成田国際空港 新中央受配電所「Central Power Substation」の着工について
― 空港の将来発展を支える電力基盤の強化に向けて ―

成田国際空港株式会社(社長:藤井 直樹、以下「NAA」)と東京ガス株式会社(社長:笹山 晋一、以下 「東京ガス」)が設立した株式会社 Green Energy Frontier(社長:西本 忠義、以下「GEF」)は、約 半世紀にわたり成田空港内の受配電を支えてきた中央受配電所を、開港以降初めて全面更新するた め、4月1日から新中央受配電所「Central Power Substation」の建設を開始いたします。

Central Power Substation は、受電容量を現在の中央受配電所と比較して約 1.5 倍に拡大する計画で、2028 年度の竣工を予定しています。これにより、NAA が進めている滑走路の増設や旅客ターミナルビルの再構築、新貨物地区の整備など「成田空港第2の開港プロジェクト」による将来的な電力需要の増大への対応が可能となります。
今回の Central Power Substation の建設は、GEF が取り組む成田空港内における大型エネルギーインフラ更新事業の第1弾となります。今後、第2弾として熱供給プラントの更新についても検討を進めてまいります。
GEF、NAAおよび東京ガスは、Central Power Substation の建設を通じて、日本を代表する国際拠点空港である成田空港の持続的な発展を支える強靭で高度なエネルギーインフラの構築に貢献してまいります。
■ Central Power Substation の特徴
① シームレスな設備更新と脱炭素化のための拡張性
現在の中央受配電所から Central Power Substation へ停電することなくシームレスな移行を実現する設計とし、さらに太陽光発電設備等脱炭素化のための設備導入を見据えた設備構成としています。
② AI を活用したエネルギー需要予測システムの導入
Central Power Substation には、東京ガス次世代技術研究所ならびにNAAと連携し、AIを活用したエネルギー需要予測システムを実装する予定です。将来的には NAA が構築を予定しているデータベースと連携し、フライトスケジュール等の空港データや気象情報に加え、多様な運用データを活用することも視野に入れ、より精緻な需要予測の実現を図り、これに基づき、熱供給設備を含めた運用の最適化を目指します。
③ GEF本社を一体化
現在空港外にある GEF本社を Central Power Substation 内に移転し、災害時等の情報連携と各種意思決定の迅速化を図ることで、エネルギー供給の危機対応能力の向上を目指します。
■ 起工式の様子

■ GEF 会社概要

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