法人向けゲートウェイ型メールセキュリティ対策クラウドサービス GUARDIANWALLシリーズ“Inbound Security for Mail Gateway”の提供を開始

キヤノンMJ

 キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:足立正親、以下キヤノンMJ)は、高度な多層防御でマルウェアや標的型攻撃からメール環境を保護する、法人向けゲートウェイ型クラウドサービス“Inbound Security for Mail Gateway”を、2023年11月30日より提供を開始します。本サービスにより「GUARDIANWALLシリーズ」は、メール誤送信や情報漏えいなどの内部リスクから外部脅威に至るまで、企業活動に欠かせないメールにおける包括的な保護を実現します。

“Inbound Security for Mail Gateway”利用イメージ“Inbound Security for Mail Gateway”利用イメージ

https://canon.jp/business/solution/it-sec/lineup/guardianwall/mailsecurity/Inboundmg


マルウェア攻撃、標的型攻撃、ビジネスメール詐欺など、企業を狙うサイバー攻撃は現在も大きな脅威となっています。「ランサムウェアによる被害」や「サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃」、「標的型攻撃による機密情報の窃取」など、サイバー攻撃の多くがメールを起点として展開されているため、システム管理者はメールから侵入する脅威に対し、ビジネス環境をいかに守るかが課題になっています。

「GUARDIANWALLシリーズ」に新たに追加する“Inbound Security for Mail Gateway”は、巧妙化する外部からのメールによる脅威を防ぐゲートウェイ型のクラウドサービスです。本サービスは、迷惑メールやマルウェア対策だけでなく、フィッシングなどの不正なウェブサイトへのアクセスを防ぐことが可能です。さらに、任意のキーワードや添付ファイルの特性に基づき、受信メールのフィルタルールを設定できるなど、ユーザーのセキュリティポリシーに合わせた機能を提供します。
また、企業での導入が進むMicrosoft 365やGoogle Workspaceなどのクラウドメールはもちろん、オンプレミスのメール環境にも対応しています。
本サービスはクラウド型により管理サーバーの構築や保守が不要なため、初期費用や運用コストの低減が可能です。また、システム管理者はウェブの管理画面でセキュリティ設定を行うだけで、本サービスを利用することができます。さらに、常に最新のセキュリティ機能を利用できることに加えて、メールゲートウェイセキュリティ製品のバージョンアップや修正プログラムの適用をユーザーが行う必要がないため、システム管理者の運用負荷の低減を実現します。

キヤノンMJは、「GUARDIANWALLシリーズ」に“Inbound Security for Mail Gateway”を新たにラインアップすることで、メールセキュリティにおける外部からの脅威に対する対策を強化し、ユーザーの安心安全なメール環境の実現を一層支援します。


製品名

価格(税別/1ユーザー月額)

発売日

Inbound Security for Mail Gateway

200円※

2023年11月30日

※最低利用期間は1年間、最低契約ライセンス数は10。



〈“Inbound Security for Mail Gateway”主な特長〉

  • 1)クラウド型サービスで初期費用低減

・ユーザー自身で管理サーバーを構築する必要がなく、導入時の初期費用や構築に関わる時間の低減が可能※。

※DNSサーバーのMXレコードの変更が必要。

  • 2)トラフィック急増にも柔軟な対応

・ユーザーが管理するメールの送受信が急増する場合でも、自動(オートスケール)で対応し、サーバーやインターネット回線の増強などは不要。

  • 3)最新鋭のクラウドサンドボックス

ユーザーのメールボックスが、オンプレミスの場合やクラウドサービスを利用している場合でも、最新鋭のクラウドサンドボックスや検索技術を使った対策が可能。


〈“Inbound Security for Mail Gateway”機能一覧〉

機能         

機能概要

迷惑メール(スパムメール)対策

IPレピュテーションによる不正な送信者対策、ヒューリスティックを含む迷惑メールフィルタ対策、ビジネスメール詐欺対策を実施します。さらに、マーケティング用途のニュースレターなどを「グレーメール」として分類し、フィルタ条件を設定することが可能です。

マルウェア対策

パターン検索による既知の脅威対策の他、機械学習型検索、サンドボックスにより、これまで検知できなかった未知の脅威への対策も行います。また、ファイルパスワード解析機能により、暗号化ZIPなどのパスワード付きファイルの中身を検査できます。

不正URL対策

メールに記載されたURLを検査し、フィッシングなど不正なウェブサイトへのアクセスを防ぎます。添付ファイル内のURLの検査、クラウドサンドボックスによるURLの検査を行います。

コンテンツフィルター

   

キーワード、用語集、添付ファイルの特性、およびその他のフィルタルールに基づいて、メール本文と添付ファイルをフィルタリングし、不正なメール・ファイルをブロックします。

運用サポート

不達メール管理(メールサーバー障害時の最大10日分のメール業務継続)、フォーマットされたSyslogの外部転送、Connected Threat Defense(ファイルおよびURLのSO受信)、レポートの拡張(カスタマイズ可な定期レポート)、エンドユーザー隔離(LDAP連携でのメールボックスやエイリアスの自動マージ)を行い、管理者の日々の運用をサポートします。


〈GUARDIANWALLシリーズについて〉

「GUARDIANWALL Mailセキュリティ・オンプレミス」はGUARDIANWALL MailFilter(メールのフィルタリング)、GUARDIANWALL MailConvert(添付ファイルダウンロードリンク化)、GUARDIANWALL MailArchive(メールの保存)と、3製品を統合したパッケージGUARDIANWALL MailSuiteの4つの製品体系で構成されています。

「GUARDIANWALL Mailセキュリティ・クラウド」はオンプレミス製品のラインアップをクラウドサービスとして提供するほか、Microsoft 365のセキュリティ対策に特化した「Inbound Security for Microsoft 365」とOutlookアドイン型で手軽に誤送信対策を始められる「Outbound Security for Microsoft 365」を用意しています。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

URL
http://canon.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都港区港南2-16-6
電話番号
-
代表者名
足立 正親
上場
東証プライム
資本金
-
設立
1968年02月