名刺管理ツールの導入を検討する、企業の経営者に聞いた!多くの企業が“営業力向上”に期待!一方で名刺データが返却されない事実に不安も……
Sky株式会社(本社:東京都港区 / 大阪市淀川区、代表取締役:大浦淳司)は、名刺管理ツールの導入を検討する企業の経営者303名を対象に、名刺管理ツールの導入に関する実態を調査したレポートを発表します。
■調査背景
日々の営業活動で得た名刺を営業担当者が個人で管理することは情報の属人化を招き、ビジネスの広がりを阻害しかねません。また、担当者個人がフリーの名刺管理サービスを使用して名刺情報を管理することは、退職時の情報持ち出しや転職先での営業利用につながる可能性があります。
名刺管理ツールは、これら課題を解決するためのサービスです。名刺情報を一元管理し、企業全体で共有することで営業活動の活性化が期待でき、多くの企業から関心を集めています。
今回、Sky株式会社では、名刺管理ツールの導入を検討する企業の経営者303名を対象にアンケートを実施。現在の名刺管理の方法や、名刺管理ツール導入の目的など実態を調査しました。
■調査方法
調査名称:名刺管理ツールの導入に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2024年12月24日〜同年12月26日
有効回答:名刺管理ツールの導入を検討している企業の経営者303名
■TOPICS 1:名利管理ツールを導入する目的
企業の営業活動やマーケティングの強化を図るため
はじめに、業務のなかで取得した名刺をどのように管理されているか、また名刺管理で感じているお困り事について伺いました。結果、61.3%の企業が取得した名刺を「手作業で管理」されていることが明らかとなりました。また、名刺管理におけるお困り事として、「保管スペースを取る」(47.2%)といった物理的な課題のほか、「検索や活用が難しい」(44.2%)、「出先で必要な情報にアクセスできない」(25.7%)、「社内での情報共有が非効率」(25.1%)など、活用面の課題が浮き彫りとなりました。
多くの経営者が、名刺をデジタル化せず物理的に管理していることで、日々の営業活動において「活用しづらい」と感じていることが見受けられます。


続いて、名刺管理ツールの導入で期待する効果について伺うと、「情報共有の効率化」(65.3%)、「名刺のデジタル管理による利便性向上」(50.5%)、「営業活動の効率化」(34.3%)、「顧客情報の分析・活用」(24.1%)、など、情報の活用面に関する声が多く上がりました。名刺管理ツールによって名刺情報(顧客情報)を有効活用することで、営業活動やマーケティング施策の強化を期待されていることがわかります。

■TOPICS 2:名刺管理ツール導入時に注意すべき点
81.5%の企業が知らない、名刺データが返却されないサービスの存在
名刺管理ツールの中には、利用終了時にアップロードした名刺データが戻ってこない場合があることを知っているかという問いに対して、81.5%が「知らない」と回答。預かったデータを返却しないことで、ツールの乗り換えを制限するベンダーロックインを誘発しかねないサービスがある事実を、大多数の企業が認知していないことがわかりました。
また、その事実について88.2%が「不安を感じる」と回答。理由としては「貴重な顧客資産が失われる可能性があるから」(67.4%)、や「取引先とのコンタクト履歴が消失する懸念があるから」(58.1%)が上位に挙がりました。多くの企業が、名刺データを貴重な顧客情報として認識されていることがわかります。



■TOPICS 3:名刺管理ツールの重要性と有用性
名刺を顧客データとして管理し、継続的な関係構築に役立てる
続いて、名刺管理ツールの利用終了時に、名刺データが返却されるサービスがあるとすれば興味があるかという質問を実施。その結果、「非常に興味がある」「やや興味がある」と回答された企業は84.8%に上りました。
興味がある理由については「顧客データの継続的な管理ができるから」(70.4%)が第1位に。そのほか自由回答形式として「名刺データは、貴重な財産だから」という回答もありました。名刺情報を顧客情報として管理し、見込み顧客や既存顧客と継続的に関係性を構築していきたいという企業の意向が伺えます。



■まとめ
今回は、名刺管理ツールの導入を検討する企業の経営者303名を対象に、名刺管理ツールの導入に関する実態調査を実施しました。
まず、名刺管理の現状について、61.3%の企業が「手作業で管理」と回答し、「保管スペースを取る」(47.2%)や「検索や活用が難しい」(44.2%)といった課題が浮き彫りとなっています。また、名刺管理ツールの導入により、「情報共有の効率化」(65.3%)や「名刺のデジタル管理による利便性向上」(50.5%)、「営業活動の効率化」(34.3%)など、情報の活用面において期待されていることが明らかになりました。
サービス終了時に名刺データが返却されない可能性については、81.5%が「知らない」と回答しており、88.2%がこれに「不安を感じる」と答えています。その中で、84.8%が名刺データの返却を保証する名刺管理サービスに関心を寄せており、その理由として「顧客データの継続的な管理ができるから」(70.4%)が挙げられました。
今回の調査では名刺管理の現状や課題が明らかになり、特にデータ管理の重要性が浮き彫りになりました。依然として、アナログ的な名刺管理が主流である一方、名刺情報は企業の重要な資産だと捉える企業も多く、デジタル管理への期待が高まっており、データ返却保証に対する関心も非常に高いことがわかりました。管理方法の改善は、業務効率化や信頼性向上につながる可能性があります。こうした背景を踏まえ、名刺管理のデジタル化を進めることが、多くの企業にとって今後の課題解決の鍵となるでしょう。
■営業名刺管理「SKYPCE(スカイピース)」の概要
営業名刺管理「SKYPCE」は、名刺情報を組織で一元管理・共有することで、営業活動やマーケティングの強化につなげていただける名刺管理サービスです。シンプルで使いやすいUIで、名刺情報の登録・検索・閲覧を直感的に行え、運用に合わせてオンプレミスまたはクラウドを選択することが可能です。お客様ご自身でデータを保管・管理いただけます。
■「SKYPCE」の特長
1.名刺管理でスムーズな顧客情報共有
シンプルな画面構成で、直感的に使えるのがSKYPCE(スカイピース)の魅力。
社名や役職から名刺交換日まで、詳細な絞り込み検索が可能です。
2.スマートな名刺登録で営業活動を効率化
スマートフォンを使った名刺交換で、営業活動に素早く活用できます。
スキャナーからは、一度に20〜30枚の取り込みが可能。名刺ごとにタグを設定できるなど、機能も豊富です。
3.営業活動を多方面からサポート
営業活動の記録やメールの一斉配信など、豊富な機能を搭載。
企業データベースや顧客管理ツールなどの他社サービスとの連携も可能です。
4.自社商品連携で名刺管理をより安全に
Skyの他製品と組み合わせて使うことで、セキュリティをさらに強化。
名刺情報の取り扱いを記録したり、印刷・キャプチャを禁止するなど、持ち出し対策が可能です。
5.運用形態に合った名刺管理方法
お客様がスキャンし、弊社にてデータ化した名刺情報は、ご自身で保管し活用いただけます。
運用に合わせて、オンプレミスまたはクラウドのいずれかの運用環境を選択可能です。
6.名刺データをいつでも返却
登録されている名刺データは、高解像度の画像データやメモ・タグ情報を含め、お客様からご要望があればいつでも責任を持って返却いたします。
※作業費は有償となります。
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