都市ガススマートメーターの供給エリア全域への導入について【東京ガスネットワーク】
主に家庭用で広く使用されているガスメーターは、マイコンメーターと呼ばれ、お客さまのガス使用量の計量機能に加え、高度な保安機能を持ち、ガス漏れ等の緊急時や地震・風水害等の災害時に保安上重要な役割を果たしてきました。従来のガスメーターに無線機能を付加することで「遠隔検針(*7)」「遠隔操作(*8)」「遠隔データ収集」を可能としたのがスマートメーターです。
スマートメーターの導入により、敷地内に検針員が入らなくても自動で検針が可能となるほか、ガスの開閉栓を遠隔で行うことにより、緊急時や災害時の保安・レジリエンスの更なる強化に寄与することが可能です。
また、都市ガス事業者だけでなく、他業界の企業や行政等とも連携し、スマートメーターが収集する様々なデータの活用による「新たな価値・サービスの創出」に貢献します。
東京ガスネットワークは、スマートメーターを通じて「保安・レジリエンスの更なる強化」や「新たな価値・サービスの創出」等、社会課題の解決や人々の生活の向上を図り、持続可能で豊かな社会の実現に貢献してまいります。
*1:遠隔通信が可能となった無線機付きマイコンメーター。
*2:東京ガスネットワークの供給エリアはこちら。https://www.tokyo-gas.co.jp/network/gas/kyoukyuu_area/index.html
*3:一部対象地域におけるスマートメーターによる遠隔検針の開始について(2021年5月31日)https://www.tokyo-gas.co.jp/news/topics/20210531-01.html
スマートメーターによる遠隔検針対象地域拡大のお知らせ(2023年1月30日)https://www.tokyo-gas.co.jp/network/news/2022/topics/20230130-01.html
*4:16号以下のメーターが今回のスマートメーター切り替えの対象です。
*5:都市ガスメーターは、計量法により検定有効期限が定められているため、東京ガスネットワークが定期的に取替えます。お客さまの費用負担はありません。
*6:設置できない世帯を除きます。
*7:安定的に通信できることを確認し、順次遠隔検針へ切り替えていきます。通信状態やその他都合によっては、当面の間、従来通りの検針方法で実施することがあります。
*8:遠隔操作の対象業務や開始時期は今後検討します。
*9:一部のスマートメーターに実装予定です。
*10:SI値(Spectral Intensity、スペクトル強度)は、地震動の破壊力(強さ)を表す指標のひとつです。
【参考】
■スマートメーターによる遠隔検針の仕組み
スマートメーターは、通信キャリアネットワーク(*11)と特定小電力無線(*12)を使用して通信します。ガス使用量等のデータを無線通信で中継器に集約し、東京ガスネットワークのシステムに通信キャリアネットワークを通じて送ります。
*11:通信キャリアが提供するLTE等の通信回線。
*12:免許不要で小容量のデータを通信するために定められた周波数帯域を利用する無線装置。
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