マイナビティーンズ ✕ ビデオリサーチ「わかものラボ」共同調査
女子高生の流行形成メカニズムを調査した『流行に敏感なJKトリセツ』を発表
本調査では、「なぜ女子高生は流行に敏感であるのか」という点を解明するため、女子高生と同じく「ワカモノ」と称される女子大生と比較しながら、両者の「コミュニティー形成」「欲求」「欲求に紐づく行動」の違いを探り、女子高生の流行形成メカニズムを浮き彫りにしました。
調査内容をまとめた報告書は『流行に敏感なJKのトリセツ』として、企業向けオウンドメディア『マイナビティーンズラボ(https://teenslab.mynavi.jp/)』内で本日3月29日13:00~公開されます。
【調査TOPICS】
▼コミュニティーの形成
女子高生は、情報を交換することをベースにコミュニケーションを図っているのに対して、女子大生は個を尊重することをベースにコミュニケーションを図ろうとしている。【図1】
▼欲求に紐付く行動
女子高生の行動の背景には、承認欲求を満たしたいという思いがあるのに対して、女子大生の行動の背景には社会的欲求を満たしたいという思いがある。【図2】
【図1】
【図2】
※JK=女子高生 JD=女子大生
<女子高生>
女子高生は、SNSを基軸に新しい情報収集を頻繁に行い、日常的、且つ無意識のうちに「情報発信→情報入手→情報発信」のサイクルを築くことで、新しい情報をまるで共通言語のようなものとしてやりとりしている。
また、女子高生は「リアルの繋がりだけではなく、不特定多数の人からも存在を認められたい」という思いが強い。情報を知っていることが、自分の存在価値を高めることになると考えており、積極的に共有を行って、自分が流行の渦の中にいることを認識してもらうことを求める傾向がある。
<女子大生>
一方で女子大生は、様々な人と交流を持ちながら複数のコアコミュニティーに属している。そのため、メンバー同士で共通して興味・関心がある内容以外は、必要以上に情報共有をしない。また、学校以外にも、バイトやサークルなどのコアコミュニティー毎の集まりがあり、社会的なつながりも増え、各コミュニティーから必要とされる存在になりたいという欲求が強い傾向がある。
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■調査概要
テーマ:「女子高生の価値観および行動調査」
定量調査①/2018年10月実施
対象:全国の高校生・女子大生
サンプル数:441s(女子高生166s、女子大生109s、男子高生166s)
調査手法:インターネット調査(調査実施期間/株式会社ビデオリサーチ)
デプスインタビュー調査/2018年12月実施
対象:1都3県の女子高生・女子大生
サンプル数:女子高生4名、女子大生4名
定量調査②/2019年2月実施
対象:全国の女子高生・女子大生
サンプル数:273s(女子高生141s、女子大生132s)
調査手法:インターネット調査(調査実施期間/株式会社ビデオリサーチ)
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★調査結果の詳細は、『マイナビティーンズラボ(https://teenslab.mynavi.jp/column/teen-cluster-2019.html)』にて公開中です。
★調査資料のダウンロードはこちらのフォームよりできます。(https://teenslab-mynavi.satori.site/1903_jktorisetsu)
▼マイナビティーンズについて
国内最大級の10代女子向け総合メディア。会員数は6万人。原宿の竹下通りのエンターテインメントフードコート『JOL原宿』を活用したプロモーションやイベントを開催しています。また10代インフルエンサーと企業をマッチングさせるプラットフォーム『SPIRIT TEENS(https://spirit-teens.com/)』やBtoBオウンドメディア『マイナビティーンズラボ(https://teenslab.mynavi.jp/)』を運営。
▼VRわかものラボについて
ビデオリサーチひと研究所の若者研究チーム。若者に関するデータや実際の若者である大学生や若手社会人を中心に組織されたフィールドリサーチャーと協力しいまの若者が「何を考え」「どのようなことをしているのか」といったリアルな姿を明らかにする研究を進めています。世の中を若者にとって、もっとワクワクするものにしたい。その想いを胸に、マーケティングに役立つ若者のインサイトを提供します。
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【本件に関するお問い合わせ先】
『マイナビティーンズ』編集部
【当社に関するお問い合わせ先】
株式会社マイナビ 社長室 広報部
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