【京都岡崎 蔦屋書店】赤羽由衣「ホットブルーバカンス#44」を2月21日(金)より開催。自身に起こるマイナス感情や、物ごとを見つめて広げた空想をユーモラスに変換。

《苦渋メトロパリ》キャンバスにアクリル、油彩 / H1167×W910mm / 2023

特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto-okazaki/event/art/45460-1242350203.html

京都岡崎 蔦屋書店 GALLERY EN(京都市左京区ロームシアター京都 パークプラザ1階)GALLERY EN ウォールでは、2025年2月21日(金)~3月17日(月)の期間、赤羽由衣「ホットブルーバカンス#44」を開催します。

概要                                            

赤羽由衣は、京都を拠点に活動するアーティストです。私生活を通して自身のなかに起こる複雑な感情や、物ごとを見つめて広げた空想をユーモラスに描き、「絵画を通して、マイナス感情の記憶を改ざんする」ことをテーマに掲げ制作を続けてきました。

2024年に京都市立芸術大学大学院の修士課程を卒業した赤羽は、その夏に一人ヨーロッパを訪れます。最初に降り立ったイギリスの地で、ホストファミリーとの緊張の対面をして数分。効率的であまりにスピーディな対応に、ホストファミリーの「慣れ」を感じたという赤羽は、2匹の犬に誰より歓迎されながら、食事や文化に心を動かされる日々を経て、ヨーロッパの国をいくつか周遊します。1カ月にわたる海外滞在は、目にするもの全てが新鮮で、毎日生きていると実感を得られるものでした。

本展のタイトルの「#44」は特に印象に残ったイギリスの国番号を表しています。旅の経験を経て、感情ひとつひとつを大事にしたいと強く感じた赤羽が、良い意味でも悪い意味でもそこから生まれた想いや、カルチャーショックなどを「ホットブルー」と表現し、複雑な感情を反映させた新作を発表します。そのほか、これまでの制作の転機となった作品も併せて展示します。カラフルな色面のなかに、悲しさや理不尽な感情と、思わず笑ってしまいそうなユーモアが同居する独特の世界をお楽しみください。

《alcohol50.84》キャンバスにアクリル / H455×W530mm / 2024
《6月26日 Sundayʼsフルタイム》キャンバスにアクリル / H606×W727mm / 2022

アーティストステートメント

人はそれぞれ、マイナスの感情を持っている。

マイナス感情とは反抗や個人的な悩みや悲しみ、人には話したくないような複雑な感情である。

それらの感情が少しでも前向きになれるよう、

自身の絵画を通して、自分の感情とその瞬間の情景の記憶を「改ざん」したい。

SNSを扱う現代では、自身の思っていることを簡単に発信することができるが、

1つの投稿にどれくらい「いいね」の数がついたかが、他人を評価するひとつの方法になっている。

感情を伝えるために言葉を扱うのは簡単だが、後悔することの方が多い。

「そんな風に言ったつもりは」「言わなきゃよかった」そんなことばかりだ。

感情を言葉に変換する時点で感情とはすでにズレが生じている。

言葉はあくまで伝えるためのひとつの手段だ。

一方、絵画は作者と鑑賞者の間に言葉以外の表現を含むことで、

感情の曖昧な部分を自由な解釈ができる表現だと考えた。

自身の生活から生まれるマイナス感情をもとに、その感情とは全く無関係のものを融合させ、絵画にする。

自身の持つ要素と外的な要素を意図的にキャンバス上で混在させる。

さらにアクリルガッシュや油絵で構成させ、層を作り不透明なものに塗り重ねていく行為は、過去を書き換える記憶の改ざんにつなげている。

あたかも自身の感情はポジティブなものであったように導くように。

絵画へ変換することによる「改ざん」から現れる新しい解釈は、わたしと誰かの心を豊かにできたら、と思う。

販売について                                   

会場展示作品は、2月21日(金)10:00より販売します。

※プレセールスの状況により、会期開始前に販売が終了することがあります。

アートのECプラットフォーム「OIL by 美術手帖」では、一部の作品を2月24日(月)11:00より3月17日(月)23:59の期間販売します。

https://oil.bijutsutecho.com/gallery/1022

アーティストプロフィール                           

赤羽 由衣 Yui Akaba

1999年、大阪府生まれ。

2024年、京都市立芸術大学大学院の油画専攻修士課程 卒業。

生活の中で感じるどうしようもないマイナスの感情を、少しでも前向きになれるようにキャンバス上で描き変える表現を探している。

近年の展示

2024年 「”OPET collection vol.2”」恵比寿ガーデンプレイス TSUTAYA BOOKSTORE(東京)

2023年 「京都市立芸術大学作品展」京都市立芸術大学(京都)

2023年 「Transfiguration POP」メタボ岡崎(京都)

2023年 「インサイド慈しみの会-私は私の部屋が突然襲います-」The side(京都)

2023年 個展「全然ZENZEN!」京都市立芸術大学 小ギャラリー(京都)

展覧会詳細                                     

赤羽由衣 「ホットブルーバカンス#44」

会期|2025年2月21日(金)~3月17日(月)

時間|10:00~20:00 

会場|京都岡崎 蔦屋書店 GALLERY EN ウォール

主催|京都岡崎 蔦屋書店

入場|無料

お問い合わせ|075-754-0008(営業時間内)

特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto-okazaki/event/art/45460-1242350203.html

京都岡崎 蔦屋書店

京都岡崎 蔦屋書店

文化都市、国際都市 京都にふさわしく「アート」「日本の暮らし」をテーマにコンシェルジュが厳選した本や雑貨を揃えています。劇場・美術館・公園に隣接した文化空間にて珈琲を飲みながら本を読んだり、アートギャラリーや工芸ギャラリーをお楽しみ頂けます。
 
住所|〒606-8342 京都府京都市左京区岡崎最勝寺町13 ロームシアター京都 パークプラザ1階
電話番号|075-754-0008
営業時間|店舗ホームページをご確認ください。
ホームページ| https://store.tsite.jp/kyoto-okazaki/
X|https://mobile.twitter.com/EventKyoto
Instagram|https://www.instagram.com/kyoto.okazaki_tsutayabooks/

CCCアートラボ

CCCアートラボは、企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の中で「アートがある生活」の提案をする企画集団です。わたしたちは「アートがある生活」の提案を通じて、アートを身近にし、誰かの人生をより幸せにすること、より良い社会をつくることに貢献したいと考えています。これまで行ってきた、店舗企画やアートメディア、商品開発やイベントプロデュースなど、長年の実業経験を通して培った知見をもとに、わたしたちだからできるアプローチで企画提案をします。
https://www.ccc-artlab.jp/

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アート・カルチャー
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会社概要

URL
https://www.ccc-artlab.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都渋谷区南平台町16-17 渋谷ガーデンタワー
電話番号
-
代表者名
髙橋 誉則
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年05月