中村勘三郎 本格復帰後初のテレビ舞台中継「俊寛」をWOWOWで放送!

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鹿児島市からフェリーで3時間半、人口約120人の硫黄島の海岸で行なわれた、中村勘三郎の歌舞伎公演を本格復帰後初めて放送する。演目「平家女護島 俊寛(へいけにょごがしま しゅんかん)」は、平安時代、俊寛僧都が流刑となった最果ての島「鬼界ヶ島」が舞台の物語。硫黄島は、その「鬼界ヶ島」だと考えられており、俊寛が暮らした痕跡も見つかっている。物語の“本当の舞台”での勘三郎の熱演を見ることができる。
 硫黄島の海岸をそのまま使った舞台は、物語の中で沖からやってくる船を島の漁師が動かすなど、島民も総動員で作り上げた。夜の海岸に照明が配され、暗闇の中、砂浜が白く浮かび上がる幻想的なステージ。収録は、島のクレーンカメラを含む10台のカメラを設置し、ステージ中継の常識を覆すダイナミックで斬新なものになった。特別な舞台で、勘三郎が魂を込めた演技を披露。

<ストーリー>
 平家に反旗を翻した罪で、鬼界ヶ島(きかいがしま)に流刑にされた俊寛僧都(しゅんかんそうず/中村勘三郎)、丹波少将成経(たんばのしょうしょうなりつね/中村七之助)、平判官康頼(へいはんがんやすより/中村勘之丞)の3人。そこに、都から恩赦を伝える船がやってきた。ところが、赦免船に乗れるのは3人で、成経が島で結婚した海女の千鳥(中村鶴松)は乗れないと分かる。さらに、使者の妹尾太郎兼康(せのおのたろうかねやす/片岡亀蔵)から、都で俊寛の妻が殺されたと聞いた俊寛は、妹尾を切り捨て、自分の代わりに千鳥を船に乗せて都に返す。船が去った後、1人になった俊寛は改めて、孤独に打ちひしがれる。
収録日/2011年10月22日
収録場所/鹿児島 三島村(硫黄島)
スタッフ・キャスト/
 演出:塚田圭一
 作:近松門左衛門
 出演:中村勘三郎、中村勘太郎、中村七之助、片岡亀蔵、中村勘之丞、中村鶴松

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業種
サービス業
本社所在地
東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル21F
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03-4330-8111
代表者名
山本 均
上場
東証プライム
資本金
50億円
設立
1984年12月