和歌山県白浜町の施設で「自己主権型アイデンティティ」の実証実験を実施
TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 安史、以下:TIS)は、個人が自分自身のデジタルアイデンティティ※1をコントロールできる「自己主権型アイデンティティ」のサービス展開に向け、和歌山県白浜町において実証実験を2021年11月12日~11月23日で実施することを発表します。 また、同期間に白浜町内で実施される観光促進企画「デジタルスタンプラリー※2」のアプリケーション(以下、アプリ)の提供も行い、スタンプラリーの応募において自己主権型アイデンティティを活用します。
※1 デジタルアイデンティティとは、氏名や年齢、電話番号、住所、マイナンバーなどの公的情報から、金融機関が持つ口座情報など、デジタル化された個人に紐づくあらゆる情報の総称。
※2 同時開催する和歌山県白浜町内の観光施設(17施設)を対象としたデジタルスタンプラリー企画。実証実験用アプリに同企画のスタンプラリー機能も搭載する。詳細は【参考1】【参考2】参照。
TISの「自己主権型アイデンティティ」のサービスは、利用者自身が個人主導でアイデンティティを管理し流通させる仕組みを提供し、あらゆるサービスがシームレスにつながるデジタル社会において利用者、サービサーへ安心感を与え正当性を高めます。
TISではデジタルアイデンティティの活用に向けて、ブロックチェーン技術を活用したCredify Pte.Ltd.(以下Credify社)のサービスを活用し、「自己主権型アイデンティティ」の活用を実現するアイデンティティ・リクエスタサービスを提供していく予定です。
<アイデンティティ・リクエスタサービスのイメージ>
目 的 :「自己主権型アイデンティティ」の将来的な展開に向けたサービスモデル及びシステム技術の検証。
実施期間:2021年11月12日(金)~11月23日(火)
実施場所:和歌山県白浜町 ホテルシーモア及びとれとれ市場
概 要 :実証実験参加者※3は自身のパーソナルデータ(氏名、性別、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス)をアプリに登録・保管し、それらを観光における以下のシーンで本人同意のもとサービス事業者へ共有します。これにより利用者が自身のデータを安全に共有できること、観光時の情報の手入力を無くし利便性が高まること、事業者側の事務作業効率化、新型コロナ下における人との接点軽減について、それぞれの効果を検証します。
<実証実験における活用シーン>
・ ホテルでのチェックイン手続き(対面)
・ お土産店での宅配便手配手続き(対面)
・ デジタルスタンプラリーへの応募および当選手続き(非対面)
採用技術:ブロックチェーン技術をベースに改ざんやなりすましを検証し、セキュアな自己主権型アイデンティティの仕組みを実現可能なCredify社の技術を採用。
※3 実証実験参加者は当社及び白浜町関係者
社会におけるデジタル化が進みパーソナルデータの利活用や利便性の高いサービスが期待される一方で、データ漏洩事件や不正アクセス被害、利用者の意図しないデータ共有、プライバシーリスクなどの問題が顕在化してきています。またこれを受けて世界各国で消費者のデータ保護に関する規制強化が進んでおり、サービス提供事業者にとってセキュリティとプライバシー保護は重要な経営課題になっています。
このような中で、TISはユーザーが自分自身の情報をコントロールする自己主権型アイデンティティの考え方に着目し、セキュリティ・プライバシーの担保と利便性の高いサービスの提供を両立させることで、安心・安全なデジタル化社会の実現を目指します。
■今後のTISの自己主権型アイデンティティ事業への取り組み
TISでは本実証実験を通して、自己主権型アイデンティティ活用における個人データの保護に向けた課題を洗い出すとともに、利用者が安心安全に様々なサービスを享受できるよう、自己主権型アイデンティティの事業化を目指していきます。
■Credify Pte. Ltd.について
Credifyは世界で高まるデジタルIDソリューションのニーズを満たすシンガポールのデジタルID企業です。シンガポール、日本、ベトナムで事業を展開しており、ブロックチェーンを利用したデジタルIDプラットフォーム「idX」を基盤とするソリューションは、国際的にも認められている企業です。
TIS株式会社について(https://www.tis.co.jp/)
TISインテックグループの TIS は、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型の IT ソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN 地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で 3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。
TISインテックグループについて
TISインテックグループはグループ社員約2万人が一体となって、強みを活かし、国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客様のビジネスを支えるITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして、未来の景色に鮮やかな彩りをつけていきます。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
◆本サービスに関するお問い合わせ先
TIS株式会社 金融事業本部 金融戦略事業企画部
自己主権型アイデンティティ企画担当:諸橋/前田
E-mail:did@ml.tis.co.jp
【参考1】和歌山県白浜町主催の観光促進企画「デジタルスタンプラリー」
・実施期間:2021年11月12日(金)~11月23日(火)
・実施場所:和歌山県白浜町内の観光施設
①白良浜、②三段壁、③千畳敷、④円月島、⑤平草原公園、⑥番所山公園、⑦崎の湯、⑧御船足湯、⑨柳橋足湯、⑩つくもと足湯、⑪アドベンチャーワールド、⑫エネルギーランド、⑬とれとれ市場、⑭歓喜神社、⑮フィッシャーマンズワーフ、⑯南紀白浜エアポート⑰JR白浜駅
・概 要:アプリをダウンロードし、各観光施設に設置されたNFCタグにスマートフォンをかざすことにより電子スタンプを取得。スタンプを最低3つ取得すると景品応募に参加が可能
【参考2】デジタルスタンプラリーアプリ「TRIP MATE」
スマートフォンにデジタルスタンプラリーアプリ「TRIP MAITE」をダウンロードし、スタンプラリーに参加いただきます。スタンプラリーの応募において自己主権型アイデンティティを活用しています。
図:ユーザーアプリケーション画面
<「TRIP MATE」アプリのダウンロード方法>
iOS:App Storeで「TRIP MATE」を検索
Android:Google Playで「TRIP MATE」を検索
※2 同時開催する和歌山県白浜町内の観光施設(17施設)を対象としたデジタルスタンプラリー企画。実証実験用アプリに同企画のスタンプラリー機能も搭載する。詳細は【参考1】【参考2】参照。
TISの「自己主権型アイデンティティ」のサービスは、利用者自身が個人主導でアイデンティティを管理し流通させる仕組みを提供し、あらゆるサービスがシームレスにつながるデジタル社会において利用者、サービサーへ安心感を与え正当性を高めます。
TISではデジタルアイデンティティの活用に向けて、ブロックチェーン技術を活用したCredify Pte.Ltd.(以下Credify社)のサービスを活用し、「自己主権型アイデンティティ」の活用を実現するアイデンティティ・リクエスタサービスを提供していく予定です。
<アイデンティティ・リクエスタサービスのイメージ>
■実証実験の概要
目 的 :「自己主権型アイデンティティ」の将来的な展開に向けたサービスモデル及びシステム技術の検証。
実施期間:2021年11月12日(金)~11月23日(火)
実施場所:和歌山県白浜町 ホテルシーモア及びとれとれ市場
概 要 :実証実験参加者※3は自身のパーソナルデータ(氏名、性別、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス)をアプリに登録・保管し、それらを観光における以下のシーンで本人同意のもとサービス事業者へ共有します。これにより利用者が自身のデータを安全に共有できること、観光時の情報の手入力を無くし利便性が高まること、事業者側の事務作業効率化、新型コロナ下における人との接点軽減について、それぞれの効果を検証します。
<実証実験における活用シーン>
・ ホテルでのチェックイン手続き(対面)
・ お土産店での宅配便手配手続き(対面)
・ デジタルスタンプラリーへの応募および当選手続き(非対面)
採用技術:ブロックチェーン技術をベースに改ざんやなりすましを検証し、セキュアな自己主権型アイデンティティの仕組みを実現可能なCredify社の技術を採用。
※3 実証実験参加者は当社及び白浜町関係者
社会におけるデジタル化が進みパーソナルデータの利活用や利便性の高いサービスが期待される一方で、データ漏洩事件や不正アクセス被害、利用者の意図しないデータ共有、プライバシーリスクなどの問題が顕在化してきています。またこれを受けて世界各国で消費者のデータ保護に関する規制強化が進んでおり、サービス提供事業者にとってセキュリティとプライバシー保護は重要な経営課題になっています。
このような中で、TISはユーザーが自分自身の情報をコントロールする自己主権型アイデンティティの考え方に着目し、セキュリティ・プライバシーの担保と利便性の高いサービスの提供を両立させることで、安心・安全なデジタル化社会の実現を目指します。
■今後のTISの自己主権型アイデンティティ事業への取り組み
TISでは本実証実験を通して、自己主権型アイデンティティ活用における個人データの保護に向けた課題を洗い出すとともに、利用者が安心安全に様々なサービスを享受できるよう、自己主権型アイデンティティの事業化を目指していきます。
■Credify Pte. Ltd.について
Credifyは世界で高まるデジタルIDソリューションのニーズを満たすシンガポールのデジタルID企業です。シンガポール、日本、ベトナムで事業を展開しており、ブロックチェーンを利用したデジタルIDプラットフォーム「idX」を基盤とするソリューションは、国際的にも認められている企業です。
TIS株式会社について(https://www.tis.co.jp/)
TISインテックグループの TIS は、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型の IT ソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN 地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で 3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。
TISインテックグループについて
TISインテックグループはグループ社員約2万人が一体となって、強みを活かし、国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客様のビジネスを支えるITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして、未来の景色に鮮やかな彩りをつけていきます。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
◆本サービスに関するお問い合わせ先
TIS株式会社 金融事業本部 金融戦略事業企画部
自己主権型アイデンティティ企画担当:諸橋/前田
E-mail:did@ml.tis.co.jp
【参考1】和歌山県白浜町主催の観光促進企画「デジタルスタンプラリー」
・実施期間:2021年11月12日(金)~11月23日(火)
・実施場所:和歌山県白浜町内の観光施設
①白良浜、②三段壁、③千畳敷、④円月島、⑤平草原公園、⑥番所山公園、⑦崎の湯、⑧御船足湯、⑨柳橋足湯、⑩つくもと足湯、⑪アドベンチャーワールド、⑫エネルギーランド、⑬とれとれ市場、⑭歓喜神社、⑮フィッシャーマンズワーフ、⑯南紀白浜エアポート⑰JR白浜駅
・概 要:アプリをダウンロードし、各観光施設に設置されたNFCタグにスマートフォンをかざすことにより電子スタンプを取得。スタンプを最低3つ取得すると景品応募に参加が可能
【参考2】デジタルスタンプラリーアプリ「TRIP MATE」
スマートフォンにデジタルスタンプラリーアプリ「TRIP MAITE」をダウンロードし、スタンプラリーに参加いただきます。スタンプラリーの応募において自己主権型アイデンティティを活用しています。
「TRIP MATE」アプリはiOS、Android端末で使用できます。
図:ユーザーアプリケーション画面
<「TRIP MATE」アプリのダウンロード方法>
iOS:App Storeで「TRIP MATE」を検索
Android:Google Playで「TRIP MATE」を検索
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