小学6年生対象! 2日間にわたり、海の環境を学び新聞記事を書いてみよう!【愛知の海は元気なの?!~我ら三河湾水質調査レポーター~】を開催しました!
2022年7月27日(水) 8月24日(水) 【愛知県蒲郡市】
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
- イベント概要
・開催概要
ツアーを通じて海の魅力や面白さも体験から感じてもらうために、三河大島でのシーカヤック体験や、地元で獲れたお魚を調理して食べる昼食などの楽しめるコンテンツも数多く用意。自分たちで集めた情報を活用して、一人一人が大切な海を守っていく方法を考えて実践できることをツアーの目的とする。
・日程
2022年7月27日(水)、2022年8月24日(水)
・開催場所
2022年7月27日(水)蒲郡商工会議所
2022年8月24日(水)竹島海岸、愛知県立三谷水産高等学校
・参加人数
16名
・協力団体
中日新聞社 三河アドセンター
愛知県水産試験場
愛知県立三谷水産高等学校
ビッグ・アイランド・マリーンズ
山本水産株式会社
株式会社戸田理平商店
- 【1回目】わくわくドキドキの記者団入社式
プロジェクトリーダーの児玉祐莉乃さんより、海と日本プロジェクトの趣旨を参加者の子どもたちに分かりやすく説明していただきました。
その後、中日新聞社の方から記者としての心得、取材のテクニックを学び、一人一人にとって自発的な学びの場となるよう意欲を高めました。
入社式の最後はみんなで呼んでほしいニックネームと好きな魚を発表して自己紹介をしました。
- 【1回目】出発進行!「愛知丸」乗船実習
愛知県水産試験場の協力のもと実習船「愛知丸」に乗船して出発!
三谷水産高等学校の先生方や愛知県水産試験場の方から、三河湾に生息するプランクトンを見せてもらったり、海底の泥の状態を観察することで海の水質や環境を理解してもらう体験型の学習会を実施しました。
埋立等により干潟・浅場・藻場の多くが失われ、海の環境は年々悪化していることを船上観察から学び、みんなで海の現状を知ることができました。
現状を変え、豊かな海を守る方法を考える姿が見られました。
- 【1回目】三河湾の環境再生について勉強タイム
乗船実習のおさらいをしながら、地元の方が進めている三河湾の環境再生に向けた取組みを教えてもらいました。
愛知丸から見た三河湾の海の状態はどうなっていたか、魚を増やすにはどうしたら良いかを考え、みんなでグループディスカッションをしながら意見交換をしました。
干潟・浅場・藻場を保全・造成することが三河湾の環境再生に向けて重要な役割を果たすことを学びました。
- 【1回目】待ちに待ったシーカヤック
大人気マリンアクティビティのシーカヤック!
正しいライフジャケットの着用方法を知り、シーカヤックに乗って海で遊ぶ楽しさを体験しました!
海は楽しいだけではなく危険と隣り合わせだということを知り、自分の身を守るために必要な知識を学びました。
シーカヤックを上手に漕ぐにはどうしたら良いか考え、ペア同士で協力しながら三河湾を堪能する姿を見ることができました。
- 【2回目】竹島海岸での生き物採取&観察
干潟の役割を知り、海の生き物の生育に適した海の環境を学ぶことを目的に、三谷水産高等学校の協力のもと竹島海岸で生き物採取と観察を行いました。
干潟ってどんなところ?干潟にはどんな生き物がいるの?など三谷水産高等学校の生徒さんにたくさん質問していて、もっと海のことを知りたいという姿勢を感じることができました。
- 【2回目】愛知の海の恵みでみんなで手作りランチ
豊かな海が育む生命を味わおうをテーマに三谷水産高等学校の生徒さんと一緒に昼食を調理しました。
山本水産株式会社から干物をご提供いただき、干物の上手な食べ方をレクチャーしていただきました。
株式会社戸田理平商店からは海苔をいただき、海苔についてのクイズ大会をして盛り上がりました!
三谷水産高等学校家庭科の先生から愛知県産食材の魅力と「いただきます」の意味について教えてもらい、干潟や海に棲む生物が及ぼす影響を理解したうえで、命を頂くことのありがたさを感じることができました。
- 【2回目】干潟について勉強タイム
干潟はどんなところ、干潟にはどんな生き物がいるのか、アサリが育つにはどんな干潟がいいか、アサリが持っている驚くべきパワーについての講義を受けました。
午前中の干潟体験のおさらいをして、干潟が水質環境にもたらす影響を学びました。
干潟に棲む生物が海水の浄化に大きな役割を果たしていることを知り、三河湾の環境を再生していくためには干潟の再生が必要不可欠であることを再認識することができました。
- 【2回目】オリジナル新聞をつくって発表
ツアーで収集した情報を記事に纏め、学んだことや大切な海を守っていく方法を発表しました。
中日新聞社の記者さんと一緒に考え、初めての新聞づくりを楽しんでいました。
最後に「海をまもるために自分にできることを」宣言してもらい、修了証を授与して2日間のツアーを終えました。
- 子どもたちが制作した新聞記事をそえて商品を販売予定
“豊かな海、私たちの海を守っていこう”をテーマに、子どもたちと中日新聞の記者とで新聞記事を制作。記事には子どもたち一人ひとりが書いた「海をまもるために自分にできることを」宣言も添える。蒲郡の水産物を詰め合わせたお歳暮やふるさと納税返礼品を用意し、制作した新聞を詰め込み、店頭で販売するとともに全国にも発送する。
商品個数:約1000 セット (予定)
販売場所:味のヤマスイ(山本水産株式会社)店頭、お歳暮、ふるさと納税返礼品
拡散方法:ふるさと納税返礼品とともに配布
商品販売開始:10 月 10 日~(予定)
- 参加した子どもの声
ツアーを終えた子どもたちからは笑顔がこぼれていました!
「もっと海を好きになりました!」
「学んだことを担任の先生に話します!」
「シーカヤックに乗ったことを友達に自慢する!」
「夏休みの思い出になりました!」
「海をキレイにする活動に参加したい!」
といった声をたくさん聞くことができました。
<団体概要>
団体名称 ︓海と日本プロジェクトin愛知県実行委員会
URL ︓https://tv-aichi.co.jp/aichi_uminohi/
活動内容 ︓愛知県を放送対象地域としたテレビ放送を行う。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
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