インテック、多摩市に新型コロナウイルスワクチン接種事業支援システムを導入し、自治体DXを推進
自治体・住民・医療機関のデータを一元管理、3回目接種も柔軟に対応
TISインテックグループの株式会社インテック(本社:富山県富山市、代表取締役社長:北岡隆之、以下インテック)は、東京都多摩市(以下多摩市)に、自治体・住民・医療機関が共同で利用できる新型コロナウイルスワクチン接種事業支援システム(以下ワクチン接種システム)を導入し、5月に運用開始したことを発表します。
これにより、多摩市は住民の接種予約状況や医療機関からの接種実績などの情報を一元管理し、最終的には国のワクチン接種記録システム(以下、VRS)に実績を連携するまでの一連の業務を、ワクチン接種システムのデータを活用してスムーズに実施しています。
インテックと多摩市は、2020年8月に新しい生活様式に対応するためICTを活用した地域・住民サービスの向上推進に関する連携協定を締結しており、今回のワクチン接種システムは、第二弾の取り組みとなります。
<連携協定に関するプレスリリース>
https://www.intec.co.jp/news/2020/0828_1.html
<予約機能>
・多様な予約手段
「WEB(PC、スマホ可)予約」「音声自動応答によるAIコールセンターでの予約」「オペレーターによるコールセンターでの予約」の3種類を用意。どの方法を選択しても、予約データはワクチン接種システムに即時連携されるため、多摩市は予約状況をリアルタイムで確認することができます。
・柔軟な拡張性
パブリッククラウドを活用しているため、アクセス数に応じてサーバー台数を調節するなど、柔軟な対応も可能です。
・シンプルで操作性に優れたUI
WEB予約において、住民は専用サイトから集団接種会場と医療機関の予約が可能。空いている日時や会場の住所などで絞り込んで検索できるため、希望の条件で簡単に予約ができます。
・一元的な予約受付
医療機関は個々に予約システムを用意する必要なく、ワクチン接種システムに接種可能な日時や人数を登録することで、スタッフの体制や施設の大きさに合った予約数を受け付けることができます。また、予約受付はWEBやコールセンターに集約されるため、通常の診察業務に集中することができます。
多摩市では、16歳以上のワクチン接種予約が開始された7月13日に、これまでで最大の約1万8千件の予約登録を受け付けました。そのうち9割がWEB予約であり、特に予約開始直後の専用サイトにはアクセスが集中しましたが、事前にパブリッククラウドのサーバー増強を行うことでサーバーダウンを防ぎ、10分間で約7千件の予約登録を行うことができました。
<実績登録・報告機能>
・各医療機関が接種実績をワクチン接種システムに登録すると、実績データはリアルタイムでシステムに反映されます。集団接種会場での接種実績と合わせ、多摩市は実績データをワクチン接種システムで一元管理できるため、国への接種報告(VRSへのデータ連携)も円滑に実施することが可能です。
・多摩市はリアルタイムで確認できる各接種会場の実績データを元に、最適なワクチン配布計画を立てることができます。
■今後の展開
インテックと多摩市は、5月から接種事業を運営する中で、会場・日付別の予約登録数や予約方法についてデータ分析を行い、接種事業の改修を実施してきました。今後も3回目接種などに備えて住民や医療機関の声を取り入れ、より操作しやすいシステムの更新を検討していきます。
インテックは今回の取り組みを皮切りに、自治体の窓口業務効率化を目的とした健康診断や住民税申告、保育所入所面談などの予約受付システム、窓口混雑の解消を目的とした3密回避AIカメラシステム、選考業務の迅速化を目的とした保育所入所AI選考システム、住民の安心安全を目的としたIoTネットワークや地域防災関連システムの提供など、これから本格展開される自治体のDX推進を全面的に支援します。さらには自治体だけでなく民間事業者とも連携し、地域全体における効果的なコミュニケーション、地域の安心・安全の向上に貢献していきます。
■エンドースメント(多摩市)
新型コロナワクチン接種事業では、多くのデータを取り扱う必要があることや複数のシステムを用いてデータ管理を実施する必要がありました。そのような中で、円滑にワクチン接種を実施するため、住民の接種予約状況や医療機関からの接種実績などの情報を一元管理し、最終的には国のVRSに実績を連携するまでのシステムを開発していただきました。
本システムを用いて情報を一元管理したことにより、円滑にワクチン接種を実施することができております。
多摩市健康福祉部健康推進課特命事項担当課長
森合 正人氏
■エンドースメント(多摩市医師会)
今回のワクチン接種は、短期間で多くの予約を受け付ける必要がありましたが、通常市内の各医療機関は多くが電話予約であり、各医療機関で電話による予約を受け付けた場合、通常診療に支障をきたす懸念がありました。
しかし、今回市内医療機関で利用可能なワクチン接種システムを導入していただいたことにより、各医療機関で個別に電話による予約を受け付ける必要がなく、通常の診察業務に集中することができました。
多摩市医師会会長
田村 豊氏
株式会社インテックについて(https://www.intec.co.jp/)
お客様の経営戦略に沿った情報化戦略の立案からシステムの企画、開発、アウトソーシング、サービス提供、運用保守まで、IT分野において幅広く事業を展開しています。インテックは、1964年の創業以来培ってきた技術力をもとに、AI、RPA等のデジタル技術の活用や、新たな市場の創造にも積極的に挑戦しています。常にオープンな姿勢で、人、企業、社会を技術でつなぎ、自らも変革しながら「豊かなデジタル社会の一翼を担う」企業としてお客様に新しい価値を提供してまいります。
TISインテックグループについて
TISインテックグループはグループ社員約2万人が一体となって、強みを活かし、国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客様のビジネスを支えるITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして、未来の景色に鮮やかな彩りをつけていきます。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
◆本サービスに関するお問い合わせ先
株式会社インテック 行政システム事業本部 事業推進部 担当:野崎、伊藤
TEL:050-1702-0520 E-mail:regcomi@intec.co.jp
インテックと多摩市は、2020年8月に新しい生活様式に対応するためICTを活用した地域・住民サービスの向上推進に関する連携協定を締結しており、今回のワクチン接種システムは、第二弾の取り組みとなります。
<連携協定に関するプレスリリース>
https://www.intec.co.jp/news/2020/0828_1.html
■ワクチン接種システムの特長
<予約機能>
・多様な予約手段
「WEB(PC、スマホ可)予約」「音声自動応答によるAIコールセンターでの予約」「オペレーターによるコールセンターでの予約」の3種類を用意。どの方法を選択しても、予約データはワクチン接種システムに即時連携されるため、多摩市は予約状況をリアルタイムで確認することができます。
・柔軟な拡張性
パブリッククラウドを活用しているため、アクセス数に応じてサーバー台数を調節するなど、柔軟な対応も可能です。
・シンプルで操作性に優れたUI
WEB予約において、住民は専用サイトから集団接種会場と医療機関の予約が可能。空いている日時や会場の住所などで絞り込んで検索できるため、希望の条件で簡単に予約ができます。
・一元的な予約受付
医療機関は個々に予約システムを用意する必要なく、ワクチン接種システムに接種可能な日時や人数を登録することで、スタッフの体制や施設の大きさに合った予約数を受け付けることができます。また、予約受付はWEBやコールセンターに集約されるため、通常の診察業務に集中することができます。
多摩市では、16歳以上のワクチン接種予約が開始された7月13日に、これまでで最大の約1万8千件の予約登録を受け付けました。そのうち9割がWEB予約であり、特に予約開始直後の専用サイトにはアクセスが集中しましたが、事前にパブリッククラウドのサーバー増強を行うことでサーバーダウンを防ぎ、10分間で約7千件の予約登録を行うことができました。
<実績登録・報告機能>
・各医療機関が接種実績をワクチン接種システムに登録すると、実績データはリアルタイムでシステムに反映されます。集団接種会場での接種実績と合わせ、多摩市は実績データをワクチン接種システムで一元管理できるため、国への接種報告(VRSへのデータ連携)も円滑に実施することが可能です。
・多摩市はリアルタイムで確認できる各接種会場の実績データを元に、最適なワクチン配布計画を立てることができます。
■今後の展開
インテックと多摩市は、5月から接種事業を運営する中で、会場・日付別の予約登録数や予約方法についてデータ分析を行い、接種事業の改修を実施してきました。今後も3回目接種などに備えて住民や医療機関の声を取り入れ、より操作しやすいシステムの更新を検討していきます。
インテックは今回の取り組みを皮切りに、自治体の窓口業務効率化を目的とした健康診断や住民税申告、保育所入所面談などの予約受付システム、窓口混雑の解消を目的とした3密回避AIカメラシステム、選考業務の迅速化を目的とした保育所入所AI選考システム、住民の安心安全を目的としたIoTネットワークや地域防災関連システムの提供など、これから本格展開される自治体のDX推進を全面的に支援します。さらには自治体だけでなく民間事業者とも連携し、地域全体における効果的なコミュニケーション、地域の安心・安全の向上に貢献していきます。
■エンドースメント(多摩市)
新型コロナワクチン接種事業では、多くのデータを取り扱う必要があることや複数のシステムを用いてデータ管理を実施する必要がありました。そのような中で、円滑にワクチン接種を実施するため、住民の接種予約状況や医療機関からの接種実績などの情報を一元管理し、最終的には国のVRSに実績を連携するまでのシステムを開発していただきました。
本システムを用いて情報を一元管理したことにより、円滑にワクチン接種を実施することができております。
多摩市健康福祉部健康推進課特命事項担当課長
森合 正人氏
■エンドースメント(多摩市医師会)
今回のワクチン接種は、短期間で多くの予約を受け付ける必要がありましたが、通常市内の各医療機関は多くが電話予約であり、各医療機関で電話による予約を受け付けた場合、通常診療に支障をきたす懸念がありました。
しかし、今回市内医療機関で利用可能なワクチン接種システムを導入していただいたことにより、各医療機関で個別に電話による予約を受け付ける必要がなく、通常の診察業務に集中することができました。
多摩市医師会会長
田村 豊氏
株式会社インテックについて(https://www.intec.co.jp/)
お客様の経営戦略に沿った情報化戦略の立案からシステムの企画、開発、アウトソーシング、サービス提供、運用保守まで、IT分野において幅広く事業を展開しています。インテックは、1964年の創業以来培ってきた技術力をもとに、AI、RPA等のデジタル技術の活用や、新たな市場の創造にも積極的に挑戦しています。常にオープンな姿勢で、人、企業、社会を技術でつなぎ、自らも変革しながら「豊かなデジタル社会の一翼を担う」企業としてお客様に新しい価値を提供してまいります。
TISインテックグループについて
TISインテックグループはグループ社員約2万人が一体となって、強みを活かし、国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客様のビジネスを支えるITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして、未来の景色に鮮やかな彩りをつけていきます。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
◆本サービスに関するお問い合わせ先
株式会社インテック 行政システム事業本部 事業推進部 担当:野崎、伊藤
TEL:050-1702-0520 E-mail:regcomi@intec.co.jp
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 商品サービス
- ビジネスカテゴリ
- システム・Webサイト・アプリ開発
- ダウンロード