doda転職求人倍率 2026年3月・2025年第4四半期レポート
3月は2.39倍(前月差-0.01ポイント)。第4四半期(1~3月)平均は2.45倍
パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda(デューダ)」(編集長:桜井 貴史)は、2026年3月と2025年第4四半期(1~3月)の転職求人倍率をまとめた「doda転職求人倍率」を発表いたします。
doda転職求人倍率レポート
doda転職求人倍率は、中途採用市場での需給バランスを表すもので、dodaの会員登録者(転職希望者)1人に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です。
<算出式※:求人数(採用予定人員)÷転職希望者数>
※求人数・転職希望者数はdoda独自の定義により算出したものです。
【転職求人倍率(全体)・求人数・転職希望者数】
2026年3月の概況
転職求人倍率:2.39倍(前月差:-0.01ポイント・前年同月差:-0.12ポイント)
求人数:前月比 +0.8%、前年同月比 +9.2%
転職希望者数:前月比 +1.3%、前年同月比 +14.5%
求人数は、業種別では12業種(「その他」は除外)のうち9業種で前月から増加しました。最も増加率が大きかったのは「人材サービス」(前月比102.1%)、次いで「小売・流通」(前月比101.4%)でした。職種別では11職種(「その他」は除外)のうち10職種で前月から増加しました。最も増加率が大きかったのは「事務・アシスタント」(前月比102.5%)、次いで「エンジニア(機械・電気)」「専門職(化学・食品)」(前月比101.8%)でした。

解説と今後の見通し(doda編集長:桜井 貴史)
・2026年3月の解説
3月の求人数は増加し、高い水準で推移しました。業種別では、増加率が最も大きかった「人材サービス」(102.1%)で、アウトソーシング企業や、転職サービスを提供する企業を中心に法人営業職の採用の動きが目立ちました。背景には、新年度の事業計画に基づき、2月ごろから採用を再開・拡大する企業が増加したことが挙げられます。また、採用ターゲットの見直しも進んでいます。若手・未経験層を含めた採用から、即戦力となる営業経験者を軸とした採用へとシフトする動きが強まっており、企業が今後の新卒採用を見据え、育成やマネジメントを担える層の確保を重視する姿勢がうかがえました。
転職希望者数も増加しています。その背景として、中東情勢の緊迫化を背景とした原油高や資材供給不安、円安などを受け「小売・流通」「メーカー」業界を中心に景気の先行き不透明感から不安が強まり、転職に踏み出す人が増えたことが考えられます。求人数、転職希望者数ともに増加しましたが、転職希望者数の増加率のほうが大きかったため、転職求人倍率は下降しました。
・2025年第4四半期(1~3月)の解説
前四半期(2025年10~12月)比で、業種別で最も求人数が増えたのは「レジャー・外食」(106.1%)でした。「外食」では慢性的な労働力不足に加え、高水準で推移するインバウンド需要への対応を背景に、採用を強化する動きが続いています。また、国内での新規出店や事業拡大も継続しており、居酒屋・焼き肉・カフェなど複数の業態を組み合わせたブランド展開や、新規ブランドの開発を進める企業が増加しています。こうした取り組みは、収益機会の拡大だけでなく、店長・マネジャーなどのポジション創出にもつながっています。さらに、大手企業を中心に海外展開を視野に入れた事業計画も一般化しており、これらの動きが重なり、2025年第4四半期でも高い求人ニーズが続いたと考えられます。転職希望者数は前四半期(2025年10~12月)が各月とも前月比で減少していたのに対し、1~3月にかけては3カ月連続で前月比プラスに転じています。物価高が長期化する中で、将来への不安から現状の就業環境やキャリアを見直す動きが広がっていることが要因として挙げられます。
・2026年4月以降の見通し
4月は、新年度になり企業の採用活動が一服する一方で、年度末の退職や人事異動をきっかけに、転職を検討し始める人も一定数いると考えられます。加えて、入社直後の新社会人の転職サイトへの登録も昨年※に続き増加が見込まれます。こうした状況から、求人の伸びが落ち着く中で転職希望者数は横ばいで推移し、転職求人倍率は横ばいからやや低下する見通しです。
【転職求人倍率(業種別・職種別)/2026年3月】

【求人数増加率(業種別・職種別)/2026年3月】

【転職求人倍率(業種別・職種別)/2025年 第4四半期(1~3月)】

【求人数増加率(業種別・職種別)/2025年 第4四半期(1~3月)】

解説者プロフィール doda編集長 桜井 貴史(さくらい・たかふみ)
新卒で大手人材会社に入社し、一貫して国内外の学生のキャリア教育や就職・転職、幅広い企業の採用支援事業に携わる。2016年11月、パーソルキャリア株式会社に中途入社。同年、株式会社ベネッセホールディングスとの合弁会社、株式会社ベネッセi-キャリアに出向、新卒オファーサービス「dodaキャンパス」の立ち上げを牽引し、初代dodaキャンパス編集長に。その後、同社 商品サービス本部 本部長として、キャリア講座やアセスメントをはじめとした、大学生向けサービスの責任者を務める。2023年4月、doda副編集長 兼 クライアントP&M本部 プロダクト統括部 エグゼクティブマネジャーに就任し、法人向け採用支援プロダクト全体を管掌。2024年4月、doda編集長に就任。サービスを通じてこれまで60万人以上の若者のキャリア支援に携わり、Z世代の就職・転職動向やキャリア形成、企業の採用・育成手法に精通している。

■転職サービス「doda」について< https://doda.jp >
「doda」は、「はたらく今日が、いい日に。」をスローガンに、転職サイトや転職エージェント、日本最大級のdoda転職フェアなど、各種コンテンツで転職希望者と求人企業の最適なマッチングを提供しています。
■パーソルキャリア株式会社について<https://www.persol-career.co.jp/>
パーソルキャリア株式会社は、-人々に「はたらく」を自分のものにする力を-をミッションとし、転職サービス「doda」やハイクラス転職サービス「doda X」を通じて人材紹介、求人広告、新卒採用支援などを提供しています。2022年5月にはプロフェッショナル人材の総合活用支援サービス「HiPro」を立ち上げ、副業・フリーランス領域にも本格参入。グループの総力をあげて、これまで以上に個人の「はたらく」にフォーカスした社会価値の創出に努め、社会課題に正面から向き合い、すべての「はたらく」が笑顔につながる社会の実現を目指します。
当社のミッションについて:https://www.persol-career.co.jp/mission_value/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 調査レポート
- ビジネスカテゴリ
- 就職・転職・人材派遣・アルバイト
- 関連リンク
- https://doda.jp/
- ダウンロード
