「マイナビ転職動向調査」を発表
転職後の仕事に満足している人が重視したのは「勤務地」「生活のゆとり」。一方、転職後の仕事に満足していない人が重視したのは「給与の良さ」
調査概要
転職率(転職者の割合)は年々上昇し、なかでも転職者における20代男女の割合が増加している。 転職に関して前向きに考えている20代は7割を超え、若年層の中でより転職が一般化してきている。
転職後の仕事に満足している人は、転職先を決める際に「勤務地」や「生活のゆとり」を入社理由にした割合が高く、満足していない人は「給与の良さ」を入社理由にした割合が最も高かった。つまり、転職先を決める上で給与面を重視することが必ずしも満足感につながっていないことがわかる。
また、仕事のやりがいは各年代で違いがある。20代・30代は、男女ともにスキルアップや自己
成長にやりがいを感じている。40代・50代に関しては年代や性別によっても違いがあり、女性は
スキルアップや自己成長にやりがいを感じる傾向がある。一方で男性は今までの経験を活かして
働くことにやりがいを感じていることがわかった。
<TOPICS>
・20代~50代男女の転職率は過去3年間で微増し、2016年は3.7%、2017年は4.2%、2018年で5.3%だった。特に、20代男女の割合が年々増加している【図1】。
・転職に関して、「前向きな行動である」と約6割が回答し肯定的に受け入れられている。20代では男女とも7割以上が肯定派【図2】。
・転職後の仕事に満足している人が入社を決めた理由はトップは「希望の勤務地である(57.1%)」、次に「休日や残業時間が適正範囲内で生活にゆとりができる(56.4%)」が続いた。一方で、仕事に満足していない人が入社を決めた理由で最も多かったのは「給与が良い(33.3%)」となった【図3】。
・各年代の仕事のやりがいとしては、20代・30代は男女ともに「スキルアップ・自己成長を実感する」がトップ。男性40代は「自分の裁量で仕事を進めることができる」、女性40代は「スキルアップ・自己成長を実感する」「昇給・昇進する」の同率、男性50代は「責任のある仕事を任される」、女性50代は「スキルアップ・自己成長を実感する」がトップだった【図4】。
【参考グラフ】
※転職率:国勢調査における正規雇用者の構成比に合わせて調査した10,000人のうち、各年に転職した人数の割合。2018年の転職率5.3%は、調査した10,000人のうち2018年に転職した人が528人いたため、5.3%となる。
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【調査概要】『マイナビ転職動向調査』
調査期間:2019年2月21日(木)~2月25日(月)
調査方法:インターネット調査
調査対象:正社員として働いている20代~50代の男女のうち、2016年~2018年に転職した方
有効回答数:1,000名(2018年転職者500名、2017年転職者250名、2016年転職者250名)
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※調査結果の詳細は(https://www.mynavi.jp/news/)で公開しています
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【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社マイナビ
社長室 リサーチ&マーケティング部
Email:myrm@mynavi.jp
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【当社に関するお問い合わせ先】
株式会社マイナビ
社長室 広報部
Tel:03-6267-4155 Fax:03-6267-4050
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