1台で簡単に無線LANとインターネット接続環境を構築・運用できる小規模拠点向けモデル ヤマハ 無線LANルーター『NWR100』
~ 法人向けルーター30年のDNAを継承した新モデル、2025年9月発売 ~
ヤマハ株式会社は、小規模オフィスや店舗向けの多彩な機能をひとつの筐体に収めた無線LANルーター『NWR100』を2025年9月に発売します。また、『NWR100』対応のVPNクライアントソフトウェア『RTSIA』を無償で提供します。

近年、スマートフォンやタブレット、PCなどによる無線LANを利用したインターネット接続環境は不可欠です。特に小規模オフィスや店舗などでは、インターネット接続や無線LANを手軽に導入・設定でき、セキュリティー面でも安心して使えることが求められています。加えて、IT人材不足が深刻化する中、ネットワークの専門知識や業務経験が少ないIT担当者でも簡単・迅速・的確に問題解決できるようにすることも課題です。
今回発売する『NWR100』は、このような背景を踏まえ、ヤマハがこれまでに蓄積してきた法人向けルーター開発とサポートの知見を活かし、小規模オフィスや店舗でのネットワーク利用と管理に必要なルーター、無線LAN、リモートアクセスVPN、セキュリティー機能を搭載したオールインワン無線LANルーターです。
概要
-
小規模オフィスや店舗などに最適な機能を搭載
-
シンプルな操作性と高い信頼性
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ネットワークトラブルの問題解決方法を提案する「ウェルネスモニター」

品名 |
品番 |
希望小売価格 |
発売時期 |
---|---|---|---|
無線LANルーター |
NWR100 |
59,400円(税抜 54,000円) |
2025年9月 |
◎『NWR100』販売計画:10,000/年
関連ソフトウェア製品

品名 |
品番 |
価格 |
提供時期 |
---|---|---|---|
VPNクライアントソフトウェア |
RTSIA |
無償 |
2025年9月 |
主な特長
1.小規模オフィスや店舗などに最適な機能を搭載
近年のネットワーク機器は、機能の高度化と集約化で操作が複雑になり、ネットワークに詳しくない人には導入・設定のハードルが高くなっています。『NWR100』は、小規模な拠点に必要なルーターや無線LAN、リモートアクセスVPN、セキュリティー機能を、設置環境に馴染むデザインの筐体に収めたオールインワン無線LANルーターです。WAN側は1Gbpsの回線に対応し、国内で普及が進むIPoE接続も可能です。LAN側は信頼性の高いWi-Fi 6に対応し、1GbpsのLANポーも4ポート搭載するなど、多様な利用シーンに対応します。本機1台で、約20人/30端末以下の小規模オフィスや店舗に必要なネットワークを構築できます。
また、『NWR100』は、リモートアクセスVPNにおいて高いセキュリティー性と安定性を兼ね備えたIKEv2方式(認証方式:MS-CHAPv2)を採用しました。Windows PC向けには、専用のVPNクライアントソフトウェア『RTSIA』も無償でダウンロード提供します。『RTSIA』は、ネットワークに詳しくなくても的確に操作できるシンプルでわかりやすい画面設計となっており、スムーズな導入と運用を支援。ネットワーク管理者の問い合わせ対応やサポート負担の軽減にもつながります。



2.シンプルな操作性と高い信頼性
『NWR100』は、直感的に扱えるシンプルなGUIを搭載し、代表的な構成であれば、「かんたん設定」から数分で最適なネットワーク環境を構築可能です。
さらに、無線LANとリモートアクセスVPNのユーザー認証を共通アカウントで行えるため、これまで分かれていたID・パスワードの管理を統合できます。たとえば、従業員の異動や退職時には、アカウントの更新や削除を一度の操作で済ませられるため、ネットワーク管理者の設定・運用の手間を大幅に軽減できます。利用者にとっても、社内外の接続で同じアカウントを使えるため、覚えやすく利便性が向上します。
また、長年の実績を持つヤマハの法人向けルーターや無線LANアクセスポイントと同等の評価基準をクリアしており、高品質なハードウェアと長期運用に耐える信頼性を備えています。
3.ネットワークトラブルの問題解決方法を提案する「ウェルネスモニター」
『NWR100』は、ネットワークトラブルの可視化と対処支援を行う新機能「ウェルネスモニター」を搭載しています。ネットワークトラブルの多くは、インターネット回線の障害、電波干渉、特定の無線モジュールへの接続集中など、複数の要因が絡みます。特に無線LAN環境では要因の切り分けが難しく、復旧まで時間を要する傾向です。
「ウェルネスモニター」では、「本体情報ボード」「無線LAN情報ボード」「接続切断フロー」「端末一覧ビュー」の4つの機能でトラブルを可視化し、ヤマハのノウハウに基づいた対策案を提示します。これにより、専門知識の少ないIT担当者でも最適な対応が可能となり、ネットワーク運用における大幅な負担軽減と安定した運用を実現します。
「ウェルネスモニター」の機能

機能 |
概要 |
---|---|
本体情報ボード |
従来のヤマハルーターのダッシュボード機能を継承・進化させ、本製品自身やインターネット回線接続のトラブルの原因を表示するだけでなく、その対応策の提案まで行います。 |
無線LAN情報ボード |
従来のヤマハ無線LANアクセスポイントの「無線LAN見える化ツール」を継承した機能で、無線LANに関わるトラブルが起こる可能性が高くなったことを検出し、自動的に本製品とその周辺の無線LANの状況についてスナップショットを保存します。また、最新の無線LANの状況に即した対策案を提案します。 |
接続切断フロー |
本製品に接続・切断した端末ごとの接続切断フローを、DHCP・DNSも含めてわかりやすく表示します。 読み解くのに時間がかかるSYSLOGを確認することなく、端末ごとに接続切断フローが正常だったか、異常だったかを把握することが可能です。 |
端末一覧ビュー |
本製品に接続した端末一覧を表示します。通信量が多い端末や通信速度が遅い端末などトラブルに繋がる可能性の高い端末をわかりやすく表示し、また、接続された端末だけでなく接続できなかった端末も表示することで、端末に関わるトラブルシューティングに役立てることができます。 |



関連オプション

品名 |
品番 |
希望小売価格 |
発売時期 |
---|---|---|---|
電源アダプター |
YPS-12HT |
6,050円(税抜 5,500円) |
発売中 |
RJ-45コンソールケーブル |
YRC-RJ45C |
5,830円(税抜 5,300円) |
発売中 |

https://network.yamaha.com/value/nw30th
ヤマハのネットワーク機器事業は、
日本中のネットワークエンジニアに支えられ、2025年3月で30周年を迎えることができました。
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