女性経営リーダー育成のためのクロスカンパニーメンタリングプログラムを提供開始
~女性リーダー育成やジェンダーギャップ解消を目指し、半年間のプログラムを異業種14社合同で推進~
「はたらいて、笑おう。」をビジョンに掲げるパーソルホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO:和田 孝雄)は、複数の企業同士で、部長相当職である女性がメンティーとして、執行役員相当職の方がメンターとなってメンタリングを行う “企業横断型”のクロスカンパニーメンタリングプログラムを2025年2月6日より開始いたします。
初回となる第1期は、SCSK株式会社、サッポロビール株式会社、J.フロント リテイリング株式会社、株式会社商工組合中央金庫、第一三共株式会社、パーソルホールディングス株式会社、東日本電信電話株式会社、ビッグローブ株式会社、株式会社ミツトヨ、ヤマハ発動機株式会社(五十音順)など計14社が参加します。
■パーソル「クロスカンパニーメンタリングプログラム」概要
「クロスカンパニーメンタリング」*1は、複数の企業同士で、部長相当職の女性がメンティー(指導・サポートを受ける人)として、執行役員相当職の方がメンター(助言・指導をする人)となってメンタリングを行う、女性リーダー育成やジェンダーギャップ解消を目的とした“企業横断型”の取り組みです。本プログラムを通じ、メンティーには、キャリアとリーダーシップをテーマに経営人材へのトランジションを支援します。また、メンターには、女性リーダーのリアリティに触れることで真に必要な支援を考える契機を、人事には、他社と共に課題解決のアプローチを考える場を提供します。
*1 令和4年度経産省が女性リーダー確保のための事業として実施したプログラムのフレームワーク。成果のノウハウをまとめたPLAYBOOKが公表されており、企業に対して有効活用してもらうことを目的に展開されている(https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/wil/index.html)。
■パーソル「クロスカンパニーメンタリングプログラム」の特徴
・集合セッションにてアセスメント「Hogan Assessment」*2のフィードバックを取り入れることで、客観的データをもとに自己の特性を理解した上で課題・目標設定を促進。本プログラムの核となるメンタリングセッション時の対話の充実をはかります。
・キックオフの前にメンティーだけが集まるプレキックオフを開催。事前課題を通したキャリアの振り返りから自分の強みを再認識したうえで、メンタリングの準備を実施。横のつながりとしてのコミュニティ構築も支援します。
・クロージング終了後に人事座談会を実施することで、人事の方々のネットワーク構築を支援します。
*2 Hogan Assessments:世界で900万人が活用する行動属性を測定するアセスメントツール。能力開発のための深い気づきを促し、行動変容につなげる効果を持つ。
■背景
2024年6月に発表された内閣府「女性活躍・男女共同参画の現状と課題」によると、ジェンダーギャップ指数は146カ国中118位、日本における役員レベルの女性比率は10.6%といずれも低い水準であり、特に役員比率においては諸外国と比べて割合が極めて低い水準*3となっています。その要因として、マッキンゼー&カンパニーが2020年に実施した「Women in the Workplace調査」では3つの根本的課題である、(1)機会不十分、(2)上司の理解不足、(3)制度の浸透不足が挙げられ、女性がリーダーとして活躍するためには、女性本人への支援だけでは足りないことが指摘されています。
2022-2023年に経済産業省が実施した「女性リーダー確保のためのクロスカンパニーメンタリングの実施環境整備に向けた課題調査事業」にて、前述3つのアプローチのもと企画・設計した企業横断型のメンタリングプログラムにパーソルグループとしても一企業として参加。日本企業全体に広めたい想いで、パーソルグループとしても本プログラム「クロスカンパニーメンタリング」を企画する運びとなりました。
DEI(Diversity, Equity & Inclusion)推進に伴い、「はたらく」における一人ひとりの多様なあり方・考え方がより重視される一方、実際の取り組みには多くの課題が残り、「女性活躍」もその一つといえます。プログラム参加企業一同、企業の垣根を越えて、共に女性活躍を推進していくコミュニティを構築し、発展させることを目指してまいります。
*3 日本を除くG7諸国の平均は38.8%(2022年時点)
■プログラム概要
集合セッション・メンタリングセッションとの相互作用で、メンティーのキャリアとリーダーシップを支援するとともに、メンターと人事における女性が抱える課題への理解深化を後押しします。プログラム全体をより充実させるために都度サーベイを実施・活用しながら、メンティー・メンター・人事への3方向へアプローチし、本プログラム終了後も繋がれるコミュニティ構築を目指します。
■実施概要
・名称:クロスカンパニーメンタリングプログラム
・参加企業:14社 SCSK株式会社、サッポロビール株式会社、J.フロント リテイリング株式会社、株式会社商工組合中央金庫、第一三共株式会社、パーソルホールディングス株式会社、東日本電信電話株式会社、ビッグローブ株式会社、株式会社ミツトヨ、ヤマハ発動機株式会社ほか(五十音順)
・参加人数:1社につきメンティー1名+メンター1名、それぞれ14名ずつ
・参加者要件:参加メンティーは、近い将来経営幹部としての活躍が期待される部長クラスの女性。参加メンターは、各社にて執行役員として活躍されている方(男女問わず)。
・参加費:第1期プログラムは無料
・実施時期:2025年2月~7月
・実施内容:メンティー向けプレキックオフ、全参加者向けキックオフ、メンティー向け集合セッション2回、個別メンタリング3回、クロージング、人事座談会
・プログラム提供:パーソルホールディングス株式会社(グループ会社の株式会社パーソル総合研究所を通じて提供)
■パーソルホールディングス株式会社について
1973年の創業以来、人材派遣、人材紹介、アウトソーシング、設計開発など人と組織にかかわる多様な事業を展開。2008年10月に共同持株会社テンプホールディングス株式会社を設立。2017年7月よりパーソルホールディングス株式会社へ社名変更。
東京証券取引所プライム市場上場(証券コード:2181)。2024年3月期売上収益1兆3,271億円(IFRS)。
■「PERSOL(パーソル)」について < https://www.persol-group.co.jp/ >
パーソルグループは、「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、2030年には「人の可能性を広げることで、100万人のより良い“はたらく機会”を創出する」ことを目指しています。
人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」、BPOや設計・開発など、人と組織にかかわる多様な事業を展開するほか、新領域における事業の探索・創造にも取り組み、アセスメントリクルーティングプラットフォーム「ミイダス」や、スキマバイトアプリ「シェアフル」などのサービスも提供しています。
はたらく人々の多様なニーズに応え、可能性を広げることで、世界中の誰もが「はたらいて、笑おう。」 を実感できる社会を創造します。
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