秋篠宮家はなぜ「学習院」を避けるのか――親子4代学習院出身者が「ノブレス・オブリージュ」の意義に迫る話題作、登場!
設立の目的は皇族に仕える華族の子女の教育。スーパーお嬢様揃いの女子たちの挨拶は今なおいつも「ごきげんよう」。近年、そんな学習院の出身者たちから「秋篠宮家はなぜ学習院を避けるのか」という疑問の声が、あがっているそうです。親子4代に渡って同校出身の藤澤志穂子さんがこの問いを契機にノブレス・オブリージュの意義を探る試みに挑んだ『学習院女子と皇室』を6月19日、新潮社より刊行いたします。
もともと学習院は皇室を支える華族の子女を育てるという狙いで作られた学校です。そのため今でも、かなり独自の文化や伝統を維持しているようです。
たとえば、学習院女子部では、日々のあいさつは「ごきげんよう」。「おはようございます」も「さようなら」もすべて「ごきげんよう」です。かつては他にも「女子部ことば」があったのですが、少しずつ姿を消していきました。しかし「ごきげんよう」は今でも使われ続けているとのことです。
本書では学習院女子部を中心に、こうした独特の慣習、歴史、さらに卒業生たちの文集や証言を見ながら、上流階級への教育とはいかなるものだったか、また現代においてどのような意味を持つのかを考えていきます。
「昭和天皇と小室眞子さんのご結婚の共通点とは?」「同窓会会誌に書かれている皇族の素顔とは?」「小島慶子さん、安藤和津さん、とよた真帆さんらOGの学習院女子部観は?」「オノ・ヨコさん、白洲正子さんが会誌に書いたこととは?」等々、トリビア的な要素も満載です。
◾️書籍内容
設立の目的は皇族に仕える華族の子女の教育。スーパーお嬢様揃いの女子たちの挨拶は今なおいつも「ごきげんよう」。そんな学習院の出身者たちから「秋篠宮家はなぜ学習院を避けるのか」という疑問の声が、あがっているという。親子四代に渡って同校出身の著者はこの問いを契機にノブレス・オブリージュの意義を探る試みに挑む。歴史的経緯、独特の慣習、卒業生たちの文集や証言などを網羅して見えてきたのは――。
◾️著者紹介
藤澤志穂子(ふじさわしほこ)
昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員。学習院大学法学部卒、早稲田大学大学院文学研究科演劇専攻修士課程中退。1992年産経新聞社入社、経済本部、米コロンビア・ビジネススクール客員研究員を経て2019年退社。著書に『出世と肩書』『釣りキチ三平の夢 矢口高雄外伝』。
◾️書籍データ
【タイトル】『学習院女子と皇室』
【著者名】藤澤志穂子
【発売日】6月19日
【造本】新書版
【本体定価】880円(税込)
【ISBN】978‐4-10-611001‐6
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/611001/
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