【全国の会社員607人に調査】1割弱が「最近、社内でセキュリティに関する問題が発生」
日本トレンドリサーチ・システム開発とセキュリティに関するアンケート調査
■システム開発の悩みは?セキュリティは大丈夫?
IT化が進んだ現代において、業務の効率化や事業の拡大を図るうえで、システム開発は切っても切れない関係にあるといえます。
システム開発における悩みやその理由、さらにセキュリティに関する問題の経験談なども知っておきたいですよね。
そこで今回はシステム開発・Web制作・EC構築/運用・DXのトレンドや最新情報を発信する「デジタルトレンドナビ」と共同で、事前調査で「現在会社に勤めている」と回答した全国の男女607名を対象に「システム開発とセキュリティ」についてのアンケートをおこないました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「日本トレンドリサーチとデジタルトレンドナビによる調査」である旨の記載
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・「日本トレンドリサーチ」の該当記事(https://trend-research.jp/21253/)へのリンク設置
「システム開発とセキュリティに関するアンケート」調査概要
調査期間:2023年12月13日 ~ 12月22日
調査機関:日本トレンドリサーチ(自社調査)
調査対象:事前調査で「現在会社に勤めている」と回答した全国の男女
有効回答数:607サンプル
調査方法:インターネット調査
質問内容:
質問1:会社で「システム開発部門」を担当したことがありますか?
質問2:システム開発における悩みや、それに悩んでいる理由を教えてください。
質問3:システム開発の依頼先選びで最も重視したいポイントと、その理由を教えてください。
質問4:会社のサーバーを教えてください。
質問5:オンプレとクラウド、どちらがコスト効率が高いと考えますか?
質問6:「オンプレに戻そう」あるいは「クラウドに移行しよう」となったことはありますか?
質問7:その理由を教えてください。
質問8:最近、社内でセキュリティに関する問題が発生しましたか?
質問9:その際、どのように対処しましたか?
質問10:普段からセキュリティ意識を高めたり対策したりしていますか?
質問11:具体的に、どのようにセキュリティ意識を高めたり対策したりしていますか?
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■10.2%が、会社で「システム開発部門」を担当したことが「ある」
まずは、会社で「システム開発部門」を担当したことはあるか聞いてみました。
10.2%の方が、会社で「システム開発部門」を担当したことが「ある」と回答しています。
会社で「システム開発部門」を担当したことが「ある」と回答した方に、システム開発における悩みや、それに悩んでいる理由を聞いてみたので一部を紹介します。
システム開発における悩みや、それに悩んでいる理由は?
途中で来る変更依頼。やり直しになるので。(30代・女性)
作業が多く、人手が足りないため残業が多い。(50代・男性)
システムの不具合などが大変だから。(20代・女性)
エラーが出た場合に、残業が長くなる(40代・男性)
テスト品質の向上、テスト期間の長さ(40代・男性)
お客さんの要望する納期に対応するのが大変。(40代・男性)
se不足と、予算不足。上司が開発費を認めてくれない。(40代・男性)
ほかにも「社員が説明書通りに作業を行わず、パソコンや複合機の設定対応に時間がとられる」や「いろいろな機器について、複数のバージョンを管理しなければならない」なども挙げられていました。
さらに、システム開発の依頼先選びでもっとも重視したいポイントと、その理由を聞いてみたので一部を紹介します。
システム開発の依頼先選びで最も重視したいポイントと、その理由は?
不具合がないかどうか。(20代・女性)
正確さ。正確さがなければなにもならないので。(30代・女性)
バグが少ない、セキュリティがしっかりしている等の基本的な信用があるかどうか。システムではこれらの点が最も大切だと思うため(40代・女性)
テスト環境の充実度と納期(40代・男性)
セキュリティ対策の徹底とスピード感(40代・女性)
予算が少ないので、コストが少ない会社を選びたい(40代・男性)
テスト環境の充実度と納期(40代・男性)
こちらの要求事項に対して、それなりの価格で柔軟に対応してくれること(スピードが要求されるから)(50代・男性)
「コストパフォーマンスが高いかどうか」「セキュリティがしっかりしているか」のほか、スピードや担当者の人柄などを重視している方がいるようです。
■会社のサーバーは?61.3%が「クラウド」と回答
続いて、会社のサーバーを調査してみました。
61.3%と、半数以上の方が「クラウド」と回答しています。
オンプレとクラウド、どちらがコスト効率が高いと考えるかも聞いてみました。
62.9%と、半数以上の方が「クラウド」の方がコストパフォーマンスに優れている、と回答しています。
さらに「オンプレに戻そう」あるいは「クラウドに移行しよう」となったことはあるか聞いてみました。
37.1%の方が「オンプレに戻そう」あるいは「クラウドに移行しよう」となったことが「ある」と回答しました。
その理由を聞いてみたので、一部を紹介します。
「オンプレに戻そう」あるいは「クラウドに移行しよう」となったことが「ある」その理由は?
サービスが低下したとき(20代・女性)
システムの特性による判断(50代・男性)
クラウドに移行することで効率化を進めたいから。(50代・男性)
従来はオンプレだったが、ディスク管理にコストや手間が掛かりすぎるのでクラウドに移行した。(50代・男性)
システム開発の利便性を考えるとクラウドにした方が便利だから(60代・男性)
テレワークによる作業場所の不特定対応を可能にさせる(60代・男性)
■9.1%が「最近、社内でセキュリティに関する問題が発生した」
また、最近社内でセキュリティに関する問題が発生したか聞いてみました。
9.1%の方が「最近、社内でセキュリティに関する問題が発生した」と回答しています。
その際、どのように対処したか聞いてみたので一部を紹介します。
「最近、社内でセキュリティに関する問題が発生した」どのように対処した?
上司に報告し、専門の人に依頼した(20代・女性)
セキュリティ担当が動き、システム停止(30代・女性)
自分は何も出来なく、社内のセキュリティ部門が解決した(40代・男性)
アドレスの変更をしてセキュリティソフトを変えた(60代・女性)
自社の情報システム室がネットワークを遮断して対処していた(50代・男性)
セキュリティの専門部門に対して事象を報告し、その後の対処について指示を仰いで対処しました(30代・男性)
自社で対応した方もいましたが、一方で協力会社に依頼した方も多いようです。
最後に、普段からセキュリティ意識を高めたり対策したりしているか聞いてみました。
45.8%の方が「普段からセキュリティ意識を高めたり対策したりしている」と回答しました。
具体的に、どのようにセキュリティ意識を高めたり対策したりしているか聞いてみたので、一部を紹介します。
具体的に、どのようにセキュリティ意識を高めたり対策したりしている?
スマホやパソコンにフィルターアプリを入れている(20代・女性)
インシデントなどの過去の事例を定期的に配信して、意識を持たせる(60代・男性)
コンプライアンスについて定期的に研修します(40代・男性)
会社からセキュリティに関する対応依頼のメールが来たら即時で対応するようにしている。(30代・女性)
パソコンにソフトを入れたりWi-Fiの機械にウィルス対策の接続機器をつけている(60代・男性)
会社の外で仕事の話をしない。パソコンにウィルスバスターをインストールして使っている(40代・女性)
ほかにも「定期的にパスワードを変更する」や「添付ファイルはパスワード付にして別送する」などを挙げている方もいました。
■まとめ
今回は、システム開発に関するアンケートを行い、その結果について紹介しました。
会社のサーバーは61.3%が「クラウド」と回答しており、さらに62.9%と半数以上の方が「クラウド」の方がコストパフォーマンスに優れている、と回答しています。
また9.1%の方が「最近、社内でセキュリティに関する問題が発生した」と回答しており、セキュリティ問題は他人事ではないことが分かります。
システム開発もセキュリティ問題の課題も、一人だけの力で叶うものではありません。
専門部署との連携や外部との協力などを得ながら、自分たちの描く理想のシステム構築や万全なセキュリティ対策を練っていきたいものです。
本プレスリリースの内容は、弊社運営サイト「日本トレンドリサーチ」にて公開しております。
https://trend-research.jp/21253/
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