第16回ボイルドエッグズ文学賞 最年少受賞の現役大学生作家、小嶋陽太郎が『気障でけっこうです』でデビュー!
角川書店 ブランドカンパニー
万城目学らを輩出した文学賞から、史上最年少の現役大学生作家がデビュー!
“面倒くさがり今どき少女”が、“ちょっと失礼なおとぼけ幽霊”と過ごす、かけがえのない日々。
笑、涙、謎、友情 ―大切なこと、すべてあの人が教えてくれた。爽やかで切ない風が吹き抜ける、極上の青春小説!
“面倒くさがり今どき少女”が、“ちょっと失礼なおとぼけ幽霊”と過ごす、かけがえのない日々。
笑、涙、謎、友情 ―大切なこと、すべてあの人が教えてくれた。爽やかで切ない風が吹き抜ける、極上の青春小説!
株式会社KADOKAWAより、第16回ボイルドエッグズ文学賞を史上最年少で受賞した信州大学在学中の現役大学生、小嶋陽太郎著のデビュー作『気障(きざ)でけっこうです』を10月30日(木)に発売いたします。
【著者在学中の信州大学関係者から応援メッセージ!】
木漏れ日の優しさと、せせらぎの心地よさ。
そんな信州の春を思わせる、温かな物語です。
——夏川草介(作家。『神様のカルテ』ほか。信州大学卒)
軽やかでスピーディーで、いきなり泣ける。伊坂、西尾、舞城、森見、万城目につづくすごい才能が現れた!
——横里隆(上ノ空代表・元「ダ・ヴィンチ編集長」。信州大学卒)
独特の文体、個性的な視点、独創性を育てる信州大学発の若き才能を応援します。
——山沢清人(信州大学学長)
【物語】
どうにもこうにもいきづまるということは、人間三十年以上生きていればいずれはどこかであるものでして、まあそれが今なんですけれども、それで、前にも後ろにも、また右にも左にも、はては上にも下に向かっても一寸たりとも動けぬという悲惨な状態になっております——。 女子高生のきよ子が公園で出会ったのは、地面に空いた穴に首までぴたりと収まった、“おじさん”。彼は、なぜおとなしくしっぽり穴に収まっているのか!? きよ子は男を助けるために奔走するが、その途中運悪く車にはねられ意識を失ってしまう。病院で目をさまし、無事に安堵するきよ子。しかしそんな彼女の前に、公園で埋まっていたあの男が髪型をコントのようなぴしっと七三分けにして、突然現れた。「私、死んじゃったんですよ」そう、“おじさん”は、幽霊となっていた……シチサンと名乗るどこか気弱な幽霊と、今どき女子高生きよ子の、奇妙な日々が始まった——。
【スペシャルサイト】
小嶋氏のコメント動画や、ボイルドエッグズ代表の村上達朗氏からの作品選評など、情報満載!
http://www.kadokawa.co.jp/sp/2014/kiza/
【著者プロフィール】 小嶋 陽太郎(こじま・ようたろう)
1991年、長野県松本市生まれ。信州大学人文学部在学中。2014年本作品で第16回ボイルドエッグズ新人賞を受賞。23歳(受賞時22歳)。
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発売日:2014年10月30日 ※発売日は地域によって前後する場合があります。
定 価:本体1300円+税
頁 数:296頁
体 裁:四六判並製
発 行:株式会社KADOKAWA
※本書は書き下ろしです。
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