近寄りたくなる仮設トイレ「(仮称)新型ユニットWC」を開発(ニュースリリース)

<大和リースとLIXILが共同開発>~真夏のイベントにふさわしいミストシステムも搭載~

大和ハウス工業株式会社

 大和ハウスグループの大和リース株式会社(本社:大阪市中央区、社長:森田俊作)と株式会社LIXIL(本社:東京都千代田区、社長:瀬戸欣哉)は、この度、真夏のイベントにふさわしい暑さ対策機能をプラスした、ミストシステム付きのトイレ「(仮称)新型ユニットWC」を共同で開発し、2019年4月から大和リースより販売・リースを開始します。
 「(仮称)新型ユニットWC」は、「近寄りたくなる仮設トイレ」をコンセプトに、建築リース業界のリーディングカンパニーとして培ってきた大和リースの経験と、住宅設備機器メーカーであるLIXILのトイレに関する技術や知見など、両社の強みを活かして開発された新型のユニットトイレです。また、搭載しているミストシステムには、パナソニック株式会社(技術協力)が開発を進めている「シルキーファインミスト」を採用しています。

 

 

外観イメージ外観イメージ

 これまで、音楽フェスやスポーツ大会など野外の短期イベントでの仮設トイレは「汚い、暗い、臭い」などの問題を抱えており、夏の野外イベント時は来場者の暑さ対策が課題となっていました。トイレは誰もが訪れる必要不可欠な場であり、イベント全体のイメージや評価を左右するものとなっています。
 そこでこの度、それらの課題を解決すべく「(仮称)新型ユニットWC」を共同で開発しました。快適な洋式水洗トイレや、小さなお子さまも利用いただける低リップ小便器(前方に張り出した受け部)などを装備したユニットWCとし、ミスト空間をプラスすることで、夏場の熱中症予防効果やイベント全体の価値向上に貢献します。
 なお、「(仮称)新型ユニットWC」は、 2018年7月25日(水)~29日(日)にお台場・青海地区イベントスペース内特設会場(東京都江東区)で行われるFIVBビーチバレーボールワールドツアー2018(主催:国際バレーボール連盟)で設置予定です。

※このリリースは、国土交通記者会、国土交通省建設専門紙記者会、大阪建設記者クラブにお届けし、大和リースホームページ(URL: http://www.daiwalease.co.jp/)、ならびにLIXILホームページ(URL: http://www.lixil.co.jp/ )でも発表しています。

【参考資料】
■ユニットWCについて
 限られた空間に様々な機能をパッケージング

① 子どもから大人まで誰もが使いやすい低リップ小便器の採用。
② 節水と使いやすさに配慮した自動水栓を採用。
 

③ 天井にはセンサー式LEDダウンライト照明を配置。床の仕様は水洗い可。
④ 内開き扉を採用し、通行者と扉の接触がなく安全に配慮。空いているブースがわかりやすくなりトイレ待ちの
    渋滞も減らします。
⑤ ロータンク式大便器の採用により、災害時の断水でもバケツでタンクに水を溜めれば、いつもと同じ使い方が
      可能。温水洗浄便座も標準装備。
⑥ 配管スペース(ライニング)上部は、トイレ利用者の手荷物棚としても活用できる幅を設定。
 



■「シルキーファインミスト」について
 パナソニック株式会社独自の二流体ミストノズルで、直径わずか10μmの極めて微細なミストを発生させます(1μm(マイクロメートル)は1mm(ミリメートル)の1000分の1)。近くでも濡れにくく、発汗と同じ原理(気化熱)ですみやかに身体を冷やします。微細ミストは少量の水で効果があり、環境や身体に適した技術です。


■製品概要
商品名:(仮称)新型ユニットWC
エリア:一般地域(多雪地域、寒冷地、強風地域、離島・沖縄を除く地域)
規模:①小型:13.44㎡(2.4m x 5.6m)
      S-01タイプ:大便器 2  小便器 3  洗面 1、S-02タイプ:大便器 3  洗面 1
   ②中型:17.76㎡(2.4m x 7.4m)
      M-01タイプ:大便器 2  小便器 4  洗面 2、M-02タイプ:大便器 5  洗面 3
仕様:①構造:鉄骨造
   ②屋根:折板葺き(ガルバリウム鋼板 t=0.5)
   ③天井:カラー鋼板断熱サンドイッチパネル t=30
   ④壁:カラー鋼板断熱サンドイッチパネル t=44
   ⑤床:防滑性ビニル床シート t=2.0 床排水ユニット
   ⑥電気設備:LEDダウンライト、人感センサー、換気扇(20cmプロペラファン)
   ⑦衛生機器:大 便 器:一般洋風便器(ロータンク式)、温水洗浄便座、棚付二連紙巻器
         小 便 器:トラップ付大型壁掛ストール小便(壁掛低リップ)、小便器自動洗浄装置
         洗 面 器:そで付小型洗面器(壁付式)、自動水栓
   ⑧ストシステム:サンシェードシート、フレーム、シルキーファインミスト
   ⑨オプション:鏡・姿鏡、外部照明(人感センサー)、出入口ブラインドシート、フレームエアコン
開発:大和リース株式会社、株式会社LIXIL
技術協力:パナソニック株式会社

     ※開発中の商品のため、仕様などは変更となる可能性があります。

販売・リース:大和リース株式会社
販売・リース開始日:2019年4月(予定)
※本ニュースリリースの内容は、2018年7月19日時点の情報となります

 

※2018年7月23日13時から15時の間、お台場・青海地区イベントスペース内特設会場(東京都江東区青海1丁目1、ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線・台場駅から徒歩5分)にて現物をご確認いただけます。ご取材のご希望がございましたら下記までご連絡いただけますと幸いです。

7月23日取材申込先:大和リース株式会社 広報宣伝部  TEL:06-6942-8068
株式会社LIXIL コミュニケーションズ&CR部 布施木・岡本 TEL.03‐6273‐3607


大和リースについて
 大和ハウスグループの中核企業であり、2019年に創業60周年を迎えます。業界をリードするシステム建築(規格建築事業)をはじめ、土地活用や商業施設の開発・運営(流通建築リース事業)、カーリース・福祉・農業・ロボット(リーシングソリューション事業)、再生可能エネルギーの活用・都市緑化(環境緑化事業)の分野まで多岐にわたる事業を展開しています。
 大和リース株式会社は2018年3月期に2,128億円の連結売上高を計上しています。
大和リースについて:http://www.daiwalease.co.jp/

 ■LIXILについて
 LIXILは、世界中の誰もが願う豊かで快適な住まいを実現するために、日々の暮らしの課題を解決する先進的なトイレ、お風呂、キッチンなどの水まわり製品と窓、ドア、インテリア、エクステリアなどの建材製品を開発、提供しています。ものづくりの伝統を礎に、INAX、GROHE、American Standard、TOSTEMをはじめとする数々の製品ブランドを通して、世界をリードする技術やイノベーションで、人びとのより良い暮らしに貢献しています。現在70,000人超の従業員を擁し、世界150カ国以上で事業を展開するLIXILは、生活者の視点に立った製品を提供することで、毎日世界で10億人以上の人びとの暮らしを支えています。
 LIXILなどのブランドを展開する、株式会社LIXILグループ(証券コード: 5938)は、2018年3月期に1兆6,648億円の連結売上高を計上しています。
LIXILについて:www.lixil.com/jp、https://www.facebook.com/lixilcorporation/

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会社概要

大和ハウス工業株式会社

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URL
https://www.daiwahouse.co.jp
業種
建設業
本社所在地
大阪府大阪市北区梅田3-3-5
電話番号
06-6346-2111
代表者名
大友 浩嗣
上場
東証プライム
資本金
1622億1684万円
設立
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