スティング、10年振りとなる新曲が詰まった世界待望の新作『ザ・ラスト・シップ』を語る!~故郷を舞台にしたミュージカルのために書き下ろした感動作 発売~
グラミー賞16度受賞歴を持つスティング(ポリス時代含む)は、2003年発売の『セイクレッド・ラヴ』以降、コンセプト・アルバムが続いており、新曲を収録した作品をリリースしていませんでした。
そんなスティングが、この度、世界中のファンが待ちに待った10年振りとなる新曲が詰まったオリジナル・アルバム『ザ・ラスト・シップ』を発表!今作は2014年公開予定のミュージカルにインスピレーションを受けたアルバムであり、ウォールセンドのスワン・ハンターズ造船所の影で育ったスティング本人の思い出に基づき、帰郷と自己発見を中心的テーマとして据えて描いています。彼の個人的な思い出は、人間関係の複雑さ、時の経過、そして家族や地域社会の重要性という普遍的な真理を照らすもので、我々が生きる現代で影響を与えられるような、複雑な寓話を形成しています。
スティングが制作にほぼ3年を費やしたこのミュージカルは、2014年にブロードウェイ・デビューします。過去にトニー賞を受賞しているジョー・マンテッロ(ウィキッド、Other Desert Cities)、ジョン・ローガン(作家、レッド、スカイフォール)、そしてブライアン•ヨーキー(作家、Next to Normal)とのコラボレーション作品。“The Last Ship”は、長い時間を経てニューカッスルとそのコミュニティ、更には開発までを形づくるだけではなく、影を落としてきた1980年代の造船産業の終焉の物語となっています。
アルバム『ザ・ラスト・シップ』は、ロブ・マテス(スティング、エリック•クラプトン、エルトン•ジョン、ルー・リード、カーリー•サイモン)がプロデュースし、ドナル•ホジソンがエンジニアリングとミックスを担当。新作の内容に対して興味が高まる中、スティング自身が新作について語っています。
【スティングのコメント】
このアルバムに収められた歌、音楽を、僕は、戯曲のためのものとして書いた。物語は故郷を舞台にしたもの。イングラング北東部の、造船業が盛んだった町だが、時代の変化のなかで、造船所で働く人たちは解雇されていく。父と息子の衝突、和解。そんな物語が進行していき、町の司祭が、なんとか彼らを救おうと決意する。自分たちで、自分たちのために船を造ってみないか、と、持ちかける。世界に向けて船出するために。馬鹿げた話だけど、それは、象徴的な行為なんだ。なにか象徴的なものというのは、ときに、とても強い力を持っている。
この曲はパブで楽しんでいる感じで書いた。ビールを飲みながら、楽器を弾いたり、歌ったり。その雰囲気をスタジオで再現したんだ。
このアルバムで表現したかったのは、働くことの大切さを思い出してほしいということだった。それぞれの個人にとってだけではなく、地域社会にとっても大切なことだ。
僕は、これまでずっと、自分をさらけ出すタイプのソングライターだった。でも、自分とは違う人の立場で、違う人の声で、あるいは、誰かの靴を履いて書いてみたら、と思った瞬間に、この作品が歩きはじめた。自分自身を少し脇に寄せてみたのさ。だから、とても楽しんで、この仕事に取り組んでいるよ。
音楽の方向性をひとつに決めてしまうタイプじゃない。僕にとって、それはとても大切なことなんだ。それに、いつも、音楽から驚きを与えられている。だから、僕自身も、音楽に新鮮な驚きを注入する。ハーモニーの動き。アレンジメント。楽器の選び方。転調。ともかく、驚きこそ、僕の音楽にとってもっとも大切な要素なんだ。予定調和的なものはつまらない。
この作品は、なにかに導かれて取り組んだもの、ということもできる。僕が語らなければいけない物語、僕が語りたいと願っている物語。人々がふたたび立ち上がる物語を通じて、自分を表現しているわけさ。
起きているときは、いつもこの作品のことを考えて、咀嚼している。寝ているときは、この作品のことを夢にみている。完成するまでは、このままさ。
■スティング日本公式サイト http://www.universal-music.co.jp/sting
■スティング 『ザ・ラスト・シップ』
Sting / The Last Ship
2013.10.2発売 SHM-CD UICS-1274 ¥2,600(税込)
TRACKLIST Total Time: TBA
1. ザ・ラスト・シップ/The Last Ship
2. デッド・マンズ・ブーツ/Dead Man’s Boots
3. アンド・イエット/And Yet
4. オーガスト・ウィンズ/August Winds
5. ランゲージ・オブ・バーズ/Language Of Birds
6. プラクティカル・アレンジメント/Practical Arrangement
7. 闘士のワルツ/The Night The Pugilist Learned How To Dance
8. バラード・オブ・ザ・グレイト・イースターン/Ballad Of The Great Eastern
9. ホワット・ハヴ・ウィ・ガット? feat. ジミー・ネイル/What Have We Got? featuring Jimmy Nail
10. アイ・ラヴ・ハー・バット・シー・ラヴス・サムワン・エルス/I Love Her But She Loves Someone Else
11. ソー・トゥ・スピーク feat. ベッキー・アンサンク/So To Speak featuring Becky Unthank
12. ザ・ラスト・シップ(リプライズ)/The Last Ship (Reprise)
13. シップヤード feat. ジミー・ネイル、ブライアン・ジョンソン & ジョー・ローリー
/Shipyard featuring Jimmy Nail, Brian Johnson and Jo Lawry
14. イッツ・ノット・ザ・セイム・ムーン/It’s Not The Same Moon
15. ハダウェイ/Hadaway
16. スカイ・フックス・アンド・タータン・ペイント feat. ブライアン・ジョンソン/Sky Hooks And Tartan Paint
17. ショウ・サム・リスペクト/Show Some Respect
■「着うた®」 「着うたフル®」
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【BIOGRAPHY】
作曲家、歌手、作家、俳優、そして活動家であるスティングは、1951年10月2日、イングランド、ニューカッスル生まれ。本名:ゴードン・マシュー・サムナー。"スティング"の名は、アマチュア時代のステージでよく着ていた黒と黄色の縞模様のシャツが蜂に似ていた、というところに由来する(スティング=蜂の"針")。スチュワート・コープランドとアンディ・サマーズとザ・ポリスを結成するために1977年にロンドンに移住した。彼らは、5枚のアルバムをリリースし、グラミー賞を6つ獲得し、2003年にはロックの殿堂入りを果たした。
1985年以来、スティングは13枚のソロアルバムをリリースしている。彼が最近最も力を入れていたミュージカル作品、The Last Shipは、2014年にブロードウェイ・デビューを果たす。これは、ウォールセンドのスワン・ハンターズ造船所の影で育った彼の思い出に基づき、帰郷と自己発見を中心的テーマとして据えて描いている。アルバムは、2013年9月24日、チェリーツリー/インタースコープ/A&Mレコードからリリースされる。
そのスティングも25周年という、長きに渡るソロ・キャリアを祝ったばかりだ。その節目を記念してボックス・セットの決定版、25 YearsがiPadアプリのSting 25と共にリリースされた。同セットには、彼の60歳の誕生日に行われ、豪華スターが勢ぞろいしたチャリティ・コンサートの独占映像と、珍しいインタビュー、写真、ミュージック・ビデオなどが含まれており、国際クリエイティビティ・フェスティバルでベスト・デザイン/審美部門において栄誉あるカンヌ獅子を受賞した。
ザ・ポリス時代とソロ時代を含めると、スティングはこれまで約1億万枚のアルバムを売り上げている。また、グラミー賞を更に合計10回、ゴールデン・グローブ賞、エミー賞も受賞、更にはアカデミー賞にもノミネートされた経歴を持つ。これまで15本以上の映画に出演し、ニューヨーク•タイムズのベストセラーとなった回顧録、Broken Musicを含む2冊の本を執筆している。
1989年に妻トゥルーディ・スタイラーと共同設立した熱帯雨林基金など、人権団体への支援は、彼の芸術が幅広く広がっていることを反映している。
スティングは現在、5人編成という最小限のバンド構成でヒット曲を中心に披露するBack To Bassツアーを行い、北米、ヨーロッパ各地を回っている。
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