農業労働力確保と地域交流人口拡大を目指した企業連携プログラム(企業研修)開催のお知らせ
1 企業連携プログラム(企業研修)の概要
(1) 日程:
1回目:2024年6月18日(火)~19日(水)
2回目:2024年6月19日(水)~20日(木)
(2) 実施箇所:山形県天童市
(3) 目的:スポットでの労働力が必要となる農繁期作業について、企業人の副業やボランティアによる農作業支援により人手不足を解消するとともに、企業が従業員の副業などを推進する環境づくりを目指します。また、将来的には企業人が農業との接点を持つことで、農業に興味を持つ人材の育成を図るとともに、交流人口の創出により持続可能な地域社会の実現を推進します。
(4) 取組内容 :
①さくらんぼ収穫などの農作業 天童市内 圃場
18日(火)13:00~17:00 / 19日(水)8:00~12:00
19日(水)13:00~17:00 / 20日(木)8:00~12:00
②異業種合同ディスカッション 天童市役所内 会議室
18日(火)18:00~19:30:農業(さくらんぼ)の課題解決について
19日(水)18:00~19:30:天童温泉の更なる活性化について
2 取組背景
近年、農業は高齢化や担い手不足などにより、特に農繁期の人手不足は大きな課題となっております。そのような課題に対して、昨年度、1日農業バイトアプリ「daywork」※1に法人向け利用機能※2を追加し、企業人が農業労働力として活躍できる土台を作り、農作業参加を推進してまいりました。
このたび、天童市の協力のもと、収穫やパック詰めなどの作業が短期に集中し、特に労働力が不足する山形県を代表する農作物さくらんぼ収穫期に、企業連携プログラム(企業研修)を開催し、その問題解決に寄与するとともに、「daywork」による企業人の農作業支援の更なる拡大を目指します。
※1 1日農業バイトアプリ「daywork」について
・ 1日単位で農業に従事したい人と農家(生産者)をマッチングするスマートフォンアプリ
・ 副業やダブルワーク、空き時間の活用方法の1つとして農業に従事する選択肢を提供
・ 全国で延べ13万人以上のマッチング実績(2023年)
※2 法人向け利用機能について
・ 各企業は「daywork」の法人会員として登録
・ 法人会員の従業員は掲載された求人に対し、「副業」「ボランティア」を選択して応募が可能*企業により設定可能
・ 農家(生産者)へは、応募した法人会員の企業名が通知される
・ 法人会員の管理画面で従業員の副業先や副業時間数などを把握でき、労務管理の効率化が可能
3 参加者の役割・位置付け
(1) JR東日本:1日農業バイトアプリ「daywork」を活用し、企業人が農業労働力として活躍できる環境整備。アプリを活用した従業員による農業支援への参画、本取組みを通した副業促進に向けた社内への情報発信。
(2) 天童市:本プログラムの受け入れ体制の整備(JA・農家との調整、送迎・ディスカッション会場の手配など)異業種合同ディスカッションにおける課題提起。
(3) NTT東日本:アプリを活用した従業員による農業支援への参画、本取組みを通した副業推進に向けた社内への情報発信。農業課題解決に資するソリューションの提案など。
(4) 日本郵便:既存の手動マッチングから切り替え、アプリを活用した従業員による農業支援ボランティアの参画継続、本取組みに係る社内への情報発信。
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