【LINEヤフー】首都圏3箇所の避難場所から花火を打ち上げ 未来の防災行動に繋げる「3.11防災花火」を実施

LINEヤフー株式会社

災害発生を気にかけている人は約9割に上る一方、避難場所を正確に把握している人は約3割 「避難場所の設置距離」と「花火が綺麗に見える距離」の目安が同じ約2km以内であるに着目 全国に向けてライブ配信も実施

特設サイト:https://www.search311.jp/bosaihanabi/

LINEヤフー株式会社(以下、LINEヤフー)は、東日本大震災から14年となる2025年3月11日に「3.11 防災花火」を実施します。「3.11防災花火」は、東日本大震災の被災者追悼とともに、震災を風化させずに未来に向けた防災に繋げていきたいという想いを込め、3月11日19時より明治神宮外苑・東京都立駒場高等学校・川崎市河川敷の3箇所の「避難場所」から花火を打ち上げます。

本企画は、「避難場所の設置距離」と「打ち上げ場所から花火が綺麗に見える距離」の目安が同じ約2km以内であることから、自宅周辺から防災花火が綺麗に見えた人は、花火の打ち上げ場所が自分の避難場所の1つであることがわかるという取り組みです。本企画の特設サイトでは、自宅周辺の避難場所を簡単に調べられるほか、避難場所・避難所の違いなどを学ぶことができます。

また、打ち上げの様子は全国に向けてライブ配信も実施します。明治神宮外苑では花火の打ち上げ前に、タレントのゆうちゃみさんをゲストに迎え、防災の専門家と防災について学ぶトークセッションも実施、その様子も合わせてライブ配信します。

<実施背景>

2011年に発生した東日本大震災以降も、日本ではさまざまな大規模災害が発生し、2024年8月には南海トラフ地震臨時情報が発表されるなど、依然として大規模災害の可能性とその備えの重要性が謳われています。

LINEヤフーが実施した「避難場所の理解度に関する調査」では、「災害発生を気にかけている人」は約9割と、ほとんどの人が災害を気にかけている一方で、実際に災害が起きた際の一次避難先である「避難場所」の正確な場所を把握している人は約3割しかいないことがわかりました。また、「避難所」と「避難場所」の違いを知らない人は約7割と、避難場所についての理解がまだ低いという結果も見られました。

また、元来、日本の花火は追悼や鎮魂に由来し、今でも各地で追悼と復興の意をこめた花火が打ち上げられています。「3.11 防災花火」は、東日本大震災の被災者追悼とともに、「避難場所を知る」という未来の防災へと繋げていく取り組みです。国立研究開発法人防災科学技術研究所 ​総合防災情報センター長 ​臼田 裕一郎氏によると、避難場所は広域防災拠点整備の観点で、約2kmの距離を目安に設定されていることが多く、加えて、花火師の渕田氏によると、花火はその大きさや観覧場所の環境にもよりますが、 約2km以内の距離において楽しむことができるということです。これらの情報から「避難場所の設置距離」と「花火が綺麗に見える距離」の目安が近いことに着目し、追悼の意を込めて花火を打ち上げるとともに、その花火が“避難場所を知るきっかけ”になればと考え、「3.11 防災花火」を実施するに至りました。

<徒歩避難の限界は約2km。その範囲内にある避難場所を知るために>

国立研究開発法人防災科学技術研究所 ​総合防災情報センター長 ​臼田 裕一郎氏 コメント

一般的に、災害が発生した際、徒歩で避難できる距離は1.5~2kmが限界であると言われています。河川敷や大きい公園など、自治体によって指定されている避難場所には、この距離が意識されているものもあります。これを踏まえ、避難場所を知るために、2km圏内だと綺麗に見える花火を活用することは、とても良い着想だと思います。

<打ち上げ場所から約2km以内が花火を楽しめる距離>

花火師 渕田氏 コメント

花火は、打ち上げ場所から約2km以内の距離において楽しむことができると言えます。距離が離れすぎてしまうと、花火の広がりと音とのタイムラグが大きくなってしまったり、色の変化・形についても視認しづらくなります。“花火を楽しむ”という点で考えると打ち上げ場所から約2km以内において楽しめると思います。

<花火のプログラムについて>

3月11日当日は、都内の明治神宮外苑、東京都立駒場高等学校、川崎市河川敷の3箇所で19時から花火の打ち上げを実施します。避難場所をより多くの人に認知していただくために、今回「避難場所マーク」をモチーフにデザインしたオリジナル花火を開発し、明治神宮外苑で打ち上げます。オリジナル花火の断面は「避難場所マーク」になっています。明治神宮外苑では、約8分間でオリジナル花火を含む合計220発の花火の打ち上げを予定しています。また「3.11 防災花火」の実施にあたり、目黒区、川崎市の後援をいただきました。

オリジナル花火イメージ
オリジナル花火断面図イメージ

※オリジナル花火は当日の風向き等によって開花時の正面が都度変わる可能性がございます。

<ゲストにゆうちゃみさんが登壇。防災について学ぶトークセッション>

明治神宮外苑では花火の打ち上げ前に、防災について学ぶトークセッションを実施します。ゲストにゆうちゃみさんをはじめ、国立研究開発法人防災科学技術研究所 総合防災情報センター長 臼田 裕一郎氏、会場の一つである東京都立駒場高等学校の学校長と生徒、さらに打ち上げ会場内の自治体であり、本企画に後援をいただいている目黒区長の青木英二氏、そして東京都防災課の担当者の方が登壇予定です。トークセッションでは、ゆうちゃみさんがクイズを通して避難場所を始めとした防災に関する知識を学びます。イベントの様子はライブ配信でご覧いただけます。

<ゆうちゃみさん プロフィール/コメント>

<プロフィール>

ゆうちゃみ

2001年9月8日生まれ/23歳/大阪府出身/SNS総フォロワー175万人超え。

圧倒的な明るさと、こてこての大阪弁であらゆる場を盛り上げる新世代「令和の白ギャル」「2022ブレイクタレント女性部門第1位選出」

2024年10月「あなたに捧げる応援歌」を配信リリース

モデルに加え、タレント、アーティスト、俳優、CMでも活躍中。幅広い層に支持を得ている。

<コメント>

私は3.11の東日本大震災が起きたときはまだ9歳で、当時は日本で何が起きてしまったのかまだよく理解できていませんでした。近年も日本で大きな地震が起きたり、震災を経験したことにより昔に比べると皆さんの防災意識も高まっていると感じます。今回の「3.11防災花火」は追悼の花火を見ながら、防災について知れるとても素敵な企画です。

ぜひ当日花火を楽しんでください!そして、避難場所を知る機会になれば嬉しいです。

私も避難場所について学んだことを伝えていきます!

<3.11 防災花火 ステートメント>

「3.11 防災花火」概要

・日時:3月11日(火) 19時打ち上げ開始

・打ち上げ時間:19時00分~19時08分(約8分間)※明治神宮外苑会場

・ライブ配信時間:18時30分~19時15分

・打ち上げ場所:明治神宮外苑、東京都立駒場高等学校、川崎市河川敷

・花火内容:

 明治神宮外苑:LINEヤフーオリジナル2.5号玉20発含む約220発

 東京都立駒場高等学校:約75発

 川崎市河川敷:約200発

・ライブ配信リンク(特設サイトよりご覧いただけます。):https://www.search311.jp/bosaihanabi/

・主催:LINEヤフー株式会社

・後援:目黒区・川崎市

・特設サイト:https://www.search311.jp/bosaihanabi/

※ 雨天決行 荒天時中止 当日の天候によって、開始時間が変更になる可能性もございます。

※本会場には一般観覧席を設置しておりません。会場周辺で花火をご覧になる場合は、近隣住民への配慮を心掛けていただくようお願い申し上げます。

<「3.11 防災花火」 特設サイト>

「3.11 防災花火」では、避難場所の理解を深めていただくための特設サイトを公開します。特設サイト内では、自宅周辺の避難場所の検索や、避難場所と避難所、在宅避難の違いなど災害状況に応じた適切な避難方法を学ぶことができます。

・特設サイトURL:https://www.search311.jp/bosaihanabi/

<「避難場所の理解度に関する調査」調査概要>

「3.11防災花火」の実施にあたり、事前に全国の20代から60代の男女計4,700人を対象に、「避難場所の理解度に関する調査」を実施しました。

■調査サマリー

・災害発生を気にかけている人は約9割と、ほとんどの人が災害を気にかけている。

しかしその一方で、

・自分の避難場所を正確に把握している人は、わずか約3割。

・「避難所」と「避難場所」の違いを知らない人は、約7割。

となっており、避難場所の正確な把握や、理解が低いことが分かりました。


■自分の避難場所を正確に把握している人は、わずか約3割

災害発生を気にかけている人は約87%と、多くの人が日頃から災害に対して意識しているということがわかりました。一方で、自宅や会社・学校などの近くの避難場所を正確に把握している人は、約30%しかいないことが明らかになりました。多くの人が災害リスクを認識しつつも、具体的な避難先に関する知識が不足している実態がわかります。

■約7割の人が「避難所」と「避難場所」の違いを知らないと回答

災害の種類によって避難場所が変わることを知らない人は約6割に上る

「避難所」は一定期間避難生活をする場所、「避難場所」は災害時に身を守るために一時的に避難する場所、と明確な役割の違いがありますが、約67%の人が「避難所」と「避難場所」の違いを知らないと回答しました。

さらに、災害の種類(地震・津波・洪水・土砂災害・火災など)によって避難する「避難場所」が変わることを知っている人は約56%という結果が明らかになりました。

■約7割の人が、自分の避難場所を現地で確認したことがないと回答

約70%の人が、自宅や会社・学校などの近くの避難場所を実際に現地に行って確認したことがないという結果が明らかになりました。日常的に災害は気にかけているものの、避難に関する具体的な行動にまでは至っていないという実態がわかりました。

【調査概要】

・調査タイトル:避難場所の理解に関する調査

・対象:全国の20~60代の男女

・調査期間:2025年2月7日(金)~10日(月)

・サンプル数:4,700ss(各都道府県100人ずつ) 

・調査方法:インターネット調査

<LINEヤフーの災害支援、防災・減災に向けた取り組みについて>

LINEヤフーは、災害が多発する日本において多くのユーザーにメディアやSNSを提供している企業として、「災害支援」「防災・減災」を最も重要なテーマのひとつと考え取り組んでいます。

LINEヤフーは今後も、被災地の支援や防災・減災に向けた取り組み、サービスの開発や提供を通し「あらゆる災害の、あらゆるシーンでひとりでも多くの命が助かる未来」を目指していきます。

LINEヤフーの「災害対策・復興支援」に関する取り組みについては以下ページをご覧ください。

https://www.lycorp.co.jp/ja/sustainability/csr/disaster-response/

【PRからのお知らせについて】

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[LINEヤフープレスルーム] https://www.lycorp.co.jp/ja/news/

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業種
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本社所在地
東京都千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー
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代表者名
出澤 剛
上場
東証プライム
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設立
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