王子ビジネスセンター株式会社がキヤノン IT ソリューションズの Web 版「TCPLink」で在宅勤務でも安心して使える基幹システムへの接続環境を実現
キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:金澤 明、以下キヤノンITS)は、王子ビジネスセンター株式会社(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:藤川 健志、以下王子ビジネスセンター)にて、端末エミュレータ「TCPLink」で在宅勤務でも安定した基幹システムへの接続環境を実現したことを発表します。

■背景と課題
王子ビジネスセンターは、王子ホールディングスの主要会社に対して、業務基幹システムの運用/更新や、各種情報と通信機器の提供、維持および更新を担うシェアードサービスを提供しています。これらの基幹システムへの接続には、キヤノンITS製の端末エミュレータ「TCPLink Enterprise Server」が使用されています。在宅勤務の拡大に伴い、外部ネットワークからの接続機会が増加した結果、在宅環境におけるネットワークの不安定さに起因する通信切断が頻発するようになりました。このため、ユーザーは情報システム部門への問い合わせやデータの再入力を余儀なくされ、情報システム部門側も、その都度復旧対応を行う必要が生じるなど、業務効率の低下と運用負荷の増大が課題となっていました。
選定のポイント
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Web版「TCPLink」による課題解決に直結する実用的な提案
「TCPLink」サーバーにエミュレーション処理を集約し、Webブラウザ上での操作を可能にすることで、通信断が発生しても基幹システムとの接続を維持できる業務環境を実現しました。 -
端末エミュレータに関する豊富な知見と、自社製品ならではのカスタマイズ対応力
ユーザーの利用状況に応じた最適なカスタマイズを施すことで、従来の操作感を損なわずに新環境へのスムーズな移行を実現し、環境移行に伴うユーザーの負担やストレスを最小限に抑えました。
■導入効果
最適なカスタマイズにより従来の操作感を維持したことで、操作に関するユーザーからの不満はなく、安定した運用が継続されています。また、カスタマイズ版を導入したグループ会社では、通信セッションの切断に関する問い合わせも解消され、情報システム部門の業務負担が軽減されました。
■今後の展開
王子ビジネスセンターでは、DX推進や新たな価値創出に向けた環境整備を加速しています。キヤノンITSは、安定した基幹系システム運用を支えながら、王子ビジネスセンターとの連携を通じて、運用の最適化とIT環境の高度化を継続的に推進します。
※王子ビジネスセンターの事例詳細はのこちらからご覧いただけます。
<関連ソリューション>
TCPLink Enterprise Server
TCPLink Enterprise Serverは、IBM、富士通、日立、NECの各社メインフレームおよび、IBM i(AS/400)のオンライン端末機能をWebブラウザ環境のさまざまなクライアントで実現するWeb対応端末エミュレータです。
https://www.canon-its.co.jp/solution/industry/cross-industry/emulator/tcp-es
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