ベンガル湾で、ロヒンギャ難民の女性と子ども14人が溺死【プレスリリース】
命がけの流入止まらず
【2017年9月28日 コックス・バザール(バングラデシュ) 発】
ロヒンギャ難民を載せた船がベンガル湾で転覆し女性や子どもたちが溺死したことを受け、ユニセフ(国連児童基金)バングラデシュ事務所代表エドゥアルド・ベイグベデル(Edouard Beigbeder)は以下の通り声明を発表しました。
* * *
子どもを含む少なくとも14人の命を奪った今夜のベンガル湾で起きた惨事は、ロヒンギャの人々が命を危険に晒してまでも暴力が蔓延しているふるさとから逃れようとしていることを、あらためて物語っています。
8月下旬にラカイン州であらたな危機が発生して以来、さらに何十人もの人が海路で命を落としたと考えられます。そして、この数週間で25万人を超えるロヒンギャの子どもたちが、ミャンマーからバングラデシュ南部に逃れてきました。
ユニセフは国際社会に対して、バングラデシュ政府の主導のもと行っている緊急人道支援ならびに子どもの権利の保護への支援を求めます。
* * *
危機下にあるロヒンギャ難民の子どもたちと家族に、人道支援を届けるユニセフの活動を支えるため、日本ユニセフ協会は『ロヒンギャ難民緊急募金』を受け付けています。
<ロヒンギャ難民 緊急募金>
郵便局(ゆうちょ銀行)募金口座 振替口座:00190-5-31000
口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会
*通信欄に「ロヒンギャ」と明記願います。 *送金手数料は免除されます。
※公式ホームページでは、インターネットからの募金を受け付けています。 http://www.unicef.or.jp/kinkyu/rohingya/
* * *
■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する34の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています
■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国34の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像