沢田穣治、京都発!世界に発信する新レーベル始動! 「アンノウン サイレンス(Unknown Silence)」
©cafeBeulmans yoshioka
これまで自身でレーベルを立ち上げ「武満徹ソングブック」「No Nukes Jazz Orchestra」など、数々の良質な音楽を産み出し高い評価を得てきた音楽家・沢田穣治が、2020年新レーベルを立ち上げた。
レーベル「アンノウン サイレンス(Unknown Silence)」は、unknown・silence・monochrome・nowhereの4つ言葉をコンセプトに掲げ、日本の古都・京都をベースエリアに設定。
“私たちがまだ耳にしたことのない「音」”を、日本から世界へ発信していく。
琵琶湖畔にあるstudio BOSCOにてスタジオ主宰のエンジニア森 崇氏がサウンド面を手掛け、アメリカのNONESUCH、ドイツのECM をマイルストーンとしながら、音楽家でありオーナーである沢田が理想とするレーベル・イメージを明確化したラインナップを展開していく。
「アンノウン サイレンス」のリリース第一弾は、1970年に大阪万博で展示されたバシェ音響彫刻の修復プロジェクトの中で生まれた、京都市立芸大の研究チームにより結成されたアンサンブル・ソノーラのアルバムだ。
録音にはシンガーのおおたか静流がゲストで参加し、バシェ音響彫刻とのコラボを展開。
今後、「アンノウン・サイレンス」は、日本コロムビアと連携し、月に1アルバムのペースで、各配信サイト、ストリーミング等にてデジタル・リリースを継続的に実施。
アルゼンチンの鬼才・カブサッキや髙木正勝などの貴重な音源が登場する予定だ。
また、沢田穣治のオフィシャルHP(https://titialfan.base.shop/items/28389961)では、CDの販売も行う。
こちらも併せてチェックしてみてほしい。
【リリース】■アルバム情報
①アンサンブル・ソノーラ plays バシェ音響彫刻
「 Wind blows from West to East 」
2020.6.24 RELEASE
COKM-42775
プロデュース : 沢田穣治
COプロデュース : 森 崇, アンサンブル・ソノーラ
アンサンブル・ソノーラ :沢田穣治, 渡辺亮, 岡田加津子
おおたか静流 : [ 声 (Voz Sagrada) ]
② 沢田穣治&山本亜美「モノクロームな極彩色」
2020.07.22 RELEASE
COKM-42806
沢田穣治 ,コントラバス . ピアノ(06)
山本亜美 , 二十五絃箏
③Closeness Ensemble of Kyoto 「WaBaSaTa2」
2020.08.19 RELEASE
COKM-42807
Closeness Ensemble of Kyoto are
沢田穣治, コントラバス
高木正勝, ピアノ
渡辺 亮, パーカッション
馬場孝喜, ギター
④髙木真知子「カフゥヌスィマ~果報の島~」
2020.09.23 RELEASE
COKM-42808
【プロフィール】
ジャンルを限定しない表現で映画、アニメ、アルバムのプロデュースなど音楽制作に広く関わり、ブラジル音楽の室内楽トリオである「ショーロクラブ / Choro Club」での活動は30年にも及ぶ。
最近では京都市立藝術大学で修復されたバシェ音響彫刻の研究にも関わり、バシェ音響彫刻の演奏家、作曲家としてはロームシアターでの公演、2018年には映像作家Vincent Moonとのコラボレーションも果たす。
現代音楽及び邦楽器などのための室内楽作品の委嘱などの作曲と並行して、シンガーとの公演、アルバム制作もEPO、おおたか静流、川本真琴、畠山美由紀、Vinicius Cantuaria、Joyce Moreno、太田裕美など多岐にわたり、jimama、松下奈緒のプロデュースも手掛ける。
個人活動で作曲家の窪田ミナと「Nowhere Chamber Ensemble」、高木正勝などと「Closeness Ensemble of Kyoto」、ジャズ回帰から「沢田穣治カルテット」を結成。
楽器はベース以外にもギターをはじめとした弦楽器全般、ピアノなど幅広く演奏。
2019年にはピアノソロアルバム「場違いな工芸品」をJBK Recordsからリリース。
【オフィシャル】
■公式サイト
https://columbia.jp/unknownsilence/
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