NEC、「第27回自動認識システム大賞」にてNEC Digital Twin ヒト作業ログ・分析ソリューションが特別賞を受賞!
NEC Digital Twin ヒト作業ログ・分析ソリューションがJAISA(日本自動認識システム協会)による2025年度「第27回自動認識システム大賞」で特別賞を受賞しました。
「自動認識システム大賞」は自動認識技術やシステムの発展と普及・啓発を目的として先進的かつその効果が極めて顕著な自動認識関連の技術やシステムに贈られるものです。今回、NECは映像AIを活用し製造業のDXを支援する「NEC Digital Twin ヒト作業ログ・分析ソリューション」について、その技術力の高さなどが評価され特別賞を受賞しました。

<本ソリューションについて>https://jpn.nec.com/iot/platform/human-work-log/index.html
【受賞内容】
申請テーマ:映像解析AIによる人手作業分析ソリューション
技術分野:画像認識
ソリューション概要:
「NEC Digital Twin ヒト作業ログ・分析ソリューション」は、製造業のお客様が感じる生産性/品質/技術継承に関する課題をNEC独自の映像AI技術により解決するものです。
現場の映像から作業者の動きを可視化・分析することで、改善余地の把握や作業が正しく行われているかの把握ができるようになり、生産性と品質確保に貢献します。また、映像から熟練者のコツを可視化できるため、非熟練者への技術継承にも貢献します。
従来の映像解析では、全身や手を識別して作業の認識を行っていましたが、どの順序でネジ締めを行う、など作業手順書に表現されている細かな粒度での作業識別は行えませんでした。また、推論処理にGPUを利用するケースが多く、システムが高額になるのが難点でした。
本ソリューションでは、NECが長年培ってきた独自の映像AI技術を活用し、数回分の映像を教師データとして登録することで、手指を使う細かい作業を高精度に識別し、可視化・分析が可能です。また、推論処理をCPUで行えるため、GPUを使用する場合に比べてコストを抑えられ、現場でのAI活用を促進します。これらの技術により、これまでデータ化が難しかった人の細かな動きを捉えることで、現場での生産性/品質向上、技術継承に貢献するだけでなく、現場で実際に起きていることに基づいた経営マネジメントへの変革を実現します。
現在本ソリューションは製造業のお客様だけでなく弊社工場でも実運用を行っており、弊社工場では生産効率を年間で48%改善できる見込みとなっております。

NECはこれからもサービス・機能拡充を進め、デジタルツインソリューションを活用したファクトに基づくマネジメントを通じて、お客さまの業務変革の実現に貢献していきます。
NECはDXに関して、ビジネスモデル、テクノロジー、組織・人材の3軸で、戦略構想コンサルティングから実装に導くオファリングなど、End to Endのサービスを提供しています。さらに、従来型のSIerから「Value Driver」への進化を目指し、その価値創造モデルを「BluStellar(ブルーステラ)」(注1)として体系整理しました。業種横断の先進的な知見と研ぎ澄まされた最先端テクノロジーによりビジネスモデルを変革し、社会課題とお客さまの経営課題を解決に導きます。
【今後の予定】
・2025/9/10 第27回自動認識総合展(JAISA主催)表彰式
〇第27回自動認識総合展
https://www.autoid-expo.com/tokyo/
以上
(注1)

「BluStellar(ブルーステラ)」は実績に裏打ちされた業種横断の先進的な知見と長年の開発・運用で研ぎ澄まされたNECの最先端テクノロジーにより、ビジネスモデルの変革を実現し、社会課題とお客様の経営課題を解決に導き、お客様を未来へ導く価値創造モデルです。https://jpn.nec.com/dx/index.html
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