Vivoと無線通信技術に関する特許クロスライセンス契約を締結
シャープは、Vivo Mobile Communication Co., Ltd.(以下、「Vivo」)との友好的な協議の結果、この度、両社間の無線通信技術の特許クロスライセンス契約の締結に至りました。当該クロスライセンス契約の締結により、シャープが2022年9月に開始した中国での訴訟の取り下げも完了しています。
当社は、これまで日米欧中韓の多数の通信機器および自動車業界のリーディングカンパニーに無線通信技術の規格必須特許のライセンス供与を行っています(※1)。引き続き「公正、合理的かつ非差別(Fair, Reasonable And Non-Discriminatory)」な条件で規格必須特許のライセンス供与を行ってまいります。
また、業界の先駆けとなる新しいモバイル機器を提供し続けるとともに、20年以上にわたり、W-CDMA(※2)やLTE、LTE-Advanced、5Gなどの無線通信技術やネットワークに関する研究開発、および特許出願を積極的に進めてまいりました。その結果、W-CDMA、LTE、LTE-Advanced、および5G規格に関する6,000件以上の必須特許を保有するに至っています。今後も5Gなど無線通信技術やネットワークに関する基幹技術の研究開発を通じて、事業ビジョン「8K+5GとAIoTで世界を変える」の実現に取り組んでまいります。
※1 近年の公表事例:
https://corporate.jp.sharp/news/190905-a.html
https://corporate.jp.sharp/news/201007-a.html
https://corporate.jp.sharp/news/211008-a.html
※2 Wideband Code Division Multiple Accessの略。第3世代の移動通信システム技術であり、その後、第4世代のLTE(Long Term Evolution)、第5世代の5Gへと発展しています。
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