おうち時間の増加で「丁寧な暮らし」ブーム再燃!歳時記研究家の広田千悦子さんに学ぶ「季節のしつらい」の楽しみ方とは
2020年11月26日(木)発売『にほんの行事と四季のしつらい』
株式会社世界文化社は、書籍『にほんの行事と四季のしつらい』を2020年11月26日(木)に発売いたしました。
■ステイホームで改めて見直される日本の行事
新型コロナウイルスの流行からまもなく一年が経過しようとしています。外出自粛や在宅勤務などで自宅で過ごす時間が増え、「おうち時間を楽しむ」「普段の生活を見直す」といったことに人々の関心が高まった一年でもあったのではないでしょうか。
古来より、日本人の一生は季節に包まれていました。正月、節分、盆、彼岸…大切な折節の行事にこめられた祈りのかたちが「しつらい」です。このたび、今また見直したい折々の行事のしつらいを解説するビジュアルブックを刊行いたしました。
本書は、歳時記研究家の広田千悦子さんが月毎の大切な行事と、その楽しみ方、しつらいの実例を見せるビジュアルブックです。しつらいとは、出来たものを買って飾る華美なものではなく、本来は和紙や草花でつくる祈りの行事への供物。そのルーツを現代に生かしたアイディアを感性豊かに展開しています。
■季節を愛でて、丁寧に暮らす
誌面では、伝統的なしつらいとその意味を優しく解説する一方、シンプルな現代風の飾り方も提案。草花や和紙などナチュラルな素材をあしらいます。「こうでなければいけない」と伝統の型にこだわるのではなく、身近なものでもっと自由に暮らしを楽しむための提案がなされています。季節を愛で、丁寧に暮らしたいと思う人に寄り添う一冊です。
<著者>
広田千悦子(ひろた ちえこ)
日本の行事・歳時記研究家
古きをふまえつつ「ものがたりのあるしつらい」をお題に、寺社や百貨店、呉服店などとのコラボレーション、季節や行事にちなむしつらいのデモンストレーションや講演、季節の会を企画開催。葉山文化園と共催の北鎌倉円覚寺龍院庵での「十三夜の月待ちの会」などで好評を博す。東京新聞に「くらし歳時記」を執筆、連載は2020年で14年目を迎えた。神奈川新聞にて「季めく暮らし」、スタイルアサヒにて「季の記」、第一園芸ウェブサイトにて「花月暦」、東急沿線フリーマガジン『SALUSE』にて「暦と暮らす十二ヶ月」、月刊誌『清流』にて「季節のしつらい 祈りのかたち」を連載、ほか「YANASE LIFEplaisir」など企業誌にも寄稿している。著書はロングセラーの『おうちで楽しむにほんの行事』(技術評論社)など多数。横須賀市秋谷に築80年の日本家屋スタジオを構え、「季節のしつらい教室」を主宰、世代を超えた参加者が集う。世界中どこにいても参加可能なオンライン教室を開催予定。日本の季節の楽しみ、行事の美しさを伝える映像をYouTubeにて配信中。
◆広田千悦子オフィシャルサイト
hirotachieko.com
<目次>
睦月 一月~弥生 三月
正月/門松/しめ飾り/年木/屠蘇/旧暦の正月/節分/涅槃会/梅見/上巳の節供/春彼岸 他
卯月 四月~水無月 六月
灌仏会/花まつり/卯月八日/鎮花祭/端午の節供/梅雨のしつらい/さなぶり/水口祭/夏越しの祓 他
文月 七月~長月 九月
七夕/眠り流し/青祈祷/忘れ草/盆/精霊の乗り物/無縁仏/月見/秋のお彼岸 他
神無月 十月~師走 十二月
重陽の節供/月待ち/収穫祭/酉の市/恵比寿講/年祝い/冬至/松迎え/大師講/年取り 他
コラム 祈りのかたち
<刊行概要>
『にほんの行事と四季のしつらい』
■発売:2020年11月26日(木)
■定価 :1,800円+税
■発行 :株式会社世界文化社
https://www.amazon.co.jp/dp/4418202196
※一部書店により発売日が異なります
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