CT検査画像を複合現実で観察できるトレーニングシステム「MR Anatomy」を提供開始 医療従事者による肺の立体的な構造の理解促進に貢献
■高精細な3D画像での観察により肺の立体的な構造の理解を促進
ザイオソフトの3次元医用画像処理システム(※2)等により出力された3Dデータ化した肺のCT画像(※3)を、キヤノンのMRシステムで現実空間に実寸大の3D画像で表示します。2D画像では把握することが難しかった、症例ごとに異なる病変の位置や血管の走行、臓器の大きさなど、肺の解剖学的構造を実寸大で立体的に理解が可能です。トレーニングでありながら実際の検査画像を使用することで、さらに理解を深めることができます。本システムを活用することで、長年の経験で培われる肺の立体的な構造の理解を促進し、医学生や若手外科医をはじめとする医療従事者の教育・トレーニングの質の向上に貢献します。
■簡単準備と直感的な操作により手軽に使用することが可能
3Dデータ化した肺のCT画像を、専用アプリケーションを用いてPCでドラッグ&ドロップするだけでセットアップが完了し、すぐに観察を開始することができます。さらに、表示した肺の3D画像は、体験者の手で拡大・縮小や回転させることができ、直感的に操作することが可能です。
※1. 本システムは教育・トレーニング用途のシステムであり、医療機器ではありません。疾病の診断・治療・予防等に用いることはできません。
※2. CTで撮影した2D画像から3Dに再構成して表示するシステムです。(本システムと連携可能な別システムとなります)
※3. ザイオソフト等の3次元医用画像処理システムにより、OBJ形式(多くの3Dソフトがサポートしている3Dモデルのファイル形式の1つ)で3D画像を生成します。
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