【京都 蔦屋書店】興梠優護「Fractus」を3月15日(土)より開催。感じた色彩の「揺らぎ」や「変化」を、光の波長の一端として画面に定着させる試みなど、絵画の奥行きや可能性を追求。
本展に向けて制作した、興梠初の作品集『2005-2025 YUGO KOHROGI』も発売
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京都 蔦屋書店(京都市下京区 京都髙島屋 S.C.[T8]5F・6F)では、興梠優護 個展「Fractus」を、2 025年3月15日(土)~4月1日(火)の期間、6Fギャラリーにて開催します。
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/45579-1023210210.html
概要
興梠優護は1982年熊本県生まれ。2009年に東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻版画研究領域を修了。出身地である熊本をはじめ国内に数か所拠点を構え、近年では国内外でのレジデンスにも参加し、各地のリサーチを行いながら制作活動をしています。主に人体をモチーフとし、具象と抽象の境界を思わせるような筆致で、各所で感じ取った光や音、色、空気など様々な事柄や、言葉では表現できない感情を描き、絵画の可能性を追求しています。今回の展覧会「Fractus」(ラテン語で波)では色彩に注目、「揺らぎ」や「変化」を光の波長の一端として表現した作品を展示します。
また、会場では本展に向けて制作した作品集『2005-2025 YUGO KOHROGI』も発表します。
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アーティストステートメント
タイトルの「Flactus」は、ラテン語で「波」を意味します。今回の展覧会では色彩に注目し、「揺らぎ」や「変化」を光の波長の一端として画面に定着させることを試みました。例えば時間について考えてみるとき、一定方向に進んでいくという感覚がある一方で、一年間という単位として捉えると、時間が巡っていく、循環していくという様な感覚にも浸れます。
固定化された「色」ではなく、揺らぎ、移り変わる「光」のなかに、描くという行為、みるという行為の奥行きを感じています。
興梠優護
作品の販売について
会場展示作品は、3月15日(土)より販売を開始します。
アートのECプラットフォーム「OIL by 美術手帖」では、3月17日(月)10:00から4月1日(火)23:59までの期間に販売します。https://oil.bijutsutecho.com/
※プレセールスの状況により、会期開始前に販売が終了することがあります。
本展に向けて制作した興梠初の作品集『2005-2025 YUGO KOHROGI』を販売
作家初の作品集となる『2005-2025 YUGO KOHROGI』では、活動初期の作品から本展で発表する最新作まで、興梠優護の歩みを辿る約50点を掲載。作家自身が構成・デザインを手掛け、京都の美術印刷会社・サンエムカラーの出力による、興梠作品の生の質感を感じられる一冊となっています。また作家にゆかりのある人物として 「VOCA展2023 現代美術の展望─新しい平面の作家たち─」 (上野の森美術館/東京)にて興梠を推薦した京都芸術センター副館長の山本麻由美氏による寄稿文を収録。
京都 蔦屋書店の店頭およびオンラインにて販売します。
作品集『2005-2025 YUGO KOHROGI』
定価|6,000円(税抜)
仕様|B5、60頁
著者|興梠優護
印刷|サンエムカラー
発行|TTC LIFESTYLE 株式会社
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/45579-1023210210.html
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ドローイング付きセット『2005-2025 YUGO KOHROGI Drawing Set 10 Ed.』を10点限定販売
興梠は、ポン・ジュノが引用したマーティン・スコセッシの言葉──「最も個人的なものが最も創造的である」というフレーズを参照し、ドローイングとは「個人的なこと」や「見る」という日常を丁寧にすくい取る行為だと言います。自分にとって、あまりに当たり前すぎて気づきもしないことを、意識の奥深くまで丁寧に掘り下げ、探り、考えることが創造性や独自性につながるという視点によって描かれた10点のドローイングを、作品集とセットで販売します。
販売方法|会場および、アートのECプラットフォーム「OIL by 美術手帖」にて、3月15日(土)から販売します。https://oil.bijutsutecho.com/
※作品は10点すべて異なります。作品の指定はできません。
※作品は作品集と同梱して発送します。お届け時期は、会期終了より約3週間後の予定です。
「2005-2025 YUGO KOHROGI Drawing Set 10 Ed.」
シートサイズ|180mm × 255mm
イメージサイズ|160mm × 230mm
額装サイズ|288mm × 363mm
素材|紙に油性色鉛筆
制作数|10
価格|シート+作品集:70,000円(税込)、
額縁込み+作品集:85,000円(税込)
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アーティストプロフィール
興梠 優護 Yugo KOHROGI
1982年 熊本県生まれ 2009年 東京藝術大学大学院美術研究科修了。人体のモチーフを軸に、光、色彩、視覚といった曖昧で移ろいゆくものに着目し、絵画性の拡がりを探る試みを行う。近年は、国内外に中長期的に滞在し、根源性と現代性という観点からリサーチと制作、展示を行なっている。主な滞在先としてスペイン、ブルガリアなど。
主な展覧会
2023年「VOCA 2023」 上野の森美術館, 東京
2022年「KYOTO STEAM 2022」 京セラ美術館 東山キューブ, 京都
2018年「高橋コレクション 顔と抽象」清春白樺美術館, 山梨 など 。
主な受賞歴
2017年「吉野石膏在外研修員」2014年「Terada Art Award 優秀賞」
2012年「第6回秀桜基金留学賞」 など。
展覧会詳細
興梠優護「Fluctus」
会期|2025年3月15日(土)~ 2025年4月1日(火)
時間|11:00~20:00 ※最終日のみ18:00閉場
会場|京都 蔦屋書店 6F ギャラリー
主催|京都 蔦屋書店
入場|無料
お問い合わせ|075-606-4525(営業時間内)
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/45579-1023210210.html
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京都 蔦屋書店
京都髙島屋S.C.[T8]5・6階に位置する京都 蔦屋書店は、全フロアを通じてアートと⽂化の「伝統と最先端」が共振する場です。芸術分野を広く取り扱う約6万冊の書籍と、⽇常のアートピースとなるような⽂具・⼯芸品のほか、フロア内に点在するアートスペースでは、注⽬の現代アート作品を展⽰。店頭と合わせてECサイトでもご案内いたします。約120席あるSHARE LOUNGEでは、カフェや仕事場、イベントスペースとして、居⼼地の良い空間を提供します。
住所|〒600-8002 京都府京都市下京区四条通寺町東⼊⼆丁⽬御旅町35 京都髙島屋S.C.[T8]5・6階
電話番号|075-606-4525
営業時間|10:00〜20:00
※6Fシェアラウンジのみ、8:00~22:00
HP|https://store.tsite.jp/kyoto/
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