高齢になった親の食事が心配。そんな不安は、冷凍作りおきで解消!
書籍『親が喜ぶごはんを冷凍で作りましょう』発売
<トピックス>
・管理栄養士の検見﨑聡美さんが提案する栄養バランスがとれたレシピ
・冷凍作りおきなら、忙しい人でも無理なく続けやすい
・親は冷凍庫から出して電子レンジに入れるだけ
株式会社主婦の友社は『親が喜ぶごはんを冷凍で作りましょう』(検見﨑聡美/監修)https://www.amazon.co.jp/dp/4074396122/を10月11日(金)に全国の書店・ネット書店にて発売いたします。
「高齢になった親のごはんが心配」。そんな人たちが増えています。
現在、日本の75歳以上の人口は1748万人で、総人口に占める割合は13.8%。
2025年には3677万人、現在の倍以上に達すると見込まれています。
親の食事をサポートする人も急増中。
管理栄養士の料理研究家の検見﨑聡美さんも、そのうちの一人です。
お話を伺いました。
- 管理栄養士の検見﨑聡美さんの親ごはんサポート
検見﨑「両親と一緒に暮らしているため、夕飯を作っています。といっても、私の帰りが遅い日が多いため、週末に作りおきをしています。もう10年以上、続けていますね」
―管理栄養士の先生が作る料理。ご両親は、喜んで食べてくださっているのでは?
検見﨑「今ではそうかもしれません。でも、やっぱり好きなものはよく食べるし、同じものが続くと飽きるようだし。栄養バランスを考えつつも、好むようなものを用意しています。それも試行錯誤して、今に至っているという感じですね」
― 今回の書籍のように、遠くに暮らす親の食事をサポートする人が、できるだけラクに続けるにはどうしたらいいでしょう?
検見﨑「いつもの食事を、1人分、多めに作って冷凍しておいて、1-2週間分まとまったら送るのはどうでしょうか。同じものを食べると『あれどうだった?』『ちょっと味が薄かったわよ』なんて、会話も広がりますよ」
―なるほど。では、毎日、食事作りをしていない人へのおすすめは?
検見﨑「炊き込みごはんがいいですよ。和風の味つけはもちろん、中華風のおこわ、洋風のドライカレー、チキンライス、それからおかゆも簡単。材料を炊飯器に入れるだけです」
―それならラクに続けられそうですね。ありがとうございました。
- 冷凍して送ると利点がたくさんある
1 長期保存できる
冷凍すれば1ヵ月ほど、保存することが可能
2 栄養がキープできる
冷凍すれば、食品中の酵素の働きや参加を防ぐため栄養を保つことができる
3 減塩効果がある
冷凍すれば、食品中の水分が凍って食品の細胞を押しつぶし、細胞が壊れるため、中まで味がしみ込みやすくなる。このため、調味料の量が少なくてすむ
4 材料や時間にむだがない
にんじん/1/2本と1本は調理の手間がほぼ同じ。中途半端に材料を残すより、一度にまとめて作ってほうが光熱費もお得。
- 冷凍に向かないのは水分や繊維質が多い食材
とうふやゆで卵、水分が多い野菜(レタスやきゅうり、じゃがいも、もやしなど)は向かない食材の代表。ちなみに、肉や魚、ごはん、パン、スープ、卵焼き、水分が少ない野菜(かぼちゃ、ピーマン、ブロッコリーなど)は冷凍に向く食材。
- たんぱく質をしっかりとる
管理栄養士の検見﨑さんが考案するレシピは、おいしくて栄養バランスが行き届いたものばかり。シニア世代は特にたんぱく質を意識して摂取したい。
だから、食が細くなってきても、おいしく食べられるレシピを紹介。要望が多い「減塩」にも配慮しています。また、レシピごとに、栄養MEMOをつけて、料理の栄養ポイントを紹介。
- 1食分ずつ小さめの容器に入れる
親が電子レンジで加熱して、そのまま食べてもいいように、1食分ずつ容器に入れるのがおすすめ。容器は小さいおかずなら100ml、メインのおかずは300mlほどの容量が目安です。
本体はもちろん、蓋も電子レンジで加熱できるものを選ぶと、冷凍庫から出して、すぐ加熱できて親もラクでしょう。
- 送るときは底が浅めの段ボールに入れて1-2週間分
たくさん送りすぎるとプレッシャーになることも。開けたら何が入っているかわかるくらいがよさそう。容器に料理名やレンチンの時間をメモしておくと親切。
送る側も受け取る側も負担が少なく、無理せず続けられる工夫が紹介された一冊。
豊富なレシピから、お気に入りの料理が見つかるはずです。
- 書誌情報
タイトル:親が喜ぶごはんを冷凍で作りましょう
監修:検見﨑聡美
発売日:2019年10月11日(金)
定価:本体1300円+税
仕様:B5判、96ページ
ISBN:978-4-07-437783-1
https://www.amazon.co.jp/dp/4074396122/
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