新潮社刊行作品が、第169回芥川龍之介賞・直木三十五賞の候補作に選ばれました
このたび、(財)日本文学振興会主催「芥川龍之介賞」「直木三十五賞」の候補作が決定しました。
うち弊社刊行物では、下記の作品が候補に入りました。
うち弊社刊行物では、下記の作品が候補に入りました。
【芥川龍之介賞】
・千葉雅也『エレクトリック』(『新潮』2月号掲載・単行本2023年5月刊)
内容紹介:1995年、雷都・宇都宮。高2の達也は東京に憧れ、広告業の父はアンプの製作に奮闘する。父の指示で黎明期のインターネットに初めて接続した達也は、ゲイのコミュニティを知り、おずおずと接触を試みる。轟く雷、アンプを流れる電流、身体から世界、宇宙へとつながってゆくエレクトリック。新境地を拓く待望の最新作!
【直木三十五賞】
・永井紗耶子『木挽町のあだ討ち』(2023年1月刊)
内容紹介:ある雪の降る夜に芝居小屋のすぐそばで、美しい若衆・菊之助による仇討ちがみごとに成し遂げられた。父親を殺めた下男を斬り、その血まみれの首を高くかかげた快挙は多くの人々から賞賛された。二年の後、菊之助の縁者という侍が仇討ちの顛末を知りたいと、芝居小屋を訪れるが――。現代人の心を揺さぶり勇気づける令和の革命的傑作誕生!
第169回芥川賞・直木賞の選考会は、2023年7月19日(水)午後4時より、築地・新喜楽にて開かれます。
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