地方に住む20代の約2割が、コロナ禍で「住む場所」の希望に変化。「東京など首都圏に住みたい」が最多。「生活費が高くても、経験できることが多い」の声/20代対象アンケート

[20代専門]転職サイト「Re就活」で「住む場所の希望」についてアンケートを実施しました。

株式会社学情

株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、20代の仕事観や働く意識をひも解くために、アンケート調査を実施しました。今回は、「住む場所の希望」に関して調査。地方に住む20代のうち約2割が、「コロナ禍で、希望する住む場所に変化があった」と回答しました。「変化した」と回答した割合は、一都三県や関西に住む20代よりも高くなっています。変化した内容は「東京など首都圏に住みたいと思うようになった」が、34.9%で最多。「東京は生活費が高くても、経験できることや出会える人が多い。仕事もプライベートも充実させることができると思う」「地方では近所付き合いなど人間関係が密接でコロナ禍で外出しにくいこともあった」などの声が上がっています。

【TOPICS】

(1) 地方に住む20代:19.8%が「住む場所の希望に変化」。

  最多は「東京など首都圏に住みたいと思うようになった」

(2) 一都三県に住む20代:17.5%が「住む場所の希望に変化」。最多は「郊外に住みたいと思うようになった」

(3) 関西に住む20代:13.3%が「住む場所の希望に変化」。最多は「大都市に住みたいと思うようになった」

 

【調査の背景】

20代前半を中心に、東京への転入超過が話題となっています。テレワークが普及し、フルリモートや居住地自由などを打ち出す企業も出てきているなか、20代の「居住地」に関する希望は変化したのか調査しました。


(1) 地方に住む20代:19.8%が「住む場所の希望に変化」。

  最多は「東京など首都圏に住みたいと思うようになった」

 地方に住む20代で、「コロナ禍で、希望する住む場所に変化があった」と回答した割合は19.8%でした。一都三県や関西に住む20代よりも「変化した」と回答した割合が高い結果となりました。変化した内容は「東京など首都圏に住みたいと思うようになった」34.9%が最多。次いで、「大阪・名古屋など大都市に住みたいと思うようになった」「地方に住みたいと思うようになった」23.3%が続きました。「東京は生活費が高くても、経験できることや出会える人が多い。仕事もプライベートも充実させることができると思う」「地方では近所付き合いなど人間関係が密接でコロナ禍で外出しにくいこともあった」といった声が上がりました。


■20代の声

・東京は生活費が高くても、経験できることや出会える人が多い。

 仕事もプライベートも充実させることができると思う

・地方では近所付き合いなど人間関係が密接でコロナ禍で外出しにくいこともあった

・東京などの首都圏は外出するところがたくさんある

・地方はテレワークが進んでいない。東京や大阪の企業でテレワークと出社を組み合わせた働き方をしたい


(2) 一都三県に住む20代:17.5%が「住む場所の希望に変化」。最多は「郊外に住みたいと思うようになった」

 一都三県(東京・神奈川・千葉・埼玉)に住む20代で、「コロナ禍で、希望する住む場所に変化があった」と回答した割合は17.5%でした。変化した内容は「郊外に住みたいと思うようになった」40.5%が最多。次いで、「東京23区内に住みたいと思うようになった」26.2%が続きます。「テレワークが中心なので、都心にも出やすく、広い部屋に住める郊外への引っ越しを検討している」「プライベートでの外出を考えると、都心へのアクセスが良い場所に住みたい」「テレワークを経て通勤時間が大きな時間のロスだと感じ、職場の近くに住みたいと思うようになった」といった声が寄せられました。


(3) 関西に住む20代:13.3%が「住む場所の希望に変化」。最多は「大都市に住みたいと思うようになった」

 関西に住む20代で、「コロナ禍で、希望する住む場所に変化があった」と回答した割合は13.3%でした。「変化した」と回答した割合は、一都三県や、地方に住む20代と比較すると最も低くなりました。変化した内容は「大阪・名古屋など大都市に住みたいと思うようになった」53.3%が最多。次いで、「郊外に住みたいと思うようになった」26.7%が続きます。「コロナを理由に住む場所に関する希望は変化しなかった」「東京ほどテレワークの企業が多いわけではないし、地方ほどコロナ禍で行動が制限されているわけではない」といった声が上がっています。


■調査概要

・調査期間:2023年2月21日~2023年3月7日

・調査機関:株式会社学情

・調査対象:20代社会人

(20代専門転職サイト「Re就活」/Webメディア「20代の働き方研究所」のサイト来訪者)

・有効回答数:570名

・調査方法:インターネットでのアンケート調査

※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。


■「Re就活」とは

会員数200万名、20代向け転職サイト4年連続No.1の[20代専門]転職サイト(2019年~2022年 東京商工リサーチ調査 20代向け転職サイト 第1位)。4~7年の社会人経験を積んだヤングキャリア、第二新卒・既卒の転職・就職をサポート。登録会員200万名のうち92.5%が20代。「はじめての転職」にチャレンジする会員が65.0%となっています。20代が求めるOne to Oneコミュニケーションを実現する「スカウトメール」機能や、リアル(企業の雰囲気や社員の声)を知れる充実の「動画コンテンツ」で、活躍の場を求める若手社会人と若手人材を求める企業のマッチングをサポートします。

https://service.gakujo.ne.jp/midcareer/rekatsu


■株式会社学情とは

東証プライム上場・経団連加盟企業。法人株主として朝日新聞社・大手金融機関が資本出資。2004年から、「20代通年採用」を提唱。会員数200万名の「20代向け転職サイト4年連続No.1・20代専門転職サイト〈Re就活〉」(2019年~2022年 東京商工リサーチ調査 20代向け転職サイト 第1位)や、会員数40万名の「オリコン顧客満足度(R)調査 学生満足度No.1・スカウト型就職サイト〈あさがくナビ(朝日学情ナビ)〉」(※2022年 オリコン顧客満足度(R)調査 逆求人型就活サービス 就活支援コンテンツ 第1位)を軸に、業界で唯一20代の採用をトータルにサポートする大手就職・転職情報会社です。

また日本で初めて「合同企業セミナー」を開催し(自社調べ)、合同企業セミナーのトップランナーとして、20代来場数No.1の「20代・30代対象の合同企業セミナー〈転職博〉」(2020年 自社調べ 転職イベントにおける20代来場数 第1位)や、新卒学生対象・合同企業セミナー来場数No.1「合同企業セミナー〈就職博〉」(2023年 東京商工リサーチ調査 新卒学生対象・合同企業セミナー 来場数 第1位)を運営。2019年には外国人材の就職・採用支援サービス「Japan Jobs」を立ち上げるなど、若手人材の採用に関する多様なサービスを展開しています。

[創業/1976年 資本金/15億円 加盟団体/一般社団法人 日本経済団体連合会、公益社団法人 全国求人情報協会]

https://company.gakujo.ne.jp

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代表者名
中井大志
上場
東証プライム
資本金
15億円
設立
1977年11月