アイデムフォトギャラリー[シリウス] 星野 崇コレクション「オリジナルプリントの展開 -1970年代のアメリカ写真-」期間:2019年10月3日(木)~10月9日(水)
求人広告を企画・発行する株式会社アイデム(新宿区新宿 代表取締役:椛山亮)https://www.aidem.co.jp/ が運営するフォトギャラリー[シリウス] https://www.photo-sirius.net/ は星野 崇コレクション
「オリジナルプリントの展開 -1970年代のアメリカ写真-」を10月3日(木)~10月9日(水)
に開催いたします。
「オリジナルプリントの展開 -1970年代のアメリカ写真-」を10月3日(木)~10月9日(水)
に開催いたします。
写真は、被写体を忠実に再現でき、複製を多数制作できるといった特性により、発明されると直ぐに収集の対象となった。エキゾチックなエジプトや、江戸末期、明治初期の日本の旅行写真、有名人のポートレート写真などが、収集され、アルバムに収められた。
一方、写真は絵画とは異なる特性を生かし、独自の芸術性を展開して行くが、永らく既存の芸術作品とは一線が引かれ、美術品市場で売買される対象とはならなかった。
1940年にニューヨーク近代美術館に写真部門が設けられ、1949年にジョージイーストマン写真ハウスが開館し、美術品としての収集の流れが芽生え始める。1960年代末に、オリジナルプリントを販売する著名な商業ギャラリーが開廊されると、美術館や個人での収集が広がってゆく。
日本では、1970年代末に最初の商業ギャラリーが開廊する。1982年に、西武美術館で、「20世紀の写真―ニューヨーク近代美術館コレクション展」が開催され、オリジナルプリントの大規模な展示が行われる。1985年に、恒久的な美術館ではないが、「パリ・ニューヨーク・東京-つくば写真美術館‘85」が試みられる。1986年に、京セラ株式会社から、シカゴ在住のアーノルド・ギルバート夫妻が収集した1000点余りの写真作品が京都国立近代美術館に寄贈された。1980年代末から、写真部門を有する美術館が開館し、写真収集が広がり始める。
この様に、1960年代末から、美術品としてのオリジナルプリントの市場が確立され、それによって、写真家にとっては新たな活動の場が広がる事になった。それまで隆盛だったグラフジャーナリズムが陰りを見せ始め、新たな写真表現を追い求める、写真家、写真作品が、その後の芸術写真の一つの流れを作り出して行くことになる。
構成
1960年代後半から、1980年代前半にアメリカで発表されたオリジナルプリント49点
モノクロ 45点 (ゼラチンシルバー 43点 POP 2点)
カラー 4点 (ダイトランスファー 3点 Cタイプ 1点)
主な出品作家
Gerry Winogrand, Lee Freidlander, Bruce Davidson, Danny Lyon, Jerry Uelsmann, Robert Heinecken, Robert Adams, Lewis Baltz, Stephen Shore, Joel Meyerowitz, Larry Clarkほか
【日時・会場】
会場:アイデムフォトギャラリー[シリウス]
(東京メトロ丸ノ内線 新宿御苑前駅徒歩1分)
〒160-0022 新宿区新宿1-4-10 アイデム本社ビル2F
期間:2019年10月3日(木)~10月9日(水)
開館時間:10:00~18:00(最終日は15:00まで)
休館日:日曜日 入場料:無料
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アイデムフォトギャラリー シリウス事務局
担当:澤本慶子
TEL:03‐3350‐1211
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