【世界を驚かせた奇跡の共著!】世界的名優キアヌ・リーブス×SF・幻想文学の鬼才チャイナ・ミエヴェルによる不死者をめぐる壮大なダーク・ファンタジー『再誕の書』、11月中旬発売予定!
伝説的コミック『BRZRKR』の世界を、数々の賞に輝いた『都市と都市』などで知られる鬼才・ミエヴェルが、10年以上の沈黙を破り描く!

株式会社河出書房新社(本社:東京都新宿区 代表取締役:小野寺優)は、チャイナ・ミエヴェルとキアヌ・リーブスの共著による小説『再誕の書』(安野玲/内田昌之訳)を2025年11月中旬予定で発売します。
殺戮の運命に呪われた不死者・ウヌテ。彼の秘密を解き明かそうと試みる特殊機関〈ユニット〉だが、作戦中、死体が蘇る異変が起き……。
古代の力と現代の戦争、そして不死の超越者を描く壮大な物語にして、暗黒幻想奇譚です。
「『再誕の書』は、パルプ風でアドレナリン全開のスリラーであると同時に、死、時間の移ろいやすさ、そして人間であることの意味について描いた、物悲しく実験的な小説でもある」
──ニューヨーク・タイムズ紙
2024年1月、キアヌ・リーブスがチャイナ・ミエヴェルと共著で、自身初となる小説を発表することが報道され、世界中で話題となりました。
かつてキアヌ自身が原作者として手掛けたコミックシリーズ『BRZRKR』(日本では早川書房より電子版が順次配信中)の世界観で描かれるその小説こそが、本書『再誕の書』です。
共著者のチャイナ・ミエヴェルは世界幻想文学賞やヒューゴー賞、アーサー・C・クラーク賞など数々の賞を受賞しているイギリスのSF・ファンタジー作家で、独創的で想像力溢れる作品群によって彼は鬼才、異端の作家とも称されています。もちろん、本作にミエヴェルが参加することも、そして本作による自身約12年ぶりとなる長編小説の発表についても注目のニュースとなっていました。
本作について、キアヌ・リーブスは以下の動画で語ります。
私の大好きな作家の一人、チャイナ・ミエヴェルと共同で小説『再誕の書』を執筆できることをとても嬉しく思う。この小説は、私が創作し、作家のマット・キントと作画のロン・ガーニーと共同執筆したマンガシリーズ「BRZRKR」からインスピレーションを受けている。
このシリーズは、不死身の戦士が時代を超えて戦う物語だ。
私は「BRZRKR」の世界を非常に愛しているので、もっと探究したいと思い、そのための最良の方法のひとつが、小説だと思った。
https://www.youtube.com/watch?v=aJTLijYwLfg&t=6s
そして、アメリカでは原書(原題:The Book of Elsewhere)が2024年7月に刊行。上記のニューヨーク・タイムズのほか、続々とメディアで紹介されています。
「アクション満載、超暴力的、そして道徳的に曖昧……不死身の古代戦士の試練と苦難を、極めてスタイリッシュかつ美しく描き出す……実存的な憂鬱を切り取った、愉快なアクションミステリー……溢れる想像力と完璧なスタイルが、深い喜びをもたらす読書体験を提供している」
──ロサンゼルス・タイムス
「驚くほど、そしてガタガタと音を立てるほど面白い読み物だ。血まみれで時代をまたぐアクションスリラーである『再誕の書』は、信じられないほど血なまぐさい原作をひねり、暴力の循環性についての瞑想へと昇華させている」
──サンデー・タイムス

500ページ近い大著ですが、日本語への翻訳が終了し、2025年11月中旬刊行を予定しています。刊行まであと1ヶ月程度お時間をいただきますが、楽しみに本作をお待ちください。
■『BRZRKR』(バーサーカー)について
終わりなき戦い。不死身の戦士による時代を超えた戦いを描くコミックで、2021年より刊行されている全12巻のシリーズ。原作はキアヌ・リーブスとマット・キント、作画ロン・ガーニー、彩色ビル・クラブツリーによる。第1巻の発行部数は60万部以上、シリーズでは世界で350万部以上のベストセラーに。またNetflixより実写映画版とアニメ版が進行中というニュースもある。日本では早川書房より電子版が順次配信中です。
■著者紹介
チャイナ・ミエヴェル(China Tom Miéville)
1972年、イギリス生まれ。SF・幻想小説作家。代表作に『都市と都市』『クラーケン』『言語都市』などがある。世界幻想文学大賞、英国幻想文学大賞、ローカス賞、ヒューゴー賞など世界的な文学賞を数々受賞。アーサー・C・クラーク賞は、初の3回受賞を果たしている。
キアヌ・リーブス(Keanu Charles Reeves)
1964年、レバノンで生まれ、カナダで育つ。俳優。代表的な出演作に『スピード』や『マトリックス』シリーズ、『ジョン・ウィック』シリーズなど。
■訳者紹介
安野玲(あんの・れい)
1963年生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒。翻訳家。訳書に、スティーヴン・キング『死の舞踏』、アンナ・カヴァン『草地は緑に輝いて』、ジェイムズ・ブランチ・キャベル『
土のひとがた』ほか。
内田昌之(うちだ・まさゆき)
1961年生まれ。神奈川大学外国語学部卒業。訳書に、ロビン・ジャービス「デットフォードのネズミたち」シリーズ、ルーシャス・シェパード「竜のグリオール」シリーズ、ジョン・スコルジー『怪獣保護協会』ほか。
■書誌情報
書名:再誕の書
著者:チャイナ・ミエヴィル/キアヌ・リーヴス
訳者:安野玲/内田昌之
仕様:46変型判/上製/504ページ
初版発売日:2025年11月中旬予定
税込予価:4,290円(本体3,900円)
ISBN:978-4-309-20936-4
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309209364/
出版社:河出書房新社
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