【仕事に対する意識・行動のアンケート調査】20代男女の3人に1人は、仕事のための勉強・資格取得に取り組む
全世代を通じて、若年層ほど「勉強・資格取得」に熱心な傾向
■仕事に対する意識・行動のアンケート調査ダイジェスト
現在の仕事への熱意は50・60代が高い
「いくつになっても働いていたい」は40代以降で増加傾向
勉強・資格取得は若年層で高い傾向
年代によって仕事に対する意識の変化がある
コロナ禍を経て、「テレワークを可能とする」、「副業を認める」など、働く環境の変化や選択肢が増える中で、ビジネスパーソンの意識や行動はどのように変化したのか。このたび、約1万人のビジネスパーソンを対象に、『仕事に対する意識・行動のアンケート調査』を実施し、仕事に対する熱意や考え方、行動の違いなどについて、年代別や意識別に調査しました。
現在の仕事への熱意は50・60代が高い
まず、年代別における現在の仕事に対する熱意について、「熱意をもって仕事に取り組んでいるか」を0点(全くそう思わない)~10点(とてもそう思う)で評価してもらったところ、「10点」は50代と60代の男女のみで10%を超えました。また、男女30代は6~10点が他の年代と比較して少なく、0~4点を2割以上の人が付けています。
「いくつになっても働いていたい」は40代以降で増加傾向
続いて「いくつになっても働いていたい」という考えについては、男女ともに40代から「とてもあてはまる」「ややあてはまる」との回答が増加し始め、「とてもあてはまる」「ややあてはまる」の合計は60代男性で42.1%、60代女性で45.5%でした。
現在の仕事に対する熱意は男女50代・60代で高い傾向が見られましたが、この熱意が「いくつになっても働いていたい」という意識につながっている方もいるのかもしれません。
また「起業に関心がある」について、「とてもあてはまる」「ややあてはまる」の合計では男性の20~40代が20%を超えており、男性30代が最も高くなっています。
勉強・資格取得は若年層で高い傾向
「仕事に関して行っていること」についての調査結果では、「現在の仕事にかかわる勉強をしたり資格取得を目指している」「現在の仕事に直接関係はないが、将来のために勉強をしたり資格取得を目指している」が、男女とも若い年代において高い傾向が見られました。また、男性では「仕事にかかわる情報収集を常に行っている」「仕事関係の人脈を意識して広げている」は年代が上がると高くなる傾向が見られました。
さらに同項目を「仕事に対する考え方」別に比較すると、「いくつになっても働いていたい」回答者は「早めにリタイア(退職)したい」回答者と比較して、「仕事にかかわる情報収集を常に行っている」や「仕事関係の人脈を意識して広げている」において10ポイント程度の差が見られました。
そのほか「起業に関心がある」回答者は「同じ会社で長く働きたい」回答者と比較すると、「現在の仕事に直接関係はないが、将来のために勉強をしたり資格取得を目指している」「ビジネス書をよく読む」において10ポイント以上の差が見られました。
また「起業に関心がある」回答者は、半数近くが「仕事にかかわる情報収集を常に行っている」、また3割以上の方が「仕事関係の人脈を意識して広げている」と回答するなど、起業を目指して行動している様子が見受けられます。
年代によって仕事に対する意識の変化がある
人生の大半の時間を費やす「仕事」に関して、転職、副業など、1つの会社、1つの仕事にこだわらず、それぞれの目的や夢に向かって仕事を選択していく方も多いのではないでしょうか。今回の調査結果からは、年代によって仕事への意識が異なり、仕事に関する学びや情報収集などの行動にも違いがあるということがわかりました。
■本調査詳細データのご案内
CCCMKホールディングスでは、本調査の詳細をご紹介するコラムをホームページで公開しています。また、転職に対する考え方・調査結果サマリーや、ビジネスパーソンへのアプローチ施策イメージをご紹介しており、無料でダウンロードいただけます。
https://www.cccmk.co.jp/columns/mknews34
■調査概要
調査方法:インターネット (Tアンケート)
調査期間:2023年7月6日(木)~2023年7月7日(金)
調査地域:全国
調査対象者:男女20~69歳のT会員
※スクリーニングにて職業「会社役員・経営者」「会社員」を本調査対象とした
サンプル数:9,397サンプル
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