」の画面に、園児の様子を入力することで「日誌」「掲示物」「週日案」「連絡帳(保護者アプリへの活動記録の配信)」が作成でき、園と保護者との関係づくりや、保育の質向上、園スタッフの業務省力化をはかります。
「保育ドキュメンテーション」で実現できること~保育の質の向上とは?~
フォーマットの流れに沿って入力をしていくことで、無理なく「子どもの姿を、次の日の保育に活かすサイクル」を回せます。事前に立てた計画に沿って保育をするのではなく、日々の子どもの姿と保育の振り返りから、次の日の保育計画を考える流れができるので、自然と「子ども主体の保育」が実現できます。
■保育ドキュメンテーション監修 大豆生田啓友先生(玉川大学教授)より
ドキュメンテーションは子ども主体の保育の実現にとても有効なものだと考えていますが、日本においては保護者向けの掲示物として活用されることが多いのが現実です。実はこれは、ドキュメンテーションの一つの側面でしかありません。
ドキュメンテーションは、子どもの夢中な姿や学びの瞬間を、写真を使って記録することで、子どもを取り巻く人たちの対話を生み出すことができる素晴らしいツールです。その対話を通して、「今日の子どもの姿から、次の保育で何をしよう」とつながることで、「子ども主体の保育」が実現されるのです。
昨年から、新型コロナウイルス感染症の流行により、園の行事が中止や縮小を余儀なくされたり、送迎の際の保護者との対話も今までのようにはいかないという、厳しい状況の中で保育をされている園もあるかと思います。しかし、その厳しい状況の中でも、ドキュメンテーションを活用することで保護者に「子どもたちは日々の遊びから多くのことを経験し、学んでいる」ということがリアリティをもって伝わる、という声も多く聞きます。もちろん、このように園での経験や学びを伝えていくということは、感染症の流行などがあってもなくても変わらず、とても大事なことなのではないかと思っています。
■導入園の声
◆みどりの森みらい保育園 (広島県 広島市)
「園庭で全身を使って泥遊びをすることが多いのですが、例年、『服が汚れて困ります』という声を保護者からいただくことがありました。しかし、ドキュメンテーションで遊びの様子を伝えたところ、やめてほしいという声は出てこず、逆に『ここまでさせてくれてありがとうございます』という声をいただくようになりました。きっと、子どもが泥や水の感触を楽しみ、そこから様々な思いをもって遊んでいることが伝わったのだと思います。」
◆名古屋市立荒子幼稚園 (愛知県 名古屋市)
「感染症が流行った時期に長期で休んだ子がいましたが、園の様子をドキュメンテーションで配信していたところ、『子どもが、園の様子が分かって安心したようです。』というお声をいただけ、久しぶりの登園も際も安心して登園してもらうことができました。」
【保育ICTシステム 「CoDMON」概要】 https://www.codmon.com/
こども施設職員の労働環境を整え、保育・教育の質向上を支える子育てインフラとしての保育ICTシステムです。ICT化によって指導案や日誌の作成、園児毎の登降園管理や保育料計算、請求管理、さらには保護者連絡まで、一貫してサポートしています。
<参考>ベネッセとコドモン、これまでの取り組みについて
■プレスリリース
・株式会社コドモンとの資本提携について~業務提携に続き、資本提携で保育所領域の事業を強化~
https://blog.benesse.ne.jp/bh/ja/news/20190227_release.pdf
・ベネッセと(株)コドモンが業務提携 2019 年度より保育所・保護者向け支援とコンテンツ提供を開始
https://blog.benesse.ne.jp/bh/ja/news/20181213release.pdf
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