開戦すべきか、抑制すべきか――近現代史のトップ研究者による連続講義『日本の戦争はいかに始まったか』が本日発売!

当初から朝鮮の支配を意図し、計画的に大陸中国に侵略して、無謀な軍部による暴走の結果、対米英戦が避けられなくなった――という従来の理解は正しいのか? 開戦の舞台裏を解き明かす。

株式会社新潮社

戦後を代表する保守派の論客・福田恒存を顧問として発足した団体をルーツとする「現代文化會議」。
半世紀以上の歴史を持つこの団体において、対米開戦80周年の一昨年に日本が戦った戦役に関する連続講義が行われました。

本書は斯界を代表する研究者によるそれらの講演録を読みやすく書籍化したものです。
「日本が悪い」「無謀な戦争を仕掛けた」という通説・俗説に反して、各々の戦役が生起するリアルな力学がわかる『日本の戦争はいかに始まったか 連続講義 日清日露から対米戦まで』は5月25日、新潮選書から発売です。

■目次

戦争の八〇年・平和の八〇年……波多野澄雄

日清・日露戦争はなぜ起きたか……黒沢文貴

第一次大戦はなぜ起きたか……小原淳

満州事変はなぜ起きたか……井上寿一

支那事変はなぜ起きたか……戸部良一

対米戦争はなぜ回避できなかったか……森山優

真珠湾攻撃前後の英米関係はいかに形成されたか……赤木完爾

昭和天皇は戦争にどう関わったか……山田朗

大東亜戦争の「遺産」はなにか……波多野澄雄

対米開戦の「引き返し不能点」はいつか……質疑応答

 


■内容紹介文

当初から朝鮮支配を意図し、計画的に大陸中国を侵略して、軍部の無謀な暴走の末に対米戦が不可避となった、というのは本当か? 日清・日露戦争から第一次大戦、満州・支那事変を経て、先の戦争に至るまで、当事者たちがどんな決断を下したのか、それぞれの開戦過程を各分野の第一人者が実証的に語る「日本近現代史」連続講義。



■著者紹介

黒沢文貴 1953年生れ。東京女子大学名誉教授

小原 淳  1975年生れ。早稲田大学文学学術院教授

井上寿一 1956年生れ。学習院大学法学部教授

戸部良一 1948年生れ。防衛大学校名誉教授

森山 優 1962年生れ。静岡県立大学国際関係学部教授

赤木完爾 1953年生れ。慶應義塾大学名誉教授

山田 朗 1956年生れ。明治大学文学部教授

波多野澄雄 1947年生れ。筑波大学名誉教授



■書籍データ

【タイトル】『日本の戦争はいかに始まったか 連続講義 日清日露から対米戦まで』

【著者名】波多野澄雄 戸部良一 編著

【発売日】5月25日

【造本】選書

【本体定価】1,980円(税込)

【ISBN】978-4-10-603897-6

【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/603897/

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会社概要

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業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区矢来町71
電話番号
03-3266-5220
代表者名
佐藤隆信
上場
未上場
資本金
8000万円
設立
1896年07月