残業時間削減プロジェクト「YOHAKU(よはく)」実施結果を発表

~参加者の8割が長時間労働への意識変化、「余白時間」を生み出す風土醸成へ~

パーソルHD

「はたらいて、笑おう。」をビジョンに掲げるパーソルホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO:和田 孝雄)は、グループ横断のDEI(Diversity, Equity & Inclusion)推進のための風土醸成施策のひとつとして、2024年度に「YOHAKU(よはく)~さらば“○○”にくい~」プロジェクトを実施しました。残業時間を削減し、その時間をWell-beingにつながる時間に変え、一人ひとりの“はたらくWell-being”を実現する本プロジェクトの実施結果を本日お知らせします。

■残業時間削減プロジェクト「YOHAKU(よはく)~さらば“○○”にくい~」の結果ポイント

・希望する社員約300人が本施策に参加した。プロジェクトの中で、残業時間削減期間にあたる24年7~9月の3カ月間において、前年同期比3453.5時間が削減され、一人当たり月平均3.7時間の残業時間を削減することができた。

・社員へのアンケート結果では、「本施策が長時間労働への意識変容のきっかけとなった」という回答が82.6%、「削減によって生まれた時間を有意義に過ごそうと思えている」という回答が88.8%だった。本プロジェクトが、長時間労働に対する意識への変化に寄与できたことが分かった。

■結果詳細

【残業削減実績】

・YOHAKU施策は、24年7-9月の3カ月間実施され、約300人が本施策に参加した。結果、昨年23年度の7-9月の残業時間実績と比較し、3,453.5時間が削減され、一人当たり月平均3.7時間の残業時間を削減することができた。

【残業時間への意識変容】

・長時間労働への意識変容を起こしたといった回答が82.6%。削減によって生まれた時間を有意義に過ごそうと思えている状態が88.8%と回答され、他者への推薦度も92.1%と高く、本施策が残業に関する意識への変化に寄与できたことが分かった。

<参加者アンケートコメント(一部抜粋)>

「残業削減するためにメンバー間で協力し合った結果、仕事をすることに楽しさを見出せるようになった。」

「今まで自分の考えで行動していた部分が多かったが、他の方の良い対応の仕方などを学ぶことで、残業削減ができた。」

「精神的にも体力的にも、疲れがたまらないことで、業務時間のパフォーマンスが上がった。」

「家族、子供との時間を大事にすることに後ろめたさがなく帰れるようになった。」

「残業時間を減らすために、時短術を覚えるなど自分のスキルが上がった実感がある。」

「仕事へもより集中ができ、プライベートも充実して、を繰り返すことで好循環となった。プライベートの充実はすくなからず仕事への影響にも寄与するということを再認識できた。」

■コメント

パーソルテンプスタッフ株式会社 人事本部 本部長 加瀬 洋子

(パーソルグループ ジェンダーダイバーシティ委員)

「YOHAKU(よはく)」は、グループ横断のDEI推進のための風土醸成施策のひとつで、残業時間を削減し、その時間をWell-beingにつながる時間に変え、一人ひとりの“はたらくWell-being”を実現することを目指すプロジェクトです。残業時間削減や意識変容に効果が出た要因としては、施策の目的として、「単なる残業削減」でなく、「個人の幸福度向上のため時間の捉え方&使い方を変える」と打ち出したことで、内発的動機に基づいて主体的に時間削減に取り組めたことが大きいと考えています。施策期間中は参加者が自由に投稿できるコミュニティを創り、そこに各自の業務効率化方法をシェアし合うだけではなく、生まれた「YOHAKU(余白)」時間をどのように活用するのか、したいのかといった投稿もし合うことで、残業削減を行うことが目的化せずに、「その先どうしたい」といった内発的動機を促したことが功を奏しました。今後、残業時間の削減については本プロジェクト以外にも今後継続して取り組むことで、グループ全体での管理職着任意向の向上、社員のはたらきやすさの向上を目指してまいります。

■プロジェクト概要

「YOHAKU(よはく)」は、DEI推進の目標である「多様な人材が活躍できる環境づくり」を目指し、長時間労働による「帰りにくい」「休みにくい」を取り除き、限られた時間の中で仕事も、趣味も、それ以外のことも実現できることを目的としたプロジェクトです。本プロジェクトにエントリーしたチームは3カ月間残業時間の削減に取り組み、生まれた余白(YOHAKU)の時間を一人ひとりの“Well-beingにつながる時間”に変えるため、体験型カタログギフトが提供され、プライスレスな体験を得られます。グループ全体から約300名の希望者が参加しました。

半年間のプロジェクトが終了し、本プロジェクトを通じて残業時間を是正する風土の醸成につなげるため、このプロジェクトで得られた業務効率化のノウハウの共有を進めてまいります。

・業務効率化の知識共有

社員一人ひとりが自主的に作成した約70件の業務効率化資料を、全グループ社員に展開。誰もが閲覧可能になることで、効率化のノウハウが社内全体に広がることを目指しています。

・映像コンテンツの共有

 資料だけでなく、一部の効率化ノウハウは3分程度の動画にまとめ、視覚的にもわかりやすく提供。これにより、全社員が手軽にアクセスし、多角的な学びを得られるようにしています。

■パーソルホールディングス株式会社について

1973年の創業以来、人材派遣、人材紹介、アウトソーシング、設計開発など人と組織にかかわる多様な事業を展開。2008年10月に共同持株会社テンプホールディングス株式会社を設立。2017年7月よりパーソルホールディングス株式会社へ社名変更。

東京証券取引所プライム市場上場(証券コード:2181)。2024年3月期売上収益1兆3,271億円(IFRS)。

■「PERSOL(パーソル)」について < https://www.persol-group.co.jp/ >

パーソルグループは、「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、2030年には「人の可能性を広げることで、100万人のより良い“はたらく機会”を創出する」ことを目指しています。

人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」、BPOや設計・開発など、人と組織にかかわる多様な事業を展開するほか、新領域における事業の探索・創造にも取り組み、アセスメントリクルーティングプラットフォーム「ミイダス」や、スキマバイトアプリ「シェアフル」などのサービスも提供しています。

はたらく人々の多様なニーズに応え、可能性を広げることで、世界中の誰もが「はたらいて、笑おう。」 を実感できる社会を創造します。

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会社概要

URL
https://www.persol-group.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区南青山1-15-5 パーソル南青山ビル
電話番号
03-3375-2220
代表者名
和田 孝雄
上場
東証1部
資本金
174億7900万円
設立
2008年10月