北米におけるガスマーケティング・トレーディング事業会社への出資について
アーム社は、天然ガスの調達と販売における顧客との関係性や営業力を強みとしています。アーム社が設立するアーム・エナジー・トレーディング社への出資は、天然ガス需要の増加が見込まれる北米におけるM&T事業拡大に寄与するもので、中期経営計画「Compass Transformation 23-25」で掲げる「海外における収益基盤強化」を加速する取り組みとして位置付けています。なお、東京ガスグループが北米で拡大している天然ガス開発・生産事業とのシナジー効果により、さらなる収益拡大を目指しています。
東京ガスグループは、経営ビジョン「Compass2030」で「LNGバリューチェーンの変革」ならびに「CO2ネット・ゼロへの挑戦」を掲げています。エネルギー市場変動対応を収益安定化に繋げるビジネスモデルを確立するとともに、責任あるトランジションの実行により社会全体の脱炭素化と経済的成長の両立に向けた取り組みを推進してまいります。
*1:上流の天然ガス田等から調達した天然ガスについて、パイプラインや貯蔵設備等を活用しつつ、販売代行や現物取引等を行い、利益を創出する事業
<アーム・エナジー・トレーディング社の概要(東京ガスによる出資後)>
設立年月日 | 2024年2月1日[*2] |
本社所在地 | 米国テキサス州ヒューストン |
資本構成 | アーム・エナジー・ホールディングス社:51% TGアーム・インベストメント社(東京ガスアメリカ社の100%孫会社):49% |
事業概要 | 北米エリアにおけるガスM&T事業 |
*2:現地時間
<本案件の出資スキーム図>
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