PR TIMES、売上高26.5%成長、営業利益8.1%増、2020年2月期通期決算を発表
- 新型コロナウイルス感染拡大の影響、ならびに21年2月期業績予想も発表 -
プレスリリース配信サービス「PR TIMES」等を運営する株式会社PR TIMES(東京都港区、代表取締役:山口拓己、東証一部:3922)は2020年4月14日(火)、2019年度通期(2019年3月~2020年2月)の決算を発表いたしました。

INDEX (1)2019年度 通期決算 (2)2019年度第4四半期 四半期決算 (3)2019年度第4四半期 サービス動向 (4)2020年度 業績予想 (5)新型コロナウイルス感染拡大の影響 |
- (1)2019年度 通期決算
当期純利益のみ通期予想レンジを下回り、それ以外は予想レンジ内での着地となりました。
- (2)2019年度第4四半期 四半期決算
また、前四半期比で、売上高は91.8%、営業利益は19.6%、当期純利益は30.3%となりました。
第4四半期は、年末年始など季節要因の影響から営業日数が少ないことから、第1四半期から第3四半期と比較して売上が減少傾向になりますが、2014年度以降の推移を見ても、引き続き、堅調に成長基調を継続しています。
投資機会に見合った事業の成長には至りませんでしたが、引き続き成長基調を続けております。
これまで事業規模が拡大する中でも売上高成長率を保ってきましたが、今回は売上高成長率と営業利益率の合計が26.8%と、四半期営業利益が赤字だった2015年度第4四半期以来の低水準となりました。
- (3)2019年度第4四半期 サービス動向
また、2019年に日本国内の証券取引所に新規上場した企業の内、53.5%が上場時にPR TIMESを利用していました。当社ではスタートアップの支援に取り組んでいます。VCやファンド57社と提携しており、2018年4月にスタートアップ系メディアBRIDGE(ブリッジ)を買収しています。スタートアップがIPOに至る過程をサポートして、クライアントの成功に貢献している、実績のひとつだと考えています。
2月末時点でPR TIMESに登録するメディア記者ユーザーは1万7000人を超えていますが、PR TIMESが記者に報道向け素材としての活用が広がるだけでなく、生活者にも必要な情報源になりつつあります。
また、PR TIMESで配信するプレスリリースを転載いただくパートナーメディアの数も、前期比10媒体増の195媒体となりました。PR TIMESで配信するプレスリリースが直接生活者にリーチする機会を増やし、サービス利用価値の向上につながっています。
ユーザー数は8079となり、前年同期比で3084の増加、前四半期比659の増加となりました。
- (4)2020年度 業績予想
業績予想は、売上高 33億5700万円、営業利益 7億5700万円、経常利益 7億5300万円、当期純利益 7億700万円、ともに過去最高を計画しています。前年同期比で、売上高は116.1%、営業利益は135.1%、経常利益は134.4%、当期純利益は219.9%となります。ちなみに、前期予想比で、売上高は117.5%、営業利益は118.8%、経常利益は119.5%、当期純利益は163.7%となります。
配当に関しましては、前期も今期も無配を予定しています。当面の利益は事業投資に充足することが、株主に対する長期的な利益還元の最大化につながると考えております。
- (5)新型コロナウイルス感染拡大の影響
一方で、PR TIMESのサイト閲覧数は持続的に高成長を続けています。
新型コロナウイルスが都市部で感染拡大している事態を受けて、政府は4月7日に7都府県を対象に緊急事態宣言を発令しました。当社はこの事態の収束に直接何か貢献できるわけではありません。しかしながらPR TIMESは社会的な情報インフラとして大きな役割を担えると信じています。具体的な重点施策は主にふたつあります。
ひとつが、PR TIMESから正確かつ受け手にとって有益な情報が配信されることです。特に、新型コロナウイルス予防に効果的な物質は現在実証されておらず、医薬品以外において特定疾患に対する身体的効果効能を謳うことは薬機法にて禁止されております。そのため、PR TIMESでは新型コロナウイルスの効果効能と紐づけた、もしくは想起される表現を禁止し、厳正に対処しています。
もうひとつが、お客様が伝えたい情報を届けられる存在であり続けることです。人の行動や頑張りの結晶を、その想いを紡いで発表するのが、プレスリリースです。平時ではない今だからこそ、顔を上げて懸命に行動し続ける身近にいるヒーローの情報を、届けられる存在でありたいと考えています。今、それぞれが悩みながらこの難局を乗り越えるべく行動する姿を、見守り、応援する人がいます。その情報を、待っている人がいます。華やかさなどは要りません。わたしたちは今一度事業を通じてひとつひとつの情報を届けていきたい考えです。
※本プレスリリースおよび決算発表説明資料の端数処理につきましては、百万円単位未満の表示は切り捨て、%(パーセント)の表示は小数点第1位未満四捨五入を原則としております。
本プレスリリースおよび決算発表説明資料に記載した意見や予測は、資料作成現時点における当社の見解であり、その情報の正確性を保証するものではりません。
実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があることをご了承願います。
【株式会社PR TIMES会社概要】
ミッション: 行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ
会社名 : 株式会社PR TIMES (東証一部 証券コード:3922)
所在地 : 東京都港区南青山2-27-25ヒューリック南青山ビル3F
設立 : 2005年12月
代表取締役: 山口 拓己
事業内容 :- プレスリリース配信サービス「PR TIMES」(https://prtimes.jp/)の運営
- 広報・PRの効果測定サービス「Webクリッピング」(https://webclipping.jp/)の運営
- オンライン上で話題化を図るデジタルPRの戦略立案・実施
- 動画PRサービス「PR TIMES TV」「PR TIMES LIVE」(https://prtimes.jp/tv)の運営
- カスタマーリレーションサービス「Tayori」(https://tayori.com/)の運営
- タスク・プロジェクト管理ツール「Jooto」(https://www.jooto.com/)の運営
- スタートアップメディア「BRIDGE」(https://thebridge.jp/)の運営、等
URL : https://prtimes.co.jp/
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